国交省、高速道路での今後の逆走対策に関するロードマップを発表


2020年計画、同年までに高速道路での逆走事故ゼロを目指す

国土交通省は3月29日、高速道路での逆走対策に関して、今後の進め方を示した全体行動計画( ロードマップ) をとりまとめた。

高速道路での逆走は、概ね2日に1回の割合で発生しており、逆走車両だけでなく、正しく走行している車両も巻き込まれる悲惨な事故があとを絶たない。

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こうした背景から、国土交通省では、平成27年11月に「2020年までに高速道路での逆走事故ゼロをめざす」目標を公表した。

その目標を達成するため、「高速道路での逆走対策に関する有識者委員会」、「高速道路での逆走対策に関する官民連携会議」を設置し、対策の方針、進め方等についての検討を進めている。

今般、これまでの検討結果を踏まえ、今後の逆走対策の進め方に関する全体行動計画をとりまとめた。

(ポイント)
○ 道路側、運転者側、自動車側それぞれから、ハード・ソフト面での重層的な逆走対策を講じていく

○ 逆走原因の分析、講じた対策のフォローアップを継続的に実施し、新たな対策の検討を進めていく

詳細資料 http://www.mlit.go.jp/common/001125160.pdf