「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

ZF、過酷なモータースポーツシーンで勝ちを狙えるAT開発に成功

ATがモータースポーツシーンで新たな歴史を切り拓く

ZFことゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン社(本社:本社:独バーデン・ヴュルテンベルク州フリードリヒスハーフェン、CEO:シュテファン・ゾンマー、以下、ZF)が開発してきた「8HP」型オートマチック・トランスミッション(AT)は、2014年シーズン以降、「BMW M235i Racingカップ」(ワンメイクレース)の実戦環境で持てる潜在能力を着実に積み重ねてきた。

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そうしたチャレンジの連続を踏まえてZFは、次なる進化の形として、このほど新たな「8P45R」型モータースポーツ向けトランスミッションを発表。大きく性能向上が図られた超軽量設計の同ATは、先の10月末、ニュルブルクリンクで開催されたVLNレースでデビューを果たした。

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レジェンドカーのためのポルシェクラシックセンター、オランダに誕生

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は11月26日、世界初のポルシェ クラシックセンター・ヘルデルラントを、オランダのアルンヘム近郊に開設。あらゆる年代のツッフェンハウゼンで生産されたポルシェ クラシックカーのためのサービスを開始した。

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クラシックスポーツカー専用のサービス、ワークショップ、および販売設備が一棟の中に集結するのはこれが世界初となる。

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ジェイテクト、トムソン・ロイター社「Top100グローバル・イノベーター」初受賞

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株式会社ジェイテクト(本社:大阪市中央区南船場3丁目5番8号、代表取締役社長:新美篤志)は、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業・機関を選出する「Top100グローバル・イノベーター2015」に選出された。同社にとっては初めての受賞となる。

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トヨタ、プリウス試乗記。「先駆け」の変化に応えた新たな挑戦

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プリウスという名に与えられた「先駆け」の意味の変化

1997年に「先駆け」を意味するラテン語名で登場。電動モーターとレシプロエンジンによる世界初の量産ハイブリッドカーとなったプリウス。

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初代プリウス

この初代「NHW10」型から、歴代で4代目を迎えた新型プリウスは、フランクフルトショー直前の9月8日(日本時間9日午後)、米ネバダ州・ラスベガスでその全容の初お披露目を行った。

MOTOR CARS読者の諸兄は、そうした登場の流れから、新型プリウスに、これまでとは違った文脈を読み取る向きもあるだろう。

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ボッシュ、二輪車の車線変更を支援する初のアシスタンスシステムを開発

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独のロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner <フォルクマル・デナー>、以下、ボッシュ)は、国内外初の二輪車向けアシスタンスシステムとして、ライダーの安全な車線変更を支援する「サイドビューアシスト」を開発した。

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このシステムは、4つの超音波センサーを使用して周囲を監視し、ライダーの安全な車線変更を支援する。

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大日本塗料、高速道路の建設・管理技術の展示会「ハイウェイテクノフェア2015」に出展

大日本塗料株式会社(本社:大大阪市此花区西九条6-1-124、代表取締役社長:岩淺壽二郎、以下、DNT)は、 「ハイウェイテクノフェア2015」 に出展する。

同展示は、東京ビッグサイトにて11月25日(水)・26日(木)に開催され、NEXCOグルー プ、首都高速道路グループ、阪神高速道路グループ等も出展し、高速道路に関する新技術・新工法、 資機材及び現場の支援システム、環境技術等を紹介する展示会。

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KYB、移動体向け通信端末を開発

KYB株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:中島康輔、旧カヤバ工業株会社、以下、KYB)は従前の通信端末技術をもとに、自動車等の移動体(以下 移動体等)に向けた信頼性を備えた通信端末と、取得した情報をサーバで管理するシステムを開発した。

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国土交通省、ディーゼル乗用車等への不正ソフトの使用を禁止へ

本年9月、フォルクスワーゲン社が海外で販売していたディーゼル車の一部に、排出ガスを低減する装置を実際の走行では働かないようにする不正ソフトが使用されていたことが発覚した。

国土交通省はこれを受けて、ディーゼル乗用車等への不正ソフトの使用を禁止するべく、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号)の所要の改正について11月20日に公布、施行を開始した。

同省発表の主な改正概要は以下の通り。 続きを読む 国土交通省、ディーゼル乗用車等への不正ソフトの使用を禁止へ

旭硝子、99%UVカットの「UVベールPremium Privashield」を販売開始

AGC(旭硝子株式会社・本社:東京千代田区、社長:島村琢哉、以下、AGC)は11月20日、自動車のリアドアガラス・リアガラスにおいて紫外線(UV)を約99%カット(※1)しながら、赤外線(IR)もカットする「UVベール Premium Privashield(TM)(プライバシールド)」の販売を開始した。

同社によると、これにより世界で初めて(※2)、自動車の全方位からのUV約99%カットを達成したという。

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ケーヒン、HV車用の中核部品IPMを量産開始

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ハイブリッド車用新型パワーコントロールユニットの中核部品であるインテリジェントパワーモジュールを量産

株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は、「第44回東京モーターショー2015」で初公開したばかりのハイブリッド車の発電用及び走行用モーターをコントロールする自社開発の新型パワーコントロールユニット(PCU)の中核部品、インテリジェントパワーモジュール(IPM)の量産を11月20日から宮城第二製作所で開始し、ラインオフ式を実施した。

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ショーワ、EICMA2015で公道用サスペンションキットを初公開

モータースポーツで磨き上げた路面追従性と、量産パーツ並みの耐久性を両立

株式会社ショーワ(本社:埼玉県行田市、社長:杉山伸幸)は、世界最大のモーターサイクルショー『EICMA2015(ミラノショー)』に於いて、来年度より一般ユーザー向けへリリース予定のオプションパーツ第一弾となる、公道用最高峰のサスペンションキットを初公開した。

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ボルボ、自動運転車を叶える「コンセプト26」を発表

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ボルボ・カーズ(本社:ヴェストラ・イェータランド県・イエテボリ、CEO:ホーカン·サミュエルソン、以下ボルボ)によると、同社が進めている自動運転のリサーチによって、誰しもが体験している毎日の自動車通勤が「運転する喜びを奪ってしまっている」、ということが判ってきたと云う。

人々が運転を車に任せたいと最も思うのは、通勤と長距離の高速道路走行の時であるのだと云う。このことに基づきボルボは「コンセプト26」を開発した。

https://www.youtube.com/watch?v=EC5WTyQoxBY

「26」の由来は、北米における毎日の自動車での平均通勤時間が26分であることを反映している。この26分を、ストップ-ゴーを繰り返す以上の、有意義な時間に変えたいとの思いを込めて「コンセプト26」と名付けた。

ボルボは、ドライバーに選択と自由を与える取り組みに着手している。それは、運転を積極的に楽しむことと、何か運転以外のことをしたい時には、車に運転を任せるという自由である。

ボルボのインテリアデザイン担当副社長・ロビン・ページ氏は、 続きを読む ボルボ、自動運転車を叶える「コンセプト26」を発表

ボッシュ、国際的な二輪車展示会ミラノ・EICMA2015に初参加

ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner <フォルクマル・デナー>、以下、ボッシュ)は、今年4月に新設されたビジネスユニット「モーターサイクル・パワースポーツ(13ホール、O62)」として、初めてEICMA2015に参加した。

同ビジネスユニットには、テクノロジーとサービスのプロバイダーであるボッシュがこれまで蓄積してきた二輪車に関するノウハウを結集させ、ボッシュが自動車向けに開発した製品とサービスから未来の二輪車のための新しい有益なソリューションを生み出している。

同社が出展した主な技術内容は以下の通り。 続きを読む ボッシュ、国際的な二輪車展示会ミラノ・EICMA2015に初参加

メルセデス・ベンツ日本、新車整備センターが新車整備累計100万台を達成

長期保有ユーザーの車両をオリジナルに近い状態にする「ヤング・クラシックリフレッシュプログラム」も開始

メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社: 東京都港区、社長:上野 金太郎、以下MBJ)は、新車整備センター(以下VPC)における国内新車整備台数が、累計100万台を達成したと発表した。

VPCは、日本のMBJユーザーのために、ドイツをはじめとする世界各国の生産工場から輸入された新車を、責任をもって点検、整備するための施設である。

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トヨタ、カローラフィールダー他リコールの届出

トヨタ自動車株式会社から、平成27年11月18日国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出があった。

リコール届出番号:3677
リコール開始日:平成27年11月19日 続きを読む トヨタ、カローラフィールダー他リコールの届出

三菱電気、モービルマッピングシステム搭載「路面性状計測車両」市場投入

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三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柵山 正樹、以下、三菱電機)は、三菱モービルマッピングシステム(以下MMS)を搭載した「路面性状計測車両」を製品化し市場投入した。

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