ステランティス.N.V(本社:オランダ・アムステルダム、CEO:アントニオ・フィローサ)は9月23日(オランダ・アムステルダム発)、欧州自動車市場の今年最初の8ヶ月間に於けるハイブリッド車販売で、165万台を超える登録台数を記録した。
同社は、フランスやイタリアなどの主要市場での販売優位性を保ち、例えば乗用車市場も16.7%の市場シェアを獲得。現在、同セグメント分野でも市場2位の地位につけている。
加えてEU30域内のハイブリッドセグメントでも前年同月比4.9ポイント増(シェア18%超)と、引き続きセールス実績をリードし続け、特にプジョーは前年比で7位上昇するなど極めて最も高い成長を記録しているという。
この成果についてステランティスでコマーシャル・オペレーションズ・オフィサーを務めるルカ・ナポリターノ氏は、「8月累計で既に登録台数が165万台を突破したことは、非常に好ましい兆候です。
なかでもステランティスが伝統的に強いリーダーシップを維持し続けてきた商用車セグメント(ステランティス プロワン)では、小型商用車(LCV)市場全体が10%急落したにも関わらず、8月と年初来の両方で市場をリードして年初来シェア29.5%を獲得。
同領域はBEV LCVセグメントでも欧州のリーダーであり続け、G10諸国のうち7か国でも第1位を獲得。この好調な業績は特に喜ばしい成果です。
そうした実績のなかに於いても特にハイブリッド車セグメントでの成績は特筆に値します。
シトロエンC3、フィアット・グランデ・パンダ、オペル・フロンテーラといったモデルが着実に市場から認められ、当社は最近トップの座を獲得するなど大きく成長を続けています。
更に前年比を大きく超える成長を続けられている地域や市場に関しては、販社や販売網に携わるステークホルダー各位に格別の感謝の意を表したいと思います。
なかでも特にオーストリア、ベルギー、イタリア、ポーランドは、過去1か月間、実に素晴らしい業績を残してくれています。
より具体的にフランスでは、ステランティスが8月と年初来で市場シェア29.5%を獲得して乗用車、小型商用車、電気自動車(BEV)の全セグメントでトップの座を占めています。
ステランティスの乗用車3台がベストセラー上位5位にランクイン(プジョー 208が2位、シトロエン C3が4位、プジョー 2008が5位)、電気自動車(BEV)2台がベストセラー上位5位にランクイン(シトロエン ë-C3が2位、プジョー e-208が5位)。
アルファロメオはプレミアムセグメントで55%の成長を遂げており、イタリアでもステランティスが29.8%のシェアでトップに立っています。
勿論フィアットは引き続きトップセラーブランドであり、パンダハイブリッドが市場をリードしています。ジープ・アベンジャーは8月と年初来の両方でSUVのベストセラーとなり、フィアット・グランデ・パンダは8月のB-BEVセグメントでトップとなりました」と結んでいる。