ポルシェAG、資源保護の方針を徹底して世界規模の認証取得へ


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自動車メーカーとして、持続可能なビジネスを目的とする企業ネットワークに加入

独・ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. オリバー・ブルーメ)は、持続可能性の分野における活動をさらに拡大していく。
同社はそもそも持続可能なビジネスを目的とする企業ネットワークであるB.A.U.M.(ドイツ環境管理協会)に加入済であるが、今回さらに上海、ロンドン、およびアトランタに於いて建物に関するLEED(省エネと環境に配慮した建物・敷地利用を先導するシステム)と、BREEAM(英国建築研究所建築物性能評価制度)の認証を受けた。

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実のところポルシェの生産および管理インフラは、すでに持続可能性に関する基準が設けられている。例えば、ツッフェンハウゼンの生産施設は、1996年以降、EMAS(EUの環境管理監査制度)に沿って自発的な評価が行なわれてきた。

さらに、同じツッフェンハウゼンのポルシェNo.4工場の28ヘクタールのエリアは、DGNB(ドイツ持続可能な建築評議会)からゴールド認定を受けた初の産業地区となった。

加えてシュトゥットガルト地域の従業員のために包括的で革新的なモビリティコンセプトとして、細塵警報中にポルシェ社員のIDカードの提示による地方公共輸送機関の無料使用なども含まれている。

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こうした取り組みについて、ポルシェAGの生産およびロジスティック担当取締役アルブレヒト・ライモルド氏は、「ドイツで消費される全原材料の約3分の1が建物の運用のために使用されています。

私達は、製品だけでなく建物についても責任を持たなければなりません。資源保護は、ポルシェの競争力、さらには拠点と継続的な事業を保証する上で、極めて重大な要因となるため欠かすことはできません」と語っている。

ポルシェは、今回のB.A.U.M.への加入により、B.A.U.M.の企業規定、持続可能なビジネスの実践、および環境保護促進の義務を負うことになる。

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これは、ポルシェの上海テクニカルトレーニングセンターと、アトランタのワン・ポルシェ・ドライブ・ノースアメリカン本社に対するLEEDのゴールド認証。そしてロンドン西部のポルシェ商業サービスセンターに対する英国BREEAMの「エクセレント」評価にも深く連動するものだと同社では云う。

上海のテクニカルトレーニングセンターでは、熱交換器とヒートポンプシステムを備えた効率的なエアコンディショニングシステムが採用されている。この施設では同システムによって、湿った空気の冷房と除湿を同時に行うことができる。

一方、ロンドン西部のチジックにあるポルシェ商業サービスセンターは、既存のポルシェ センターの敷地内に、営業を休止することなく、完全に新しい建物として建設された。こうした古い建物の効率的な最新化や建て替えによる新分野への参入は、ポルシェの理念の本質的な要素だと云う。

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チジックでは、高水準のエネルギー効率を確保するために、特にライティングシステムに焦点が当てられた。このシステムは、カーディーラー内部のエネルギー軽減において最大の可能性を備えている。

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同施設のショールームの照明は、すべてLEDランプで構成されており、ワン・ポルシェ・ドライブ・ノースアメリカン本社は、テストサーキットの散水のために雨水循環システムを使用する。

以前この敷地にあった工場の解体時に発生した資材は、リサイクルされてオフロードサーキットの建設に再利用された。

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また、アトランタの本社の正面には高性能断熱材が使用されており、冬季には極寒から(南部の州では氷点下になることがある)、夏季には酷暑から効率的に保護する。さらに、移動による燃料資源の消費を軽減するために建物は空港のすぐ近くに位置しており、最新の防音設備が従業員の落ち着いた業務環境を保証するものとなっている。