アイシン(本社所在地:愛知県刈谷市、代表取締役社長:吉田 守孝)は4月24日、広州汽車集団
(略称:广汽集团/GAC Group/本社:中国・広州市、董事長:冯兴亚)が設計するPHEV向けハイブリッドユニットの受託生産を開始した。
広汽集団が上海モーターショーで公開した「传祺向往S7」に搭載される当該製品は、アイシンと広汽集団の合弁会社、広汽愛信自動変速器有限公司(中国・広州市)で生産する。
アイシンは、これまでも合弁会社の設立の他、オートマチックトランスミッションやサンルーフの供給を行うなど、广汽集团との良好なパートナー関係を構築してきた。
今回の受託生産では、アイシンがこれまで培ってきたものづくり力、生産技術力を活かし、高品質で魅力ある製品を迅速かつ適切に提供していくと話している。
また、当該製品の生産開始により、広汽愛信自動変速器有限公司は、中国に於ける2か所目の電動ユニット生産拠点となり、同社は電動化に対するグローバル生産体制の構築を着実に推進していく。
なお最後にアイシンは、これからも環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現していくという。