富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は12月14日、スバルWRX(米国仕様車)に搭載されている「FA20」型2.0ℓ水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”エンジンが、米国の自動車専門メディアであるワーズ社の2016 ワーズ「10ベストエンジン」賞(Ward’s 10 Best Engines)に選出されたと発表した。
スバルとしては、2003年、2009年の「EJ25」型2.5ℓ水平対向4気筒ターボエンジンの受賞、2012年の「FA20」型2.0ℓ水平対向4気筒エンジンの受賞、2014年の「FA20」型水平対向4気筒直噴ターボエンジンに続く、2年連続5度目の受賞となった。
同社AWDスポーツ車のWRXは、268hp/5,600rpm、258lb.-ft./2,000-5,200rpmを発揮する「FA20」型2.0ℓ水平対向直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載。
高い動力性能を発揮しながらも、ハイウェイ走行で28MPG(マイル・パー・ガロン:1ガロンあたりのマイル走行距離)の優れた環境性能*も実現。
今受賞にあたっては、この動力性能と環境性能の両立が評価され、ノミネートされた31のパワートレーンの中から「10ベストエンジン」賞に選出されたもの。
ワーズ「10ベストエンジン」賞は、毎年米国で販売される量販車に搭載されているエンジンの中から選出され、販売価格が61,000ドル以下の車両に搭載されていることが受賞の条件となっている。選考委員は、エンジンの出力、トルク、ドライバビリティ、燃費、振動、騒音などについて評価を行い選出した。