横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)は2016年6月、企業の社会的責任(CSR)に注目する投資家の判断基準として幅広く活用されている世界的な社会的責任投資(SRI)指標「FTSE4Good Index※」(フィッチー・フォー・グッド・インデックス)の構成銘柄に12年連続で選定された。
今回の選定では、「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの植樹活動など温室効果ガス削減に向けた積極的な取り組み、生産現場への高効率生産設備導入などの徹底した省エネ活動や2017年までに全ての商品を環境貢献商品にする取り組みなどが評価されたものと同社では考えていると云う。
※FTSE:Financial Times–London Stock Exchangeの略。FTSE社はフィナンシャル・タイムズ社とロンドン証券取引所の共同出資で設立されたが、現在はロンドン証券取引所の子会社。
「FTSE4Good Index」はロンドン証券取引所100%出資のFTSE Russell社が提供しており、全世界で823社、日本で160社を構成銘柄に選定している。
「環境」「ステークホルダーとの関係」「人権」「サプライ・チェーンと労働基準」「贈収賄防止」の観点から評価基準を満たした企業を選び評価している。同指標は定期的に評価基準を見直しており、長期間継続して構成銘柄に選定されることは、社会の変化に敏感に反応しステークホルダーへの誠意ある対応を継続していると認められたこととなる。
横浜ゴムは2017年に迎える創業100周年を見据え、2006年に中期経営計画「グランドデザイン100」を策定した。その基本方針では、国際社会からの期待と要請を強く認識し「トップレベルの環境貢献企業になる」「高い倫理観を持ち、顧客最優先の企業風土を作り上げる」を掲げ、CSRを重視する経営姿勢を打ち出している。