JX日鉱日石エネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:杉森務)は、神奈川県に同社初の移動式水素ステーションを開所し、水素販売を開始した。
11月13日に開所した「横浜大さん橋水素ステーション」に続き、11月17日に「川崎マリエン水素ステーション」、「相模原中央水素ステーション」を順次開所。
なお、これら3移動式水素ステーションは、運営場所について、それぞれ、横浜市、川崎市、相模原市の協力を得て開所する運びとなった。なお川崎マリエン水素ステーションについては、「タイムズ川崎マリエン」を運営するタイムズ24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)も協力していく。
移動式水素ステーションの開設について同社では、「水素製造ならびに自動車用燃料供給に関わるインフラやノウハウを活かし、水素の『製造』・『輸送』・『販売』の効率的なビジネスモデルの構築を通じて、水素社会の実現に向けて貢献してまいります」と述べている。
※なお同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、先行整備として約40ヵ所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めており、このうち既に、12ヵ所(東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、愛知県)の水素ステーションにて水素の販売を開始している。