三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、同社製軽自動車の燃費試験に於ける不正行為に伴う個々ユーザーに対する損害賠償内容を発表した。
同社では、「当社製軽自動車の燃費試験における不正行為に関し、お客様はじめ多数の皆様にご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。
今般、当社燃費試験において不正行為を行った軽自動車『eKワゴン/eKカスタム』『eKスペース』につきまして新届出燃費値が確定しましたので、当該軽自動車にお乗りのお客様にお支払いする金額が決定致しました。ここに、改めて次の通りお知らせ致します。
なお、新届出燃費値と旧届出燃費値との差異により、ご購入時の減税ランクに差が生じ、追加納税義務が発生した場合は、お客様にご負担をおかけすることのないよう、当社が責任を持って対応致します」と述べている。
具体的な損害賠償内容は以下の通り。
1. お客様への損害賠償の内容
(1)対象となるユーザー
2013年5月から生産している『eKワゴン/eKカスタム』『eKスペース』を2016年4月21日迄に使用していたユーザー(自動車検査証記載の使用者)
(2)損害賠償の内容
<支払い金額(1台あたり)>
10万円を支払う (以下A.B.C,以外のユーザー)
A.
残価設定型クレジットを利用ユーザー
契約年数に1万円を乗じた金額を支払う。
但し、現契約終了時に買取(現金一括又は再クレジット)を行う場合は、現契約終了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額を支払う。
B.
リースにて利用のユーザー(2016年4月21日迄にリース契約を締結したユーザー)
契約年数に1万円を乗じた金額を支払う。
但し、現契約満了時に車両買取権を行使する場合は、現契約満了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額を支払う。
C.
過去(2016年4月20日以前)に使用していたユーザー
使用年数に1万円を乗じた金額を支払う
<支払い金額の考え方>
新届出燃費値と旧届出燃費値との差による燃料代の差額。
今後の車検時等に想定される自動車関連諸税の増額分。
迷惑を掛けたお詫び
支払いの具体的な手続きについては、2016年7月下旬を目途に、ダイレクトメールや当社ホームページ等にてご案内していく予定。
2. 『eKワゴン/eKカスタム』『eKスペース』の新届出燃費値
<eKワゴン> http://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/pdf/ek_wagon.pdf
<eKカスタム> http://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/pdf/ek_custom.pdf
<eKスペース> http://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/pdf/ek_space.pdf