LEXUS SHORT FILMS第3弾、起用監督4名を発表


LEXUSは、ザ・ワインスタイン・カンパニー(以下ワインスタイン社)とともに、米国・カリフォルニア州のUptown Theatreで開催されたNapa Valley Film Festival閉幕式において、LEXUS SHORT FILMS第3弾に起用する監督を下記の通り発表した。

4,000を超える応募の中から、厳正な審査を経て選ばれたのは、アレクシィ・ミシャリク氏、ムン・ビョンゴン氏、ダミアン・ウォルシュ=ハウリング氏、ピッパ・ビアンコ氏の4名となった。

LEXUSは、“ANTICIPATION(予見)”をテーマに7月、LEXUS SHORT FILMS第3弾としてショートフィルムを制作する監督を募集したが、今年は、LEXUS SHORT FILMS史上初めて映画監督を一般公募し、Withoutaboxを通じて世界中の意欲的な映画監督を募った。

選出した4名の監督には、LEXUSとワインスタイン社の協力のもとでショートフィルムを制作し、世界各地で開かれるフィルムフェスティバルに参加する。

また、制作された作品は劇場配給も行われる。さらに監督たちはワインスタイン社とのファーストルック契約*を得ることができるほか、今後の制作活動のために自宅用映画制作・編集セットが贈られる。

制作された作品は、2016年のNapa Valley Film Festivalにおいて、初めて全4作品が一挙に上映される。
* ファーストルック契約 作品制作に関する優先交渉権契約の一形態。

LEXUS SHORT FILMS第3弾 選出監督は以下の通り

lexus-short-films-3rd-appointed-director-four-announces20151118-2アレクシィ・ミシャリク(フランス)
『ル・テスク家の殺人』、『Terre de lumière』、『Kaboul Kitchen』といったテレビ映画、ドラマシリーズに加え、ビリー・ゼイン、ディアーヌ・キュリス、サフィ・ネヴゥ、ヤン・サミュエル、フェルナンド・コロモ、ダニエル・トンプソン、アレクサンドル・アルカディ監督による長編映画に出演した実績をもつ俳優であり、映画監督。

また、トマ・ル・デュアレク演出による喜劇『Le Dindon』やイプセン、ストリンドベリの『Les Fleurs Gelées』といった舞台における名演技でも知られる。

劇団Los Figarosの創設者であり、2013年に『Au Sol』、2014年に『Pim-Poum le petit Panda』と2本のショートフィルムを監督した後も脚本家としてのキャリアを追求しつづけ、初の長編映画『Escort Boys』を監督することになっている。

lexus-short-films-3rd-appointed-director-four-announces20151118-1ムン・ビョンゴン(韓国)
ソウルの中央(チュンアン)大学を卒業し、2008年International College Peace Film Festival短編コンペティション部門に選出された『No More Coffee Break』の監督として知られる。

ショートフィルム『不滅の男』で2011年カンヌ映画祭批評家週間の短編コンペティション部門に招待され、2013年に監督したショートフィルム『SAFE』で2013年カンヌ映画祭パルムドール賞を受賞。

lexus-short-films-3rd-appointed-director-four-announces20151118-4ダミアン・ウォルシュ=ハウリング(オーストラリア)
オーストラリアのセント・キルダやフリッカーフェスト、アメリカのナッシュビル、スイスのロカルノなど国際映画祭の公式コンペティション部門で最近上映された最新ショートフィルム、『Suspended』で最もよく知られる俳優であり、映画監督。

デビュー作となる2007年のショートフィルム『The Bloody Sweet Hit』でも知られている。ストーリーテリングに高い関心があり、文化的に多様なストーリーと役柄を追及し、世界中を廻る。

また、テレビドラマ『Underbelly』シリーズのオリジナル版においては、メルボルンで最も愛されている殺人犯、アンドリュー・ベンジー・ヴェニアミンを演じ、AFI 最優秀助演男優賞を受賞。

lexus-short-films-3rd-appointed-director-four-announces20151118-3ピッパ・ビアンコ(アメリカ合衆国)
イエール大学でフォトグラフィーを学んだ映画監督で、現在はビヨンセのパークウッド・エンターテイメントにおいて脚本と制作を手がけ、ロサンゼルス郡立美術館の委託で監督を務め、近日公開される『Bleed For This』では脚本をクレジットされている。

ブレイデン・キングの『ヒア』(2011年サンダンス)やレスリー・ヘッドランドの『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』(2012年サンダンス)で助手を務めるなど、インディペンデント映画からそのキャリアを歩み始めて以降、テルライド映画祭やSXSW映画祭を始めとする数々の映画祭における選出、受賞歴をもつ。

また、2014年には、American Film Instituteの女性監督プログラムフェローシップに選ばれた9名中の1名となり、この間、提出したショートフィルム『Share』は、今年のカンヌ映画祭のシネフォンダシヨンで1等賞を受賞。AFIにおける成功に引き続き、2015-2016年期はYaddoのFilmmaker-in-Residenceでも活動した。

以下は主催者のコメントとなる
Lexus International Executive Vice President マーク・テンプリン
ワインスタイン社とのパートナーシップによって開催するLEXUS SHORT FILMS第3弾で、今年も再び、ショートフィルムを通じて、新進気鋭の映画監督たちによるユニークな物語を共有する素晴らしい機会を提供できることを、たいへん嬉しく思います。

LEXUSは、「Amazingな体験」を創りだすことに全力を注いでおりますが、今回、応募作品を選考させていただく中で、映画制作の世界でも同じ情熱が共有されていることを実感いたしました。

今回選出された監督たちのストーリーテリングにおける素晴らしい創造力に出会えたことは大きな喜びであり、制作されるLEXUS SHORT FILMSの4作品の公開を心待ちにしております。

The Weinstein Company co-chairman ハーヴェイ・ワインスタイン
LEXUS SHORT FILMSは、次世代の映画監督を発掘すると同時に、ショートフィルムに注目を集められる素晴らしいプロジェクトです。

今年のLEXUS SHORT FILMSは、LEXUSとワインスタイン社の協力のもとで作品を制作するチャンスを通して、経験を積み、有名になりたいと願う世界中の意欲的な映画監督に門戸を開きましたが、その応募数の多さと質の高さに心の底から驚かされました。

選出された監督たちがそれぞれのビジョンを素晴らしい作品に変えていくお手伝いをさせていただけることを楽しみにしております。

The Weinstein Company COO デイヴィッド・グラッサー
LEXUSとのパートナーシップによるLEXUS SHORT FILMSは、未来のスター監督を発掘し、彼らのストーリーテリングや演出に対するアプローチを映画業界に披露するチャンスでもあります。

LEXUS SHORT FILMS第3弾の応募作品は、本当に独創的で感心させられるものが多く、選出者をわずか4名に絞るのにたいへん苦労しました。

これらの才能豊かな若き映画監督の存在を世界中に知っていただき、来年のNapa Valley Film Festivalや世界各地で開催されるプレミアで作品をご覧いただける日が待ち遠しい限りです。

LEXUS SHORT FILMSについて
LEXUS SHORT FILMS は、未来を担う新進気鋭のクリエイターを支援し、育てるという目的のもと、2013年に発足。LEXUSのサポートにより、ハリウッドの一流スタジオ、ワインスタイン社の協力を得て、作品を制作し国際舞台で披露するという貴重なチャンスを得られる若手支援プログラム。

LEXUS SHORT FILMSの詳細はLexus International公式ホームページに掲載
http://www.lexus-int.com/jp/lexusshortfilms/

ザ・ワインスタイン・カンパニーについて
ザ・ワインスタイン・カンパニー(The Weinstein Company : TWC)は、1979年にミラマックス・フィルムズを設立したボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟が、2005年10月に設立したマルチメディア・プロダクション及び配給会社。

ボブ・ワインスタインが1993年に設立したレーベル、「ディメンション・フィルムズ(Dimension Films)」を傘下に有している。

TWC、ディメンション・フィルムズ共に、これまでにメインストリームから専門的なものまで幅広いジャンルにおいて、興業成績・評価の高い数多くの映画をリリースしている。