ＮＥＸＣＯ中日本（中日本高速道路株式会社・本社：名古屋市中区錦2-18-19代表取締役社長CEO：宮池 克人、以下、ＮＥＸＣＯ中日本）の東京支社は、海老名ジャンクション（JCT）の圏央道八王子方面から東名高速道路方面に向かうランプ付近で発生する渋滞の緩和を目指し、ランプ部及び分流部の交通運用を暫定的に変更する対策に着手する。
具体的には、東名方面へ接続するランプを分岐部の先から2車線で運用し、上り坂でのスムーズな交通の流れを確保することで、上り坂を先頭とする渋滞の緩和を目指す。
また、茅ヶ崎方面へ向かう圏央道本線を1車線に変更することで、分流部における安全性の確保も行う。
同区間（内回り東名方面ランプ）は1日に約2万5千台の交通量があり、主に平日朝夕（特に午前中）の時間帯にランプ付近を先頭とした渋滞が慢性的に発生している。
この渋滞対策として、現況の道路幅は変更せず、車線幅や路肩幅を変更することで、現在1車線となっているランプ部を暫定的に2車線で運用する。
更に、ランプ交通の円滑な合流と安全確保を目的に、圏央道本線（内回り）は分岐部付近のみ1車線とする。
これら対策は、東名高速と並行する新東名高速道路が全線開通するまでの渋滞対策として実施するもの。
なお、東名高速道路大和トンネル付近の渋滞対策については、今年度からトンネルの拡幅工事に着手し、東京オリンピック・パラリンピックまでの完成を目指す。
運用開始時期
7月中旬までに実施する。（ただし天候及び作業進捗により運用開始時期を変更する場合がある）
留意点等
■ランプを暫定2車線運用する直線区間の車線及び路肩の幅が通常（外回りと同様）より狭くなる。
■ランプ走行の際は、規制速度を遵守されたい。特に圏央道から東名方面に分岐する際には、十分に速度を落として走行すること。
■圏央道本線八王子方面から茅ヶ崎方面へ向かう場合は、車線減少区間（東名との分岐付近より）があるため、事前に車線変更（右車線へ）が必要となる。
■工事期間中は、渋滞が予想される。
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