5月に開催される2つのFerrari Tribute、タルガ・フローリオとミッレミリアGT&スポーツカー
フェラーリ(Ferrari S.p.A、本社:伊・モデナ県マラネッロ、CEO:アメデオ・フェリーサ)は3月10日、ティフォシー待望のイベント、Ferrari Tributeタルガ・フローリオとFerrari Tributeミッレミリアへのエントリーを開始した。
今年、両イベントは数日の間隔を置いて 5 月に開催される。まず、タルガ・フローリオだが、シチリア島で開催されるイベントAutomobile Club d’Italia(ACI)が今年、Madonie classic関連イベントと一緒に今回、歴史的なGT レースがかつて行われていた 5 月に行われる。
つまり今年の 5 月には、Italian Rally Championship、Historic Rally、 Regularity Trial、Historic Speed そして Ferrari Tribute が同時に開催されることになる。これはフェラーリファンにとっては絶対に見逃せない機会となりそうだ。
フェラーリのオーナーは、ファン・マヌエル・ファンジオ、アルトゥーロ・メルツァリオそしてニーノ・ヴァッカレラといった偉大なドライバーがかつて走った同じコースで、Regularity Trialを競い合うことができる。参加車両は年式等は問わない。すべてのフェラーリのオーナーの参加を呼び掛けている。
コースは、シチリア島の絶景を楽しめるワインディングロードで、ドライバーは世界で最も美しい場所からスタートし、そしてフィニッシュする。
パルレモのテアトロ・マッシモ、アグリジェントの神殿の谷、そして壮大なチェファルを満喫できるだろう。 エントリー は3 月31日まで受け付けている。
そしてブレシアからローマへ、再びブレシアへと向かうミッレミリアは、5 月 18 日から 22 日にかけて開催される。
このヒストリックレースは、エンツォ・フェラーリが「世界のミュージアムを旅するユニークなレース」と褒め称えた伝説のレースで、ブレシアからローマへ、そして再びブレシアに戻るレースとなる。
34回目を迎える今年は、オリジナルイベントのレクリエーションとして、ミッレミリアの少なくともひとつのエディションでレースを行った22 台のフェラーリが主役となる予定だ。
この 22 台のフェラーリは、 Regularity Trial に参加するあらゆる年代のフェラーリの Ferrari Tributeクライアントによって提供される。
オーナーは、クレメンテ・ビオンデッティ、ジャンニーノ・マルゾット、エウジェニオ・カステロッティ、そしてピエロ・タルッフィといったドライバーによって築き上げられた壮大なコースを、自身のフェラーリを満喫することができる。
特に第一レグが行われるヴァレッジオ・スル・ミンチョ、フェラーラそしてリミニは絶景だろう。
さらに参加者は、ローマで豪華なナイトパレードを愉しむ。最終レグでは、フィレンツェ、パルマ、そしてクレモナで美味の料理が提供され、最後はモンツァサーキットに寄った後、ブレシアでクライマックスのフィニッシュを迎える。 エントリー は 4 月 11 日まで受け付ける。