日本自動車販売協会連合会(所在地:東京都港区芝大門、会長:櫻井誠己、略称:自販連)は1月5日、自販連調べによる平成27(2015)年12月の新車販売台数(軽自動車を除く登録車)を発表した。
それによると、平成27(2015)年12月の全体総数では前年同月比3.1%増となる23万9084台となった。
車種別では、普通乗用車は同9.7%増の11万1516台、小型乗用車は同4.1%減の9万2811台、普通・小型貨物車合計は同2.8%増の3万3641台、バスは同34.6%増の1116となっている。
これを踏まえた年間統計数値による登録車販売は4.2%減の315万310台と2年ぶりの減少に転じている。
なお総販売台数総計(登録車と軽自動車の総合計)では、先の記事にもある全国軽自動車協会連合会(会長:松村一、略称:全軽自協)調べの平成27(2015)年12月までの軽自動車新車販売台数189万6201台(16.6%減)との合算となる。
結果は、業界が目指していた500万の大台には辛うじて乗るものの、前年比9.3%減の504万6511台と、前年実績数値には届かず、東日本大震災の年に次ぐ4年ぶりのマイナスとなった。
低下要因としては、増税により軽自動車販売が平成27年当初から減少へと落ち込んだことにある。結果、軽自動車の年間販売総数は3年ぶりに200万台を大幅に割り込んだ。
以下は登録車の車種別販売台数(平成27年12月)