JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は、女優の吉田 羊さんが出演するテレビCM「ENEOSでんき 彼女の反応 その2」のオンエアを関東1都6県、山梨県、静岡県で開始した。
https://www.youtube.com/watch?v=n2MXsteNiTE&nohtml5=False
同社は、2003年から電力事業に参入し、オフィスビルや学校などに電力供給してきた「実績」を背景に家庭用電力の販売に本格参入した。
JXエネルギーの強みは、ガソリン・軽油・灯油の割引販売にある。具体的には、同社の同サービス関連に紐付く提携カードで支払うとマイルやポイント、そのほかTポイントが貯まるなどの特典を売り込んでおり、2016年1月15日の受付開始以来、現在、約10万件の申し込み実績を獲得している。
一方、東京都は4月8日に、太陽光など再生可能エネルギーで発電した電力を調達・供給する新電力のモデル事業を東京都環境公社が、まずは公社施設対象に7月から始めると発表。
地域のガス会社を筆頭するエネルギー事業社だけでなく、日本全国において地域自治体の電力事業参入も相次いでいる。東京都・詳細< http://www.tokyo-co2down.jp/action/fit-2/ >
ちなみに東京都の場合、電力はバイオマスの気仙沼地域エネルギー開発(宮城県気仙沼市)、太陽光の調布まちなか発電(東京都調布市)の2社から調達する構えだ。
※上記協力事業社
みやまスマートエネルギー株式会社
・資本金:2000万円
(福岡県みやま市55%、九州スマートコミュニティ(株)40%、(株)筑邦銀行5%)
・平成27年2月設立、同11月より電力供給開始。
・現在、福岡県みやま市公共施設等に合計約6,000kWの電力を供給。
・自治体の広域連携による自治体PPS事業化調査等を実施(経産省補助事業)
その宮城県では、県内の東松島市で市商工会、市社会福祉協議会が共同出資する一般社団法人「東松島みらいとし機構」が事業主体で、一般家庭向けを含む地産地消型の電力事業に参入する。
その他、沖縄県での動きなど、いずれも7.5兆円という巨大市場参入を目指していると見られるものの、現実の消費者側の反応はさほど芳しくない。
公的機関の「電力広域的運営推進機関」によると、3月25日までに、日本国内全域の消費者が電力契約を切り替えた件数は、全体の0.5%程度の37万8400件に留まっている。
1.CMタイトル :ENEOSでんき 彼女の反応 その2
2.オンエア開始日 :2016年4月8日(金)
3.放送エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、山梨県、静岡県
4.放映番組:
・水:テレビ朝日系列「水曜ドラマ」
・土:TBS系列「新・情報7DAYSニュースキャスター」
・日:日本テレビ系列「ザ!鉄腕!DASH!!」