2016年1月、アルゼンチン共和国並びにボリビア多民族国間で行われるDAKAR RALLY 2016。
京セラ株式会社(本社:京都市伏見区、代表取締役社長:山口 悟郎)は同ラリーに出場する株式会社ホンダ・レーシングのワークスラリーチーム(Team HRC、以下Team HRC)のテクニカルスポンサーとして、同社の高耐久スマートフォンTORQUE KC-S701を提供する。
DAKAR RALLYは、砂漠、ジャングル、山岳地帯などの道路が整備されていないような環境を走破する「ラリーレイド」と言われる競技大会の1つ。
HRCダカールラリー2016プロジェクトリーダーの本田氏は、「DAKAR RALLYではバイクだけでなく、使用する全ての機器に過酷な環境下で耐えうる性能が求められます。
過酷な環境下でも確実に使える京セラの高耐久スマートフォンが、私たちのレース活動において極めて重要な役割を果たすことを確信しています」とコメントした。
今回、提供するTORQUE KC-S701は、米国国防総省の調達基準MIL-STD-810G規格※111項目に準拠し、過酷な環境での利用に適した高い耐久性能が評価されている。
Team HTCが、バイクのログ情報をTORQUEで確認したり、メカニックにデータを送信するなど、チームのコミュニケーションツールとして活用され、DAKAR RALLYでのTeam HRCのレース活動をサポートしていく。
京セラWEBサイト : http://www.kyoceramobilephone.com/partner/hrc/index.html
Team HRC WEBサイト : http://rally.hondaracingcorporation.com/
「DAKAR RALLY 2016」は、2016年1月3日にブエノスアイレス(アルゼンチン共和国)を出発。16日までにボリビア多民族国を経由後、再びゴールとなるロザリオ(アルゼンチン共和国)を目指し、二輪、四輪、トラックの3部門で競う。
■TORQUE KC-S701について
京セラは、2013年3月、北米市場向けにMIL-STD-810G規格※1に準拠した高耐久スマートフォンTORQUEを投入した。
防水、防塵、耐衝撃に加え、振動、高温、低温、塩水噴霧、湿気などに対する高い耐久性能※1が、アウトドアを楽しむユーザーや過酷な環境下で作業を行う方々より高く評価され、北米ではDuraForceなどDuraシリーズとしても展開している。
日本では、2014年にauより初号機となるTORQUE G01が発売され、本年7月にその後継機となるTORQUE G02が発売。世界初※2の耐海水※3性能を備えたスマートフォンとして利用フィールドを広げている。
また、本年、欧州市場にもTORQUE KC-S701が投入され、現在、京セラの高耐久スマートフォンはグローバルな市場で展開している。
※1 過酷な環境下での試験を実施する米国国防総省の調達基準【MIL-STD-810G】の11項目(Dust(粉塵)、Shock(落下)、Vibration(振動)、High Temperature(高温)、Low Temperature(低温)、Blowing rain(風雨)、Low pressure(低圧)、Solar radiation(太陽光照射)、Salt fog(塩水噴霧)、Humidity(湿度)、Immersion(浸漬)に準拠した試験を実施。
※2 2015年3月31日現在に発売されているスマートフォンにおいて。(株)ネオ・マーケティング調べ
※3 日本沿岸部を想定した海水で京セラ独自の耐久試験を実施。