三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柵山 正樹、以下、三菱電機)は、三菱モービルマッピングシステム(以下MMS)を搭載した「路面性状計測車両」を製品化し市場投入した。
同車両は、「適切な精度で計測処理できる性能」が認められ、本年7月に一般財団法人土木研究センターが実施した「路面性状自動測定装置の性能確認試験」に合格した※。
※公共事業などでの路面性状調査業務は、(一財)土木研究センターの試験に合格している「路面性状計測車両」での計測が求められている。
【製品の特長】
3次元空間位置データを用いた計測で、路面の経年変化の調査・管理が容易に
・3次元空間位置データで計測位置を特定することで、容易に経年変化の調査が可能。
・路面性状を計測しながら自動的に3次元空間位置データに紐付けし、計測作業を効率化。
・位置情報を含む計測データを蓄積することで、経年劣化のモニタリング精度を向上。
小型車両(SUV車)を採用し、計測可能な道路範囲を拡大
・計測機器に小型のレーザー照明とラインカメラを採用し、小型車両(SUV車)への搭載を実現。
・機動性の高い小型車両は狭い道路でも走行可能で、計測可能な道路範囲が拡大。
道路維持作業用自動車の申請(自治体申請)が不要
・白色照明ではなくレーザー照明を採用することで自治体申請を不要とし、購入直後から使用可能。