スーパーフォーミュラ、SUGOで2スペックタイヤテストを実施


6月7日・8日にスポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラのエンジンメーカーテストが行われ、両日ともドライコンディションのもとホンダとトヨタのテスト車両各1台が走行した。

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このテストでは、今季の後半戦に向けた両エンジン・マニュファクチャラーのエンジンテストに加えて、横浜ゴムのスーパーフォーミュラ用ADVANレーシングタイヤもテストされた。

ADVANレーシングタイヤのテストについては、先の第2戦岡山大会でのサタデーミーティングで公表された、第4戦ツインリンクもてぎ大会(8月20日・21日)で導入予定の2スペックタイヤへの準備となるもの。

「Sタイヤ」と称される2スペック目のタイヤは、よりグリップ性能が高く、予選やレースの展開を更に面白くすることが期待される。

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今回のテストでは、その仕様を決定するために、数種類のタイヤが試されたが、第1戦、第2戦で使われたタイヤよりも0.5秒から1秒ほど速いタイムをマークした。

今回テストされたタイヤについては、「グリップが良い」「グリップの限界付近での操縦性も優れている」など、ドライバーたちからも好評だった。

Sタイヤについては、今回の結果をもとにさらに改良と検討が加えられ、その改良版が第3戦富士スピードウェイ大会翌日に全チーム参加で行われるテスト(7月18日/富士スピードウェイ)で試されることになっている。

テストドライバー
○6月7日
– ホンダ No.05 野尻智紀(午前)/ストフェル・バンドーン(午後)
– トヨタ No.00 ジェームス・ロシター(午前・午後とも)

○6月8日
– ホンダ No.05 野尻智紀(午前)/ストフェル・バンドーン(午後)
– トヨタ No.00 ウィリアム・ブラー(午前・午後とも)