オリックステレマティクスサービス、福岡県の企業向けエコドライブ装置として提供

オリックス自動車株式会社（本社：東京都港区、社長：亀井克信）は8月18日、法人向けに展開している「オリックステレマティクスサービス」が、福岡県地球温暖化防止活動推進センターの「企業向けエコドライブ装置貸出」に採用されたと発表した。

具体的には福岡県内の事業所（法人）を対象に、福岡県地球温暖化防止活動推進センター(※1)が、エコドライブ装置100台の貸し出しに対する補助(※2)を行い、企業保有車両の燃費向上を促進に資する（募集期間：2015年8月18日〜10月31日、補助期間：2016年2月末まで、最大6カ月間）。

福岡県地球温暖化防止活動推進センターとは、「地球温暖化対策の推進に関する法律(1998年10月)」に基づき、県内の地球温暖化対策に関する普及啓発の拠点として、福岡県地球温暖化防止活動推進員などと連携しつつ、脱温暖化社会の形成に向けた活動を進めている団体。

企業向けエコドライブ装置貸出は、2014年度にも実施しており、本年度も環境省「平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（地域活動支援・連携促進事業）」で実施される。

なお「オリックステレマティクスサービス」は、同様に宮城県地球温暖化防止活動推進センターが実施している本年度事業に於いて「企業向けエコドライブ装置」として採用されている。

提供される「オリックステレマティクスサービス」とは、通信とGPS機能を備えた車載機を搭載することにより、運転速度や急加速・急減速などのドライバーの挙動や、燃費、CO.排出量などの情報をリアルタイムに取得できる装置並びにサービス。

取得した運行データを活用し、企業の車両管理における『コンプライアンス』『環境』『安全』での課題を可視化すると共に、最適な車両使用と労務管理などのコンサルティングを行うことで、企業のリスクマネジメントを支援していくもの。

環境面においては『エコドライブ』『CO2削減』『無駄なアイドリング削減』『余剰車削減』が可能となる。

業界に先駆け、2006年に提供を開始した本サービスの導入台数は、2010年3月末時点の9,100台から、2015年3月末時点で107,000台へと増加した。

(※1)「福岡県地球温暖化防止活動推進センター」について
1998年10月に制定された「地球温暖化対策の推進に関する法律」で、知事が都道府県に１つ温暖化防止活動の拠点として都道府県地球温暖化防止活動推進センターを指定することができるようになったことにより、2013年3月、一般財団法人九州環境管理協会が福岡県知事の指定を受け、同年4月より活動を開始した。

同センターでは、地球温暖化防止に関する県民、企業、NPO自治体など多くの人の様々な活動を促進するため、５つの事業を行っている。

1. 調査研究の成果や収集した情報の公開・提供。
2. 地球温暖化の現状及び地球温暖化対策の重要性に関する発信。3. 地球温暖化防止活動推進員及びNPO等民間団体の地球温暖化対策活動の支援。
4. CO2排出削減につながる日常生活に関する対策などの照会や相談対応、助言。
5. 県内の温室効果ガスの排出実態や意識・行動の変化に関する調査。

(※2)エコドライブ装置貸出（補助）の申込方法・申込用紙について
『福岡県地球温暖化防止活動推進センター』ホームページ内の「お知らせ」に添付されている専用のFAX用申し込みフォームにて申し込む。 ■URL http://www.ecofukuoka.jp/

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