株式会社ガリバーインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:羽鳥兼市、以下:ガリバー)は、同社に於いて2015年3月〜2016年2月までに販売した中古車のブランド別ランキングを公表した。
【2015年度中古車販売ランキング】
順位/車名
1/ダイハツ・タント
2/スズキ・ワゴンR
3/日産・セレナ
4/ホンダ・フイット
5/ダイハツ・ムーヴ
6/トヨタ・プリウス
7/ホンダ・ステップワゴン
8/スズキ・アルト ラパン
9/スズキ・スペーシア
10/トヨタ・ヴォクシー
2015年まとめ
上位は軽・コンパクト・ミニバンといった実用的かつ、コストパフォーマンスが高い車両が占めている。
そうした中で唯一、レガシーな乗用タイプのクルマとしてハイブリッドカーのプリウスが6位に入っている。ただし追随する他のハイブリッド車のランクインは無く、ことハイブリッドカーに関しては、プリウスの独壇場となっている。
一方、軽自動車は若年層から年配層にまで幅広く支持され、家庭に複数台必要な地方中心にニーズが高い。特に上位にランクインした車両は室内が広く、一家に一台でも実用に耐えるモデルとなっているのが大きな特徴だ。
対してコンパクトカーを求めるユーザー層に関しては、志向自体は軽自動車を求める層に近いものの、こちらは地方のみならず都心部も含め、全国広域に於いて高い人気を維持している。
またミニバンは、30代〜40代のファミリー層から高く支持されており、実際には普段の利用に於いてフル乗員でシートが埋まることは殆ど無いのだが、様々なシーンを1台でこなせる万能性が高く支持されているようだ。
最後に趣味性が高い車両では、BMWミニが16位に入り、コンパクトながらも、昔から変わらないスタイルが好まれ高い人気を維持している。
以下11位から20位までは以下の通りとなった。N-Box、ライフ、ハスラー、ノート、モコ、BMWミニ、アルト、オデッセイ、エクストレイル、ノア。
2016年の動向
2016年も2015年と大きく市場が変わることは無いが、四代目プリウスがデビュー以来好調なため、乗り換えで先代プリウスをはじめとした中古車のプリウスが増え、トップ5入りは確実とみられる。