パイオニア、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能を強化


効率的な訪問順を自動算出する「訪問順最適化機能」を標準搭載

パイオニア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷進、以下 パイオニア)は、2015年6月より提供している業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」に新機能“訪問順の自動算出機能”を追加した。

この提供サービスでは、カーナビゲーションをはじめとする業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理のほか、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行えているが今回、効率的な訪問順を自動算出する「訪問順最適化機能」を、新たに同サービスに搭載した。

パッケージサービスである「ビークルアシスト」に、本格的な配車計画システムなどに採用されている“訪問順の自動算出機能”を搭載することで、利用顧客はコストを抑えつつ、日々の運行コース作成業務の簡素化および、効率的な運行管理・支援を行える。

なお、同機能を搭載した「ビークルアシスト」の提供は、3月29日より開始される見込みだ。

「ビークルアシスト」専用サイト: http://pioneer.jp/biz/biz_carnavi/cloud/ 

【主な強化内容】
1)簡単、スピーディーに効率的な訪問順を自動算出する「訪問順最適化機能」を搭載
日々の訪問先を任意の訪問順で選択し、パソコン画面上の「最適化する」ボタンを押すだけで、即時に移動時間の少ない効率的な訪問順に並べ替える。また訪問先の滞在時間や到着指定時刻を考慮して訪問順を並び替えることも可能とした。

2)地図データの毎月更新に対応
管理者、オペレーターが使用する地図データの更新頻度を、年1回から月1回に変更した。新しい道路の開通や、市町村の合併などによる住所変更の反映が早くなり、最新の情報で運行管理を行える。また、車両や地点を示すアイコンのサイズなどを見直すことで地図画面の視認性を向上している。

なお「ビークルアシスト」は、3種類の標準パッケージサービス(「ビークルアシスト ログ」「ビークルアシスト ビュー」「ビークルアシスト SD」)と、車載端末を組み合わせることで幅広いニーズに対応する。

また、Web API(アプリケーションプログラミングインタフェース)サービスを使って、外部サービスのサーバーと連携させることにより、利用のシステム上から「ビークルアシスト」の多彩な機能を利用することも可能としている。搭載機能は以下の通り。

・「ビークルアシスト ログ」 : 日報業務、安全運転指導、燃費向上などの運行管理機能を中心とした機能パッケージ

・「ビークルアシスト ビュー」 : 運行管理機能に加え、リアルタイム車両位置管理や訪問先案内などの運行支援機能を兼ね備えた機能パッケージ

・「ビークルアシスト SD」 : SDカードを使って運行管理や訪問先指示などを支援する機能パッケージ

サービス導入などに関する問い合わせ先:
https://www3.pioneer.co.jp/car/biz/va/contact/