国土交通省、三菱自動車工業の不正事案に係る各メーカーの実態調査報告


国土交通省は、本年4月20日に三菱自動車工業(株)より燃費試験の不正行為の報告を受け、本日5月18日までに回答するよう、各自動車メーカー等に対して同様の不正行為の有無等に係る実態調査を行った。

結果、同記事最下段の記述の通り、排出ガス・燃費試験において、スズキ(株)より不適切な試験法により走行抵抗値を算出していたとの報告を。

その他の自動車メーカー等に於いては、不正行為はなかったとの報告を受けているとしている。

国土交通省としては、今後、当該調査結果の内容を精査し、今回のような不正事案の再発防止に努めていくと述べている。

1.調査対象
国内で型式認証を取得している自動車メーカー等(41社)
2.調査期間
平成28年4月20日(水)~平成28年5月18日(水)
3.調査内容
認証取得時の排出ガス・燃費試験における走行抵抗等、審査に用いるために社内にて測定したデータについて、道路運送車両の保安基準によらない測定方法により実施されていたなど不適切な事案の有無。

調査の結果、不適切な事案等があった場合には、その内容の詳細。

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