独ポルシェAG、ディーゼルエンジン搭載のSUV・カイエン約21,500台をリコール


独ポルシェAG(本社:ドイツ・シュトゥットガルト、社長:オリバー・ブルーメ)はドイツ中央時間の2017年7月28日、ドイツ連邦自動車交通局(Kraftfahrtbundesamt – KBA)に対して、EU6排出量クラスのカイエン3.0リッターV6ディーゼルモデルのリコールを届け出た。

同社は企業グループに於ける内部調査中に、エンジン制御ソフトウェアの不具合を発見し、ソフトウェアの更新を行う是正を行うリコール措置を当局から認められた。

対象車両は、ドイツで販売された6000台を含め、2017年から2014年に欧州域内で販売された21,500台余り。

ポルシェでは、自身でディーゼルエンジン自体を開発・製造を行っていないものの、自動車メーカーとして品質とサービスに関する顧客の期待に応えていくため、顧客へ対して車両の全責任を負うと述べている。

技術的なソフトウェアの更新は、今秋2017年中に開始される予定としており、この措置をできるだけ速やかに完了させると云う。

対象車のオーナーに向けてポルシェサービスネットワークを通じて直接連絡し、約1時間のワークショップにより無償による是正措置自体は完了するとしている。

また最後にポルシェは、今後も内部監査を積極的に実施し続けていきます。そのためにも当社は今後もKBA並びに政府当局と緊密な協力体制を敷き、個客対応に取り組んでいくと結んでいる。