自動車タイヤの日本MICHELIN、「ミシュランガイド北海道2017特別版」を5月19日発売


会員制の公式WEBサイト「クラブミシュラン」からの先行公開予定も発表

日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ポール・ペリニオ)は、北海道全域を対象とした「ミシュランガイド北海道2017特別版」を5月19日(金)より全国の主要書店を介して発売する。

また、会員制公式WEBサイト「クラブミシュラン」では発売に先駆けて先行公開する予定も発表した。なお英語版WEBサイトの制作については現段階では未定としている。

ⒸMICHELIN/GURUNAVI

「ミシュランガイド北海道」は、2012年に全国初の特別版として北海道全域を対象として発行した。

今年度版はミシュラン社員で構成される調査員が2016年春頃から本格的に北海道内の飲食店・レストランおよび宿泊施設を一般客として匿名で訪れ、ミシュランガイド独自の5つの評価基準で調査を行ってきた。

今号の発行にあたり日本ミシュランタイヤ株式会社のポール・ペリニオ代表取締役社長は、「北海道で再びミシュランガイドを発行できることを大変喜ばしく思います。

昨年3月の北海道新幹線開通によりアクセスがよくなったことで、北海道は更に注目を集めています。

そういった中、5月に新しい北海道版のガイドをご提供できることを楽しみにしております。

広大な北海道を移動する際、多くの読者の皆様にぜひご活用いただきたいと思います。安全快適な旅をサポートできたらうれしいです」と語っている。

「ミシュランガイド北海道2017特別版」発売概要
タイトル:ミシュランガイド北海道2017特別版
発売日:2017年5 月19 日(金)※地域により異なる。
定 価:本体3,000円+税(税込3,240円)
ISBNコード:978-4-904337-22-6 C2026
発 行:日本ミシュランタイヤ株式会社

なおミシュランガイドは、厳選した飲食店・レストランおよび宿泊施設を紹介するガイドブックとして世界中の人々に親しまれ、すでに100年以上の歴史を持つ。

日本では、2007年に「ミシュランガイド東京2008」、2009年に「ミシュランガイド京都・大阪2010」を発行し、これら2冊については毎年更新している。そのほか北海道を筆頭に特別版の発行を介して掲載エリアを拡大しており、現在国内の14エリアをカバーしている。

最初のミシュランガイドは1900年8月、フランスで発行された。当初、ドライバーのために作成された同ガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、ガソリンスタンド、ホテルやレストランなどの実用的な情報が多数掲載されていた。

当初、ミシュラン兄弟が目指したのは、自動車の活用を促進しひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること。

つまりモビリティを向上させることであった。これは現在もタイヤはもちろん、ミシュランの地図、ガイドブックなど各種刊行物も含め、共通の目標になっていると云う。

1911年にヨーロッパ中を網羅したガイドブックが完成し、1926年、「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタート。ミシュランガイドはまたたく間に美食ガイドの代表格となった。

2006年に大西洋を渡りニューヨーク版、2007年以降はサンフランシスコ、ラスベガス、シカゴ版が次々と発行され、アメリカやその他の地域でも旅の範囲を拡大。

2007年11月にアジア初となる東京版が発行され、昨年で10年目を迎えた。

また、2009年に日本で2冊目となる京都・大阪版が発行。2012年以降、特別版も毎年発行し、日本国内でも掲載エリアを拡大中である。

現在、北海道版、広島版、福岡・佐賀版、横浜・川崎・湘南版、兵庫版、富山・石川(金沢)版、奈良版が公開されており、今年は5月に北海道2017特別版、夏に宮城2017特別版を発行される予定となっている。