鈴鹿8時間耐久ロードレースで、ブリヂストン装着チームが12連覇・6回目の表彰台独占


株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長:津谷正明、以降、ブリヂストン)がサポートしたYAMAHA FACTORY RACING TEAM (ライダー: 中須賀克行 / Alex LOWES / Michael van der MARK)が、7月27~30日に開催された「2016-2017 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦・鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会で優勝を飾った。

YAMAHA FACTORY RACING TEAMは、レーススタート直後から安定した走行を重ね、終始首位集団をキープし続け、同一メーカー・同一体制のチームとしては、異例の3年連続優勝を飾っている。

なお今季は、国内のスーパーバイク選手権に於いて装着した17インチタイヤに苦しみ、苦戦が続くエースの中須賀克行選手ではあるが、今8時間耐久に挑むにあたって、使い慣れた16.5インチタイヤを装着して万全の体制を敷き、自身としても3年連続優勝を果たしている。

結果、ブリヂストンタイヤ装着チームの優勝は、2006年の初優勝から12年連続となり、タイヤサプライヤーとしても連続優勝記録を更新した。

同様に同社がサポートしたKawasaki Team GREEN(ライダー: 渡辺一馬 / Leon HASLAM / Azlan Shah Bin KAMARUZAMAN)が2位。F.C.C. TSR Honda(ライダー: Dominique AEGERTER / Randy de PUNIET / Josh HOOK)が3位となり、表彰台をブリヂストンタイヤ装着チームが独占。

今回はヨシムラを筆頭とするスズキ陣営が不運に泣いたが、表彰台は残る日本メーカーであるヤマハ発動機、カワサキ、ホンダと3メーカーが表彰台を分け合った。

なお、これによって表彰台独占でもブリジストンは6回目を記録した。さらに 1位から10位までをブリヂストンタイヤ装着チームで独占している。

<優勝チーム監督コメント>
吉川 和多留 氏(YAMAHA FACTORY RACING TEAM監督)、3年連続の優勝ができて非常に嬉しく思います。安定したタイヤ性能でこの優勝を支えてくれたブリヂストンに対して、3選手と全チームスタッフを代表して感謝致します。

ブリヂストンタイヤの性能をレースで最大限に引き出せるように、事前テストの段階からチームとブリヂストンで協力してきたことが、この結果につながったと思います。今後ともYAMAHA FACTORY RACING TEAMへの応援を宜しくお願い致します。

中田 勇一 (当社 執行役員 日本タイヤ経営企画担当)、3年連続の優勝を果たしたYAMAHA FACTORY RACING TEAMの皆様に、心より御祝い申し上げます。

鈴鹿8耐40回という記念すべき大会で、EWC最終戦という緊張感もある中、素晴らしいレースが展開され感動しました。その中で当社はタイヤサプライヤーとして共に戦い、タイヤも良く機能して、12年連続で鈴鹿8耐優勝チームの足元をサポートできたことを光栄に思います。

また優勝だけでなく、上位10位までをブリヂストンタイヤ装着チームが独占できたことも大変嬉しく、素晴らしい成績を修められたチームと関係者に皆様に感謝致します。今後もさらに技術を磨き、より良いタイヤ作りを目指して参ります。