実機を再現した機体で未来のモビリティをよりリアルに体感
「空飛ぶクルマ」の開発・ドローンサービスを提供するSkyDrive(スカイドライブ/本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO:福澤知浩)は4月21日、2025年・日本国際博覧会(大阪・関西万博)の期間中、会場内の「空飛ぶクルマ ステーション」で空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」のフルスケールモック展示をする。
上記「空飛ぶクルマ ステーション」は、空飛ぶクルマが実装された未来社会を体感できる展示施設。ここで「SKYDRIVE(SD-05型)」の実機体のフルスケールモックが展示される。そのサイズは、全長約11.5m、全幅約11.3m、高さ約3m(ローター含む)の実機サイズで製作されたモデルとなっている。
SKYDRIVE(SD-05型)の、ルスケールモックの一般展示は今回が初。事前予約をすれば、モックへの搭乗もできる用意をしているという。
ちなみに展示されるSKYDRIVE(SD-05型)は、パイロット1名と乗客2名の3人乗りの機体で、ビル屋上など限られたスペースへの離着陸も可能な電動で環境に優しいモビリティ。
機内は快適性を重視して設計されており、乗客一人ひとりにゆったりとしたスペースを確保。後部座席では2名が並んで空の移動を楽しむことができる。また大きく取られた窓からは広々としたパノラミックビューが楽しめ、まるで空に浮かんでいるような開放感と臨場感が味わえる。
実機モックの展示にあたり、機体のデザインディレクターを務める山本卓身氏は、「〝空をもっと身近に、移動をもっと自由に〟この機体には、そんな未来への想いが込められています。
空飛ぶクルマは、単なる移動手段の進化ではなく、都市と自然、人と人との距離を再定義する存在です。デザインでは、機能性と美しさの両立を追求し、100年先の空の道を思い描けるような造形を目指しました。未来の空に調和し、新たな風景をつくる一台となることを願っています」と機体について説明している。
展示詳細と予約方法は以下の通り
名称:空飛ぶクルマ【SKYDRIVE】のフルスケールモックに搭乗体験
場所:エンパワーリングゾーン内「空飛ぶクルマ ステーション」
期間:2025年4月17日(木)~10月13日(月・祝)
・展示機体を眺めるのみの場合は予約なしで可能。
・搭乗希望の場合は、空飛ぶクルマ ステーションの入館予約が必要。
予約・抽選ガイド:https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/reservation/
*但し展示・搭乗とも都合により、入館・体験できない日時あるため注意されたい。
空飛ぶクルマ ステーションの場所(提供:2025年日本国際博覧会協会)
ちなみに「空飛ぶクルマ」とは、電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段を指す。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれている。
引用元:国土交通省(令和6年4月付) https://www.mlit.go.jp/koku/content/001739488.pdf