モービルアイによる成果報酬型の交通事故削減サービス「TARaaS(タラーズ)」を販売開始


フリート車両の衝突保険損害額「50%削減」にコミットするプログラム

ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:加藤充、略称J21)は、衝突防止補助システム「モービルアイ」とフリート管理システム「イトラン」、J21のコンサルティングを組み合わせた三位一体サービスで、交通事故損害額の削減率に応じて料金が変動する「成果報酬型事故削減プログラム『タラーズ』」の販売を開始する。

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これはイスラエルの自動車企業の先進テクノロジーとコンサルティングを組み合わせて、フリートの前方衝突事故被害額50%削減にコミットするもの。

交通事故損害額の削減率に応じて料金が変動し、損害率が25%以上削減されない場合には、翌年の月額利用料は「無料」となる「交通事故損害率削減」を「成果報酬」としたサービス。

TARaaS月額料金の成果報酬額イメージ outcome-based-compensation-of-traffic-accident-reduction-services-taraas-tarazu-sales-start20160217-2outcome-based-compensation-of-traffic-accident-reduction-services-taraas-tarazu-sales-start20160217-1

この交通事故削減サービス「TARaaS(Traffic Accident Reduction as a Service・タラ-ズ)」の対象は、バス、トラック、営業車などを50台以上保有する事業者。

世界最先端のADAS装置とFMS装置を導入し、警報ログのビッグデータ解析などのコンサルタントサービスで最適化、統合化した交通事故防止サービスを提供する。

同契約では保険会社から提供される過去3年間における前方事故損害総額(平均)の50%削減値を基準(標準価格)として、その達成率に応じて月額サービス料金を設定。

交通事故損害金額削減率が25%以下の効果しかない場合には翌年の月額費用は無償となり、同75%削減では標準の2倍の料金を請求する成果報酬型の料金体系になる。なおサービス開始初年度の計画販売数は、5,000台を計画している。

TARaaSのサービス概要
■第一のステップ:モービルアイの先進運転支援システム(ADAS)による確実な事故削減効果

J21では2011年の発売以来、モービルアイ社の単眼カメラとセンサーを搭載した後付け衝突防止補助システムをバス、トラックなどの運輸・運送事業者、大口の社用車ユーザーを中心に約5万台を出荷してきた。

モービルアイ製品の事故削減効果は、従来のデジタコ、ドラレコなどからは、確実に一線を画しており、イスラエル政府の調査によると、イスラエルでのモービルアイ搭載車と非搭載車の比較で、モービルアイ搭載車の自賠責保険のクレーム件数が57%低かったとしている。

また、北米の冷凍トラックの事例(4,000台)ではモービルアイ取付車が事故件数30%減、事故被害額で半減という報告もあり、日本国内では損害金額が80~90%も削減された例もあると云う。

J21代表取締役社長、加藤充のコメント
「タラーズは、事故防止に高い実績のある「モービルアイ」を核に、お客様であるフリート事業者の皆さまと当社がWIN-WIN関係となれるように設計されたビジネスモデルです。

当社も限られた範囲ではありますが、お客様と一緒に事故リスクをシェアさせていただきます。事故が減らなければお代(翌年の月額費用)はいただきません。

その代わり、事故が予想以上に減れば、追加のお代をいただきます。モービルアイとイトランは、イスラエルの自動車関連企業では東西の両横綱、このエクセレントカンパニー両社の協力を得ながら、このようなサービスを始めることに喜びを覚えます」

■料金体系
初期加入費用:1台当り98,000円(税別) 5年契約・月額サービス料金1台当り5,000円(税別)

モービルアイ(Mobileye)社について
イスラエルのエルサレムに本社を置く、先進運転支援システム(ADAS)の専門企業。

独自のチップセットとアルゴリズムによる同社特有のビジョンベースを基盤にしたシステムで、世界で卓越した存在感。自動車メーカー向けの衝突防止補助半導体(OEM)およびそれを使った一般市場向けシステム製品(AM)と自動運転向け半導体が主な製品分野。

衝突防止では、累積1,000万台の出荷実績で、世界70%のシェアを誇る。2014年にNYSEへ上場し、イスラエル企業史上最大のIPOを達成した。
URL: http://www.mobileye.com/ (英語)、http://www.imobile.bz/ (日本語)

イトラン(ITURAN)社について
イスラエルのテルアビブ市に本社を置き、1995年の設立以来、車両管理システムの開発・販売に専業。北米NASDAQ市場に上場、100万台規模の車両を全世界で管理し、年間20万台のシステムを販売する世界のフリート管理システム最大手の一つ。モービルアイとの連携による組み合わせは現在までに世界で2万台程度の実績。
参考URL: http://www.ituran.com/en/ (英語) 、http://www.japan21.co.jp/ituran/ (日本語)

ジャパン・トゥエンティワン株式会社(J21)について
ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1998年7月に創業し、”イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス展開を日本で展開。本件に関わる「モービルアイ」と「イトラン」は、同社が国内のマスターディストリビュータとして、現在まで市場展開。その他の取り扱い製品としては、タブレットの盗難防止製品「コンピュロックス」、プログラミング学習ゲーム「コードモンキー」などがある。
参考URL:http://www.japan21.co.jp/