100%電気自動車(EV)と電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した車両の両タイプを発売へ
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)のCEOである西川廣人は米国中西部時間の1月16日にデトロイトで開催されたオートモーティブニュース・ワールドコングレス2018(Automotive News World Congress)でインフィニティブランドを介して2021年以降に電動パワートレインを搭載した新型車を投入すると発表した。
同ブランドによると、この新型車はデトロイトで開催された北米自動車ショーにて公開されたコンセプトカー「Qインスピレーション」のような美しいデザインでありながら、インフィニティの現行パワートレインを進化させた全く新しいレベルの電動走行を提供するとしている。
100%電気自動車(EV)と、電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した車両の両タイプを発売することで、日産のプレミアムブランドであるインフィニティにも低排出ガス技術を全面的に導入していくとする。
元々日産自動車の開発技術であるインフィニティの「e-POWER」は、小型ガソリンエンジンを使用して高出力バッテリーを充電する技術である。外部充電が不要なため、ガソリン車のような利便性と100%モーター駆動ならではの走行を可能にする。
インフィニティは、低排出ガス技術の導入を重点的に進めることで、2025年までに、グローバル販売台数の半数以上が電動化車両になると見込んでいる。