三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、2016年度(2017年3月期)の業績見通しについて、同社が公表した4月20日の「当社製車両の燃費試験における不正行為」により開示を見合わせていた。
その後、6月17日に全ての調査結果と再発防止策を国土交通省へ報告。その全容を明らかにした事を踏まえ、損益影響が見通せる状況になったとし、6月22日に2016年度の業績見通しを公表した。
具体的には、2016年度(2016年4月1日~2017年3月31日)の業績見通しは以下の通りとしている。
(1) 業績見通し
売 上 高: 1兆9,100億円、前年度比3,578億円(16%)減
営業利益: 250億円、前年度比1,134億円(82%)減
経常利益: 320億円、前年度比1,090億円(77%)減
当期純利益(*): ▲1,450億円、前年度比2,176億円減
(*)親会社株主に帰属する当期純利益
(2) 販売台数計画
962千台、前年度比86千台(8%)減
(地域別内訳)
日本: 60千台、前年度比42千台(41%)減
北米: 138千台、前年度比3千台(2%)増
欧州: 187千台、前年度比19千台(9%)減
アジア: 331千台、前年度比9千台(3%)増
その他地域: 246千台、前年度比37千台(13%)減