本田技研工業株式会社から、平成27年5月29日、国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出があった。
不具合の部位(部品名) エアバッグ装置(インフレータ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:特定の助手席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
改善措置の内容:全車両、予防的措置として、助手席側エアバッグインフレータを平成27年5月14日付け、届出番号「3568」に含め、年式の古いものから新品と順次交換、回収して原因調査を実施する。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席側エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動し
ない旨の警告を表示する。
不具合件数:0件
事故の有無:無し
発見の動機:取引先からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・使用者:交換用部品の準備ができた段階でダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3582のステッカーを貼付する。