アイシン・エィ・ダブリュ株式会社(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:川本睦)は、トヨタ自動車と新FF2モータハイブリッドトランスミッションを共同開発し、新型プリウスに搭載した。
同社がトヨタ自動車株式会社と共同開発した2モータハイブリッドトランスミッションは、コンパクト化・低燃費化を目指し、レイアウトを抜本的に変更。これにより、従来型に対して全長を47㎜短縮、かつ約20%損失低減を実現している※。
また、当社はFF車向けだけでなく、FR車向けのハイブリッドトランスミッションも開発しており、トヨタ自動車向けのハイブリッド車を中心に、さまざまな車両に採用されている。
同社では「今後も環境に優しいクルマづくりに向けて、技術開発を進めてまいります」と述べている。
※モータの搭載位置を2つの軸に分ける複軸配置に変更。また、モータのトルクを増幅させるリダクションギヤを、遊星歯車から平行軸ギヤ式に変更した。