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日産自動車、「攻めのIT経営銘柄」に選定される

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下、日産)は5月26日、経済産業省並びに東京証券取引所の選定による、収益拡大や事業革新等のために積極的なITの活用を実施している優れた上場企業「攻めのIT経営銘柄」に自社が選定されたと発表した。

「攻めのIT経営銘柄」は、経済産業省が、日本企業の戦略的IT活用の促進に向けた取組の一環として、東京証券取引所と共同で2014年度より創設したもの。

銘柄選定・発表は今回が初となる。同銘柄は、ITの活用による企業の製品・サービス開発強化や、ビジネスモデル変革を通じて新たな価値の創出、およびそれを通じた競争力の強化を目指す経営に優れた上場企業が選定の対象となる。

東京証券取引所は、日産を「攻めのIT経営銘柄」に選定した理由として、以下の同社の取り組みを挙げた。

「日産自動車は、中期経営計画である『日産パワー88』を推進する中、グローバルIS/IT戦略である「VITESSE*」を策定し、実行しており、「VITESSE」は事業改革戦略を実現するためのSolution構築を、経営との連動を強化しつつ、ビジネス価値創造のツールとして、スピーディに推進している。」
<東京証券取引所のニュースリリースより抜粋>

今回の選定を受け、グローバルIS/IT担当の常務執行役員である日産の行徳セルソは、「ビジネスを支援するIS/ITから、貢献するIS/ITへ、大きく舵をきった当社の戦略的活動が、攻めのIT経営として評価されたことを大変光栄に思います。」と述べた。

また日産では、「グローバルに新規事業が拡大する中、IT活用の重要性は益々高まっております。当社は、引き続き経営とITの連動に取り組むことで、日産の企業価値の更なる向上を図ってまいります」と述べている。

*VITESSE: Value Innovation, Technology Simplification, Service Excellenceの3つを柱とした、当社のグローバルIS/ITの中期計画。

<関連URL>
東京証券取引所ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150526003/20150526003.html
経済産業省ニュースリリース
http://www.jpx.co.jp/news/0010/20150526-01.html

 

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新日鉄住金、北米で高成形性超ハイテン製造し自動車用鋼板のグローバル供給体制を拡充

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最先端自動車用鋼板のグローバル供給体制の拡充を目指す

新日鐵住金株式会社(本社:東京都千代田区、社長:進藤孝生 以下、新日鐵住金)は5月25日、ArcelorMittal社(本社:ルクセンブルグ、CEO:Lakshmi Mittal、以下、AM)との合弁の米国鋼板製造・販売拠点である、AM/NS Calvert社(本社:米国、CEO:Chris Richards)において、自動車の骨格部品に適用可能な高い成形性と、1.2GPa(ギガパスカル)級までの強度を併せ持つ高成形性高張力冷延及びめっき鋼板(以下、「高成形性超ハイテン(*)」)の製造対策を、2016年末を目途に実施していくと発表した。nippon-steel-sumitomo-metals-expanding-international-supply-system-of-automobile-steel-sheet20150526-1-minAM/NS Calvert社では、既存設備で1.2GPa級までのハイテンが製造可能だが、これに加え、今対策で新日鐵住金が日本国内のみで製造している成形性を更に高めた超ハイテンを、初めて海外で製造することが可能となる。

同実施で、新日鐵住金の自動車用高級鋼板の国際供給体制が充実

米国における新日鐵住金と、AM社との既存の自動車鋼板製造拠点であるI/N Tek社・I/N Kote社では、ハイテンの製造可能品目が限られている。nippon-steel-sumitomo-metals-expanding-international-supply-system-of-automobile-steel-sheet20150526-2-min一方で、北米に製造拠点のある自動車各社においては、更なる車体軽量化や衝突安全性の向上ニーズが高まっており、強度と成形性等の各種特性を高い次元で両立させた高成形性超ハイテンの、北米での製造体制の整備が、需要家側からも望まれている。

従って今後、AM/NS Calvert社において、高成形性超ハイテンに必要な微細金属組織の最適化を実現する当社技術や、プロセスを導入し、高成形性超ハイテンの製造体制を2016年末を目途に確立していく構えだ。nippon-steel-sumitomo-metals-expanding-international-supply-system-of-automobile-steel-sheet20150526-5-min新日鐵住金では「今後も自動車の軽量化等に寄与する、環境にやさしい材料の開発やグローバルな供給を通じて、需要家や社会の要請に応えていくとともに、他素材対抗も念頭におき、鉄素材の更なる競争力向上に努めて参ります」と結んでいる。

(*)高成形性超ハイテン;
・ハイテンとは、High Tensile Strength Steel(高張力鋼板)の略称で、引張強度の保証値が340mpa以上の鋼板の総称。ハイテンの中で、強度と成形性等各種特性を高い次元で両立させたものを、高成形性超ハイテンと呼んでいる。

1.2GPa級高成形性超ハイテンは、引張強度の保証値が1180MPa以上で、2ランク低い強度レベルの780Mpa級と同等程度の成形性を有している。

 

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トミーカイラZZ 増資8億円完了、ローランドの合成走行音搭載車は今秋登場

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トミーカイラZZのGLM、総額 約8億円の第三者割当増資を実施

EVスポーツカー「トミーカイラZZ」の開発・販売元であるGLM株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:小間裕康、以下GLM)は5月25日、既存株主の東京大学エッジキャピタル、三菱UFJキャピタルを中核に、サウジアラビア政府系ファンド、台湾政府系ファンド、国内ベンチャーキャピタル、国内大手事業会社を引受先として、約8億円の第三者割当増資を実施した。

今回の海外ファンド参画は、同社の技術とビジネスモデルが、国外から高く評価された証であると発表している。

調達した資金の使途としては、(1)国内での完成車(トミーカイラZZ)の販売・アフターサポート体制の拡充、(2)トミーカイラZZの左ハンドル化と海外販売の加速、(3)シャーシプラットフォーム事業の推進、(4)国内事業会社とのアライアンス強化に充てられる予定だ。

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-5-min

■資金調達引受先
・Riyadh Valley Company(本社:Riyadh, the Kingdom of Saudi Arabia 代表: DR. KHALID AL SALEH)
・株式会社東京大学エッジキャピタル(本社:東京都文京区、代表:郷治友孝)
・三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表: 安藤啓)
・株式会社エースタート(本社:東京都港区 代表:渡邊一正)
Golden Asia Fund Venture Ltd.(本社:Cayman island 代表:Ching-Yen Tsay)
・中信ベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市 代表:今村弘一)
・ユアサM&B株式会社(本社:大阪市 代表:松田憲二)
・京都機械工具株式会社(本社:京都市 代表: 宇城邦英)

 

ローランドとの協業体制により、近未来サウンドを体感できるEVスポーツカー登場へ

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-6-min

また併せて同日、電子楽器メーカーのローランド株式会社(本社:静岡県浜松市、社長:三木 純一、以下ローランド)と、コラボレーション体制を締結。

運転状況を、近未来的な電子音で伝えるEV向けサウンド・システムを共同開発。同機能をトミーカイラZZのオプションとして、今秋からの販売を開始する。

近年、自動車に対する環境への配慮が高まる中、今後EV需要は大幅に増加すると云われており、自動車メーカー各車から発売されるEVは着実に増えつつある。

しかしEVの走行音はモーター駆動で、高い静穏性が長所とされる反面、エンジンから発せられる排気音がないため、スポーツカーらしい走りを愉しむドライバーにとっては物足りないという声がある。

そこで今回、ローランドと「EVスポーツカー・サウンド・プロジェクト」を打ち出し、同社が創業以来培ってきたシンセサイザー技術を応用することにより、加速や減速、坂道におけるモーターへの負荷など、走行状況に応じてダイナミックに変化する走行音を愉しめることを目指す。

トミーカイラZZへの同機能の付加は、従来にはない近未来的なサウンドを介して、EVスポーツカーの魅力を飛躍的に高めることができるという。

【特 長】
・加速や減速、モーターへの負荷など走行状況に応じた走行音を再現。迫力のサウンドでEVの運転を楽しめる
・ローランド最先端のシンセサイザー技術により、滑らかでダイナミックなサウンドを実現
・お好みにあわせたサウンドタイプを選択することが可能
走行状況に応じてオンタイムで変化する近未来的なサウンドを再生

車載ネットワークから得られる、車速やアクセルの踏み込み量、動力系への負荷といった車両の状況をリアルタイムで検知し、ローランド最先端のシンセサイザー技術(※)を応用して近未来的でアクティブなサウンドを合成。車内に搭載したステレオ・スピーカーから再生される。滑らかでダイナミックに変化するサウンドは、アクセル操作と連動しており、EVを運転する愉しみが大きく広がる。

※音源は、ローランド最高峰のデジタル・シンセサイザー音源「スーパー・ナチュラル」を使用。ドライバーの嗜好に合わせサウンドタイプを選ぶことが可能。

今プロジェクトにあたっては、スポーツカーや高級車に相応しい、上品で高級感のあるサウンドタイプが用意されているという。ローランドの提供する、EV車載用サウンド・システムの写真は以下。

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-2-min
●外形寸法:110(幅)×250(奥行)×62(高さ)mm ●質量:1.1kg

 

 

浅間ヒルクライム2015にトミーカイラZZが登場する

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-7-min

なお来る5/30(土)〜5/31(日)、長野県小諸市にて開催される浅間ヒルクライム2015にトミーカイラZZが登場する予定。

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-8

今年は新型シボレー「コルベットZ06」ジャパンプレミアの場に選ばれている同イベントだが、当日はチェリーパークラインを駆け抜けるトミーカイラZZを見ることも出来る。

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-3-min

詳細は「浅間ヒルクライム2015」Webサイトで

tommykaira-zz-capital-increase-synthetic-running-sound-equipped-vehicles-this-fall20150526-4-min

【以下参考】
GLM株式会社・概要
GLMは、京都大学発EVベンチャーとして、2010年に設立した自動車メーカー。持続可能な「カーボンゼロ社会」「循環型社会」の実現を目指した、電気自動車の開発・販売プロジェクトが発端となった。環境対応自動車の早期普及を目的とし、複数の提携企業の協力のもと、ファブレスモデルによる市販車の開発製造を行っており、2014年には、京都の生んだスポーツカー「トミーカイラZZ」を EV として復活。国産初の量産EVスポーツカーとして販売を開始した。

会社名GLM株式会社
代表者代表取締役社長 小間 裕康
所在地本社 〒606-8317 京都市左京区吉田本町京都大学VBL
設立2010年4月
事業内容環境対応自動車の開発・販売
資本金13億5,066万円(資本準備金、資本性ローン含)

 

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マツダ、CX-5世界累計生産100万台を達成

mazda-the-cx-5-world-total-production-1-million-units-to-achieve20150525-2-min

約3年5ヵ月での100万台達成は、マツダ車として2番目に早い記録

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は5月25日、「マツダ CX-5」の世界累計生産台数が2015年4月末までに100万台に達したことを発表した。

2011年11月の生産開始以来、約3年5ヵ月での100万台達成は、「マツダ アクセラ(海外名:Mazda3)」に続いて、マツダ車として2番目に早い記録となった。

「CX-5」は「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第1弾として、宇品工場(広島県広島市)で生産を開始しました。現在は中国の「長安マツダ汽車有限公司」(CMA)でも生産を行っているほか、ロシアの「マツダソラーズマヌファクトゥリングルース」、マレーシアの「マツダマレーシア Sdn. Bhd.」、ベトナムの「ヴィナマツダCo., Ltd.」でも現地組み立て(*1)を行っている。

mazda-the-cx-5-world-total-production-1-million-units-to-achieve20150525-3-min

世界中で成長を続けるクロスオーバーSUV市場に、マツダの新たな基幹車種として2012年2月に投入した「CX-5」は、「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など60を超える賞を世界中で受賞(*2)したほか、2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数第1位(*3)を獲得するなど、グローバルにマツダのカーラインアップをけん引する主力モデルに成長した。

「CX-5」の世界累計生産台数100万台達成にあたり、開発を担当する大塚 正志(おおつか まさし)主査は、「3年5ヵ月という短期間で100万台の節目を迎えることができたことを、心から嬉しく思うとともに、『CX-5』を支持してくださる全てのお客さまに感謝します。

これからも『CX-5』がより多くのお客さまのアクティブな生活のパートナーとして末長くお乗りいただける存在となるよう、大切に育てていく所存です。」と述べた。

mazda-the-cx-5-world-total-production-1-million-units-to-achieve20150525-1-min

(*1) 現地組み立ての台数は、国内生産の内数として計上。
(*2) 2015年4月時点、マツダ調べ。
(*3)2014年1月時点、マツダ調べ。

 

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日産とBMW 、南アフリカでEV充電インフラ拡充に合意

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覚書締結で電気自動車充電網を共同で整備

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下、日産)と、BMW(本社:バイエルン州ミュンヘン、社長:ノルベルト·ライトホーファー、以下、BMW)は、5月25日、南アフリカにおける電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及推進のため、互いに協力していくことを発表した。

より具体的には、南アフリカ日産(NSA)と、BMWグループ(BMW SA)が、両社の車両が使用できるEVおよび、PHEV用の充電ステーション網を共同で、南アフリカ国内において網羅する計画ならびに、整備推進の覚書を締結した。

南アフリカ日産社長のマイク ウィットフィールド氏は、「私たちが、2013年に100%電気自動車の『日産リーフ』を発売したことは、持続可能なモビリティを推進し、ゼロ・エミッション車の市場を拡大する日産のグローバルな取り組みの一環です。

このことから、BMWとのパートナーシップは、将来につながる自動車産業を創出するための健全な投資であると確信しています」と述べた。

パートナーシップにより両社の知見を共有

一方、南アフリカBMW社長のティム アボット氏は、電気自動車の将来的な成功のため、「重要なことは業界全体での協力体制である」と語り、さらに「私たちは、『BMW i3』と『BMW i8』の発売を成功させました。

nissan-and-bmw-ev-charging-infrastructure-expansion-in-south-africa20150525-1-min

私たちの戦略に絶対的に必要なことは、お客様に電気自動車の実現性を確信していただくために、必要なインフラが展開されることです。

南アフリカで電気自動車およびプラグインハイブリッド車の投入と拡大を成功させるためには、私たちが力を合わせていく必要があります。日産とのパートナーシップは、そのための最初の一歩となるのです」と語っている。

設置はEVおよびPHEV向けの充電ステーション

今回の同意では、BMW SAとNSAが、BMWのEVとPHEVに提供するコンボ方式(CCS2)と、日産の100%電気自動車「日産リーフ」に適用するチャデモ方式(CHAdeMO)の両規格の充電口を装備した直流(DC)急速充電ステーションを提供することになっている。

今回の全国的な充電ステーションの整備では、小型の交流(AC)型充電器を使用する地域もある。今回の同意の一環として、これらの充電器には、すべてのEVおよびPHEVと接続できる『タイプ2』ソケットが装備される。

主要な取り組みは、EVの充電インフラ網の計画と整備で、充電ステーション網は、両社の役員からなる共同タスクチームが運営する予定。

Economist.co.zaのチーフエコノミストで、自動車市場専門家のマイク シュースラーは、「BMWと日産が、知見、アイデア、課題を共有することにより、成長が加速し、市場に対する消費者のEV・PHEVの受容度が上がり、自動車産業全体の利益につながるでしょう。

両社は、未来を感じさせるようなEVを作った時と同様に、車両充電網の設置に対して同じ見識を持っていることを示しました」と語っている。なおBMW SAとNSAの合意は、直ちに発効し2017年まで継続する予定。

【背景】
BMW SAは、今年3月に、EVの「BMW i3」とPHEVの「BMW i8」を発売。一方で日産は、2010年に、世界初の量産型EVである「日産リーフ」を発売し、ゼロ・エミッション活動を開始している。リーフは、2013年に南アフリカで発売されている。

 

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夏の太陽をイメージしたオレンジボディのJeep限定車

FCAジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ポンタス ヘグストロム、以下、FCAジャパン)は、同社が展開するSUV(スポーツ用多目的車)「Jeep(R)」より2つの限定モデル、「Jeep(R)Cherokee Mango Tango(ジープ・チェロキー マンゴータンゴ)」および「Jeep(R)Wrangler Unlimited Sunset Orange(ジープ・ラングラー アンリミテッド サンセットオレンジ)」を、2015年5月30日(土)より、全国のジープ正規ディーラーにおいて販売する。

ブラックホイールとボンネットデカールが特徴の「Cherokee Mango Tango」

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「Jeep Cherokee Mango Tango」は、昨年5月販売を開始した「Jeep Cherokee」のうち、オフロード仕様に注力した4x4モデル「Trailhawk(トレイルホーク)」をベースにした限定車。

チェロキーとして、初めてSTART&STOP(アイドリングストップ)機能を搭載したことで、約14%の燃費向上を達成した。

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ボディカラーは、明るさを抑えたオレンジカラー「マンゴータンゴ」、ブラックのホイールとマットブラックのボンネットデカールによりシャープな印象を作り出している。

オープンエアドライブも楽しめる「Wrangler Unlimited Sunset Orange」

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「Jeep Wrangler Unlimited Sunset Orange」は、「Jeep Wrangler」の4ドアモデル「Jeep Wrangler Unlimited」の限定モデル。

サンセット(夕焼け)のような鮮やかなオレンジカラーのボディに、需要の高いメモリーナビゲーションシステムが特別装備された(通常はオプション設定)モデル。

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以上2つの限定車の概要は以下の通り。

<Jeep Cherokee Mango Tango車両概要>fca-japan-jeep-limited-car-2-models-530-released-from20150525-7-min・販売台数:全国限定50台
・価格:税込¥5,076,000(¥4,700,000[税抜])
・販売開始日:2015年5月30日(土)
・ボディカラー:マンゴータンゴP/C
・駆動方式:4輪駆動(オンデマンド方式)
・トランスミッション:電子制御式9速AT
・ステアリング:右
・エンジン:V型6気筒 DOHC
・総排気量:3,238cc
・特別装備:
・マットブラックボンネットデカール
・17インチブラックカラーアルミホイール
・コマンドビュー デュアルペインパノラミックサンルーフ
・セーフティパッケージII

<Jeep Wrangler Unlimited Sunset Orange車両概要>

fca-japan-jeep-limited-car-2-models-530-released-from20150525-4-min・販売台数:全国限定100台
・価格:税込¥3,996,000(¥3,700,000[税抜])
・販売開始日:2015年5月30日(土)
・ボディカラー:サンセットオレンジP/C
・駆動方式:後2輪・4輪駆動(選択)
・トランスミッション:電子制御式5速AT
・ステアリング:右
・エンジン:V型6気筒 DOHC
・総排気量:3,604cc
・特別装備:
・Pioneer製メモリーナビゲーションシステム
・ボディ同色ハードタイプスペアタイヤカバー

Jeep Cherokee Mango Tango関連Webサイト

Jeep Wrangler Unlimited Sunset Orange関連Webサイト

FCAジャパンWebサイト

ジープWebサイト

 

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タカタ、米国運輸省とエアバッグインフレーターの市場処置拡大で合意

takata-agreed-treatment-expansion-of-the-us-department-of-transportation-and-the-air-bag20150525-2-min

全米で3400万台にのぼるリコール(回収・無償修理)に同意

タカタ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:高田重久、以下、タカタ)の子会社であるTK Holdings Inc.(本社:ミシガン州オーバーンヒルズ、以下、TKH)は、5月20日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)との協議の結果、エアバッグの欠陥を認め、全米で3400万台のリコール(回収・無償修理)に同意すると発表した。

具体的には、同社と米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)との間で、この度のエアバックインフレーターに関わる自動車ユーザーの安全を最優先するべく、追加的な市場処置を実施することなどの内容での同意指令(Consent Order)に合意した。

本合意は、一部の不具合が生じたインフレータに関するもので、NHTSAとの度重なる話し合いの結果、その要請を受けてなされたもの。

合意により、ホンダやトヨタ等を筆頭とする国内外の自動車メーカーで、本件合意に該当する自動車の運転席側エアバッグと、助手席側エアバッグが対象となる。リコールによる回収総数は、全米で3400万台(回収・無償修理)となる見通し。

takata-agreed-treatment-expansion-of-the-us-department-of-transportation-and-the-air-bag20150525-1-min

合意発表にあたって、同社、高田重久会長兼社長は、「お客様の安全確保、信頼回復へ向けて、NHTSAと今回の合意に至ることができ、一歩前進できたものと認識しております。

昨年より、NHTSA及び自動車メーカー様と共に、様々な分析や試験を重ね、お客様の安全を最優先に有効な対策の検討を重ねて参りました。今後も、NHTSA及び自動車メーカー様と全面的に協力し、ユーザー様の安全確保を最優先にして、予防的処置を行って参る所存です」と述べている。

なお本合意に関わる概要は以下の通り。

本合意と共に、TKH(タカタ株式会社の米国子会社)は、4件の不具合情報報告書(DIR)を提出し、そこでは、特定の運転席側及び助手席側のインフレータについて、NHTSAの監督のもと、自動車メーカー様による市場処置を拡大することが想定されています。

DIRでは、これまでの調査結果とそれに関するタカタの現在の理解が説明されており、インフレータが長期間高温多湿の環境下にさらされ、かつ、製造上の精度のバラツキ等その他の要因が複合的に重なり合う場合、一部のインフレータが規格外の強い内圧を受けて破損する可能性があるとしています。

タカタは、フラウンホーファー協会等、この分野で世界的に実績のある研究機関とともに、原因究明に向けた取組みを精力的に行って参りましたが、この問題は非常に複雑であり、それを評価するのに時間を要しております。

これまでの分析によれば、当初部品として対象インフレータを検証・製造するにあたって、自動車メーカー様が策定した試験評価の枠内では、このような長期にわたる現象が起こりうる可能性を把握できなかったことが示唆されております。

DIRでは、これまでの調査結果に基づき、製造経年数と地理的条件に基づき優先順位を付けたうえ、インフレータの交換を進めることを定めています。

提出したDIRのうち2通では、段階的な全米での市場処置を検討しており、年数の経つ車両を優先し、また、運転席側のインフレータについては極度の高温多湿の環境にある車両を優先して、インフレータの交換を順次行うことが想定されています。

残り2通の報告書では、高温多湿の地域で一度でも登録されたことのある車両、又は、それらの地域で販売された車両に関して市場処置が行われることが想定されておりますが、今後の調査結果次第では、対象地域又は全米を対象に段階的に市場処置が拡大される可能性があります。

今回範囲を拡大することになる市場処置においては、相安定化硝酸アンモニウムを使用した運転席側インフレータのうち旧仕様のものの、製造開始から製造終了までの製品全てが対象に含まれます。

これまでの市場でのインフレータ破損事案に関連するほぼ全てのインフレータが、この市場処置の対象に含まれることになります。

また、Consent Orderにおいて、TKHは、NHTSAとの間で、今後も継続して規制当局の決定、方針又は調査に全面協力すること、NHTSAから要請された情報を適時に提供すること、引き続き試験結果やデータ等の情報を提供していくこと等に合意いたしました。

加えて、Consent Orderでは、2015年2月20日付けのレターで制裁金の支払いを命じた民事罰(Civil Penalty)について、2015年5月18日以降に係る部分の支払を追求しないものとされています。

タカタは、今後も自動車メーカー様と全面的に協力して、迅速な修理の実現および改修率向上へ向けて、ユーザー様への市場処置の周知徹底やその他の施策を計画・実行して参ります。
以上

YAMAHA YA−1生誕60周年、ヤマハらしさの原点を探る

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ヤマハのシンボルとして「YA-1」は今でもさまざまなイベントで展示され多くのファンに支持されている

ヤマハらしさの原点は、同社の処女作YAMAHA YA−1に遡る

今もヤマハ社内の「ものづくりの現場」に息づく「ヤマハらしさ」という基準。それは「独創のコンセプト」を持っていることであり、「卓越した技術」を備えていることであり、また、スタイリング上における「洗練された躍動感」を持っていることでもある。

ヤマハ発動機は、そうした「自社らしさ」に磨き続けて、ヒトの感性に訴える製品を生み出してきた。そして実は、その原点は、同社の処女作YAMAHA YA−1から引き継がれてきたものだ。

今から60年前の1955年2月。当時、純粋な楽器メーカーだった日本楽器製造株式会社(現・ヤマハ株式会社)からデビューしたYAMAHA YA−1は、ヤマハが初めて手掛けたモーターサイクル第1号機でありながらも、今日まで「ヤマハらしさ」を象徴すべき存在として生き続けている。

明日に夢馳せる経営者の願いと、現場開発者の意気込み 続きを読む YAMAHA YA−1生誕60周年、ヤマハらしさの原点を探る

日産、2015年度ミスフェアレディ新体制発表

30年代のダットサン・デモンストレーターから、64年のミスフェアレディ誕生。一貫して、綺麗なだけの飾りものではなかったその系譜と伝統を辿る

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下、日産)は、日産グローバル本社ギャラリーで勤務する「日産ミスフェアレディ」に、2015年4月入社の新人9名を加え、総勢21名となる新体制を発表した。

続きを読む 日産、2015年度ミスフェアレディ新体制発表

ボッシュ、ネットワーク化が自動運転成功の鍵を握る

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モビリティ・ソリューションは市場を上回る売上成長率

ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner、以下ボッシュ)は5月19日、ドイツのボックスベルクで、第62回の『ボッシュ オートモーティブ プレス ブリーフィング』を実施した。

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同席上において、統括部門長のロルフ・ブーランダー氏は、「今日、ボッシュ・グループ最大の事業セクターであるモビリティ ソリューションズは、安定的な成長を続けています。

為替調整後の同事業部の売上高は、2015年第1四半期に、7%増加し、名目売上高の伸びは13%に達しました。

技術的かつ国際的な立場においても、ボッシュのポジションは良好で、今年も、市場を上回る売上成長が見込まれています」と口火を切った。

ボッシュはエンジン技術を超えた、その先も見据えている

同社によると、2014年のモビリティ ソリューションズ事業部の営業実績は、8.9%増、これは世界の自動車生産成長率の2倍以上に達しているという。

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その要因としては、横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ガソリン直噴システムやディーゼル直噴システムなど、主要システムの販売個数が、それぞれ約20%伸びていることにある。

ブーランダー氏は、「私たちは自家用車の見直しを進め、自転車、列車、バスを含むマルチモードコンセプトに向けて歩み続けています」と説明し、「ボッシュはエンジン技術を超えた、その先も見据えています」と語り始めた。

eモビリティによりディーゼル車とガソリン車の効率がさらに向上

ボッシュは、未来へのモビリティビジネスについても、着実に成功を手にしつつある。

目下グローバル規模で、自動車テクノロジーとサービスを提供する同社は、『電動化』、『自動化』、『ネットワーク化された環境』を実現するため、この3分野を精力的に追い続けているが、ブーランダー氏はこれについて、「ボッシュは、この3つすべてを着々と進行させています。

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将来、パワートレインが電動化されたとしても、今後10年間は内燃機関が効率的なモビリティのベースであり続けると考えています。具体的には今後5年間で、ボッシュのエンジン技術により、ディーゼルエンジンでは10%、ガソリンエンジンでは約20%の燃費向上が実現する見通しです」と述べた。

ハイブリッドに関する取り組みでも、30件の開発プロジェクトを完了

一方でボッシュでは、2025年までに全世界で生産される新車の約15%は、少なくともハイブリッド化されると見込んでおり、既に電動パワートレイン関連で、30件の開発受注プロジェクトを完了。

そのうち10件は、プレミアムカー向けのプラグインハイブリッドパワートレインとなっており、対象車両は、長距離をディーゼルまたはガソリンで走行し、市街地を全電気モードで走行することができるようになっているという。

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先のブーランダー氏は、これについても、「私たちには代替パワートレインを成功させるために必要な経験を持っています。これは、過去に私たちがディーゼルで経験したことで、同様に電動パワートレインについても、成功させたいと思っています」と、たたみ掛けた。

自動運転により事故発生数が3分の1以上に減少

加えて、業界全体が自動運転に向かうのに伴い、ドライバー アシスタンス システムの市場でも、ボッシュは、毎年約3割増のペースで成長を続けている。

同社は昨年、5,000万台を超えるセンサーをドライバーアシスタンスシステム向けに販売したほか、レーダー センサーとビデオ センサーの2015年の売上高は、2014年比から倍増する見込み。既にアダプティブクルーズコントロールに装備されるレーダー センサーでは、世界的なマーケットリーダーとなっている。

この勢いを受けて今年は、交通渋滞の回避行動を取る場合や、遠隔操作での駐車時に、ドライバーをサポートする新アシスタンスシステムの生産も開始するという。

自立的な自動運転の時代はもう間近に迫っている

また、ボッシュは2020年までに、高速道路上での自動運転向けハイウェイパイロットの量産化に進むべく構想中で、ボッシュ取締役会メンバーのディルク・ホーアイゼル氏は、「このシステム開発により、私たちは部分的な自動運転から、高度な自動運転に移行することになります。

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つまり、ドライバーが乗客になるわけです。これは同時に、快適性と、何よりも安全性が高まることを意味しています。

ボッシュの事故調査担当者は、自動化が進むことで、事故発生数がさらに著しく減少すると予測しており、ドイツ国内だけでも発生数が3分の1以上減少すると考えています」と語り、高速道路のドライバーアシスタンスに関しては、既に最終的な開発段階に来ていると見ているようだ。

ブーランダー氏は、「当社では、2年前よりも700人多い約2,000人のエンジニアが、ドライバーアシスタンスシステムの開発に取り組んでおり、先にZF Lenksysteme(現在はRobert Bosch Automotive Steeringに社名変更)を傘下に加えたことで、当社は、自動運転を推し進めるために一段と優位な立場を確保できるようになりました。

今後は、ボッシュのテクノロジーによって、車両が自律的に加速と減速を行うだけでなく、操舵も出来るようになっていくでしょう」語った。

サービス事業の成長につながる車両のネットワーク化

最後に、車両のネットワーク化に関して、ボッシュ取締役会メンバーのマルクス・ハイン氏は、「今後、ドライバーはインターネットを介して、空いている充電スポットを検索・予約し、充電料金の支払いを済ませることも出来るようになります。

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先の通り、今後、電動化および自動化された運転が、成功するかどうかのカギを握っているのがネットワーク化です」と述べ、「車両のネットワーク化はまた、便利な新しいサービスにつながります。

例えば、ECUデータを伝送することは、予防保守や燃料削減をアドバイスするための基礎データとして役立ちます。さらにこうしたサービスは、リース会社や、保険会社のフリート管理を支援することにもなります」とも述べた。

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加えてブーランダー氏は、「ボッシュのモビリティポータル『Drivelog』では、ドライバーもこのサービスを直接利用できるようになっていますが、そのためにはスマートフォンアプリと、ECUデータを読み取るためのコネクターが必要になります。

今後は全体として、約20万台の車両がインターネット接続に対応したものになり、それを基に、ドライバーもボッシュが開始するサービスにアクセスできるようになる予定です。

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車両のネットワーク化に関しては、既に試験段階を過ぎました。ボッシュにとって今後は、サービス事業化が重要な意味を持つようになるでしょう」と結んだ。

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ボッシュ、テスラ モデルSベースの自動運転テスト車導入

テスト拠点は欧州と北米、したがって導入車は2台だ

ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner、以下ボッシュ)は、自動運転のテスト車両として、新たに「テスラ モデルS」を導入した。

ボッシュでは、2011年以降、欧州と北米の2つの大陸にまたがって自動運転に取り組んでおり、ドイツのアプシュタット拠点では、ボッシュのエンジニアたちがシステムの統合に力を注いでいる。

その一方で、カリフォルニア州シリコンバレーのパロアルトのエンジニアたちは各機能の開発を積極的に進めている。

ボッシュが、米国テスラ社の純粋EVを選択した理由 続きを読む ボッシュ、テスラ モデルSベースの自動運転テスト車導入

リコール情報5車種(5月22日発表分)

5月22日(金)発表分の乗用車系リコール情報は、5メーカー・5車種。いずれも不具合件数ならびに事故発生は無く、詳細は該当車の保有ユーザーに対して追って、連絡が届く見込み。

—————————————————————————————————【三菱 ランサー】
◎不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)

◎基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認した。
そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。

◎改善措置の内容:全車両、予防的措置としてインフレータを新品と交換、または助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
また、交換用部品の準備ができた段階で年式の古いものから順次新品と交換する。なお、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。

◎不具合件数:0件、事故の有無:無し

◎発見の動機:市場回収品の調査結果による

◎自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:交換用部品の準備ができた段階で、ダイレクトメール等で通知する。(6月下旬予定)
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に No.3576のステッカーを貼付する。

※概要は上記の通り、該当車の保有ユーザーに対して追って連絡が届く見込み。

—————————————————————————————————
【スバル インプレッサ】
◎不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)

◎基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、部品メーカーで市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認した。
このため、原因は判明していないが、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがあるため、予防的措置として当該インフレータを新品に交換する。

◎改善措置の内容:全車両、当該インフレータを新品に交換するとともに、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。
なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

◎不具合件数:0件、事故の有無:0件

◎発見の動機:部品メーカーからの情報による

◎自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール、直接訪問又は電話で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に記載する。
・改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアロックストライカー付近にNo. 3578のステッカーを貼付する。

概要は上記の通り、該当車の保有ユーザーに対して追って連絡が届く見込み。

—————————————————————————————————
【マツダ アテンザ】
◎不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)

◎基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、部品メーカーで市場回収品を調査した結果、異常展開に繋がるおそれがあるガス発生剤の密度低下が認められた。
このため、原因は判明していないが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレータについて、予防的措置として当該インフレータを新品に交換する。

◎改善措置の内容:全車両、当該インフレータを新品に交換するとともに、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。
なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

◎不具合件数:0件 事故の有無:無し

◎発見の動機:部品メーカーからの情報による。

◎自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3579 のステッカーを貼付する。

※概要は上記の通り、該当車の保有ユーザーに対して追って連絡が届く見込み。
—————————————————————————————————
【マツダ ボンゴ】
◎不具合の部位(部品名) エアバッグ装置(インフレータ)

◎基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、部品メーカーで市場回収品を調査した結果、異常展開に繋がるおそれがあるインフレータ容器内圧の異常出力が認められた。
このため、原因は判明していないが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレータについて、予防的措置として当該インフレータを新品に交換する。

◎改善措置の内容:全車両、当該インフレータを年式の古いものから順次新品と交換する。なお、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。

◎不具合件数:0件 事故の有無:無し

◎発見の動機:部品メーカーからの情報による。

◎自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3580 のステッカーを貼付する。

※概要は上記の通り、該当車の保有ユーザーに対して追って連絡が届く見込み。

—————————————————————————————————
【BMW 523d】
◎不具合の部位(部品名) :走行装置

◎基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:走行装置(ホイール)において、「軽合金製ディスクホイールの技術基準」に規定されている当該技術基準に適合することを保証された製品に対して行う表示(ホイールサイズ)が不鮮明なため、保安基準の適合性が確認できない。

◎改善措置の内容:全車両、当該ホイールのホイールサイズ打刻を確認し、必要に応じ良品と交換する。

◎不具合件数:0件、事故の有無:0件

◎発見の動機:ドイツ本国からの情報による

◎自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクト メールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に、外-2178 のステッカーを貼付する。

※概要は上記の通り、該当車の保有ユーザーに対して追って連絡が届く見込み。

以上

ニュルブルクリンク24時間レース、出走5メーカー戦績まとめ

nurburgring-24-hours-raced-5-studio-of-kos-summary20150522-5-min

【アウディ】
アウディの新R8 LMS、2位との差わずか40秒で総合優勝

アウディは、ニュルブルクリンク24時間レースの10週間前に発表したばかりの新型Audi R8 LMSを投入し、初参戦で総合優勝を達成した。

レースは、最後の最後までタフなバトルが続き、アウディスポーツ チームWRTのクリストファー ミース選手(ドイツ) / ニコ ミューラー選手(スイス) / エドワード サンドストローム選手(スウェーデン) / ローレンス バンドール選手(ベルギー)組が総合優勝。

https://www.youtube.com/watch?v=FpLIt4kU9a8

2位となったライバル、BMWチーム マルクVDSとの差は、わずか40秒という非常にスリリングなレースを制している。

24時間の間にトップの入れ替わりが延べ35回という、1970年にニュルブルクリンク24時間レースが始まって以来の最多記録となった同レース。

レースの中盤を過ぎる頃から、ピットストップの度にBMWとトップが猫の目のように入れ替わるデットヒートが続いた。

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アウディスポーツ カスタマーレーシング代表のロモロ リブチェン氏は、「この週末はスリリングであり、神経が張り詰め、とても気疲れさせられるものでした。

マイナートラブルやプレッシャーに見舞われたにも関わらず、決して冷静さを失わずに闘い抜いたチーム全員に、心からの祝辞を述べたいと思います」と述べた。

nurburgring-24-hours-raced-5-studio-of-kos-summary20150522-10-min

一方、アウディスポーツ チームヨーストから#1で、出場した昨年の覇者・クリストファー ハーセ 選手/ クリスチャン マメロウ選手 / レネ ラスト 選手/ マルクス ウィンケルホック選手組は、マメロウ選手がクラッシュしリタイア。

同チームメンバーのもう1台、#4は、レース中盤で路面のオイルに乗ってスピン、さらに直後に、後続車から追突されてレース継続が不可能にとなった。

 

【ポルシェ】
ファルケンモータースポーツのポルシェ911が3位を獲得

ドライバーは、ポルシェのワークスドライバー、ウォルフ・ヘンツラー選手(ドイツ)とマルティン・ラギンガー選手(オーストリア)、ピーター・ダンブレック選手(イギリス)、そして日本のスーパーGTにおいてPorsche team KTRで、911 GT3Rを駆るアレックス・インペラトーリ選手(スイス)の4人。またポルシェは、SP7クラスでは、1位から3位を独占している。

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ウォルフ・ヘンツラー選手は、「昨年は4位でしたが、ついに表彰台に上がりました。ナイトセッションで他車と接触し左フロントにダメージを負いましたが、テープによる応急処置で充分な程度の軽いものでした」と語った。

最後のスティントを担当したヘンツラー選手は、全車がスロー走行を行う最終ラップにおいて9分11秒丁度で周回し、チームとしては悲願の表彰台の一角をもぎ取った。

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SP7クラスでは、ブラックファルコンチームが、カレラカップドイツのチャンピオンであるフィリップ・イング選手(オーストリア)を筆頭とする、以下ハンス・プレッセ選手(ドイツ)、マニュエル・メツガー選手(スイス)、ジャーウィン選手(オランダ)組が、911 GT3Cupで安定した走りを見せ優勝。総合順位は、トップから8周遅れの13位をマークした。

 

【トヨタ】
TOYOTA GAZOO Racingは、総合14位と総合39位を獲得

トヨタは、TOYOTA GAZOO Racingとして、人材育成と車両開発を目的に、2007年からトヨタ自動車社員がメカニックを務める体制で参戦している。

9年目の今年は、LEXUS LFA Code X(#53・SP-PROクラス)と、LEXUS RC(#187・SP-3Tクラス)の2台が出走した。

スタートドライバーは、LEXUS LFA Code Xが大嶋選手、LEXUS RCは木下選手がステアリングを握った。

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途中、コースの一部で降雨が見られるなか、タイヤ交換でピットインを重ねながら2台は順調に走行を続けた。

23時にLEXUS LFA Code Xが、マーシャルカーと接触したのだが、大事には至らず、「何もないことが怖いくらい」と言う言葉がメカニックから出るほどの安定感で走行を続け、ゴールまで残り2時間となった14時。LEXUS LFA Code Xが、駆動系のトラブルで6速が入らなくなるトラブルが発生。

https://www.youtube.com/watch?v=UMN7i1lY02g

もう1台のLEXUS RCも、突然電源が落ちるトラブルが起きたが、いずれも対策後コースへ復帰。結果、LEXUS LFA Code Xが、総合14位でSP-PROクラス優勝。LEXUS RCは、総合39位でSP3Tクラス4位を獲得した。

井口選手は「自分がチェッカードライバーになるとは思わなかったので光栄でした。6速ギアがない中での2周は長かったですが、大嶋選手のアドバイスがあったので上手く走り切れました。

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ファイナルラップは走り切ったドライバーに、コースサイドから観客の皆さんが手を振ってくれるんです。それを見て、24時間走り切ってよかったことを実感しました」と語った。

また、佐藤選手は「最後にトラブルがでてドキドキしましたが、大事に走らせたので大丈夫でした。疲れたけれど完走できてよかったです。クルマはエンジンも何も問題なく、上出来だったと思います」と共に喜びを語っていた。

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チーム代表のモリゾウ氏は、「私の場合は順位よりも、本当にみんなでマシンを仕上げ、最後まで2台揃って完走できたことが嬉しいです。

みんなの顔つきを見ると、この活動を続けてきてよかったなと思うのと同時に、これからも続けていかなければ…という気持ちが芽生えました」とチームを祝福した。

 

【日産】
ニュルブルクリンク24時間は、近年の参戦で最上位の結果に

#35 Nissan GT-R NISMO GT3に、ルーカス・オルドネス選手(スペイン)、ミハエル・クルム選手(ドイツ)、アレックス・バンコム選手(英国)に、日本の星野一樹選手が加わる布陣で、ニュルブルクリンク24時間レースに挑んだ日産は、近年の参戦では、最上位の総合9位でフィニッシュした。

当初ペナルティにより、上位30台によるポールポジションチャレンジへの進出を逃したが、31番手からレースをスタート。

ミハエル・クルム選手が、24時間の先陣を切り、その後、バンコム、オルドネス選手、星野選手へとつなぎ、レースは順調に推移。この間、夜間には降雨もあったものの、修復によるピットインもなく、希に見る過酷なレースとなった同レースで、総合9位を勝ち取った。

星野選手は「去年は悔しい思いをしていたので、本当に嬉しいです。このプロジェクトに関わる全ての人に感謝していますし、Nissan GT-R NISMO GT3の信頼性・ポテンシャルを証明することが出来ました。

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来年再来年、必ずまた戻ってくるチャンスをつかみ、更に上を目指して頑張ります!遠く日本からたくさんの応援、本当にありがとうございました」と語った。

また、クルム選手は「長年苦労してきたニュルブルクリンク24時間レースで結果を残すことができて、本当に嬉しく思います。Nissan GT-R NISMO GT3はトップと戦えるポテンシャルがありましたし、僕たちドライバーは皆、ギリギリの攻めをしました。

こんなにクラッシュが多い24時間レースは初めてだったけど、4人とも切り抜ける事ができましたし、車にダメージもありませんでした。また、挑戦したいと思います。応援、ありがとうございました」と語っている。

Nissan GT-R NISMO GT3は、別チームのシュルツ・モータースポーツからもエントリーしていたが、彼等は、残り1時間の時点でギアボックストラブルで後退。チームの努力は惜しくも報われなかった。

 

【スバル】
排気量2リットル以下のターボ車のカテゴリSP3Tクラスで優勝

富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルが市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2015」は、ドライバーのカルロ・ヴァン・ダム選手(オランダ)、マルセル・ラッセー選手(ドイツ)、ティム・シュリック選手(ドイツ)、山内英輝選手組で出走。

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結果、排気量2リットル以下のターボ車のカテゴリ「SP3Tクラス」で優勝を果した。

既に予選から、SP3Tクラスのトップタイムを記録していた同車。決勝レースでも、同一カテゴリのライバルに、一度もトップを譲ることなく、終始安定した走りを見せて、2位以下に12周以上の差をつけながら143周 (約3,629km)を走り切った。

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また、総合順位でも、全参加車151台中18位となり、過去最高順位を獲得。2008年から8年連続で出場するSTIのクラス優勝は、2011年、2012年に続いて3度目となった。

スバルでは「今回のクラス優勝で、WRX STIのAWDスポーツパフォーマンスが究極の一般公道とも言われるニュルブルクリンク・サーキットにおいても高次元で発揮されることを実証することができました」と述べている。

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マツダ、第65回 自動車技術会賞受賞

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公益社団法人自動車技術会よりの複数受賞に輝く

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)の研究者が、公益社団法人自動車技術会より「第65回自動車技術会賞」において、複数賞を受賞した。

まず第1に、高効率オートマチックトランスミッションSKYACTIV-DRIVE(スカイアクティブ・ドライブ)の開発で「技術開発賞」を1件。

第2に、新世代クリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-D(スカイアクティブ・ディー)の予混合型燃焼の研究および人の視覚特性の分析によるワイパー払拭に関する研究で「論文賞」を2件。

第3に、車体構造の振動・音響伝達に関する研究で「浅原賞技術功労賞」を1件、受賞した。

mazda-the-society-of-automotive-engineers-award-65th20150521-2-min「自動車技術会賞」は、1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展の奨励を目的に設けられ、自動車技術における多大な貢献・功績を認められた個人に贈られるもの。

マツダのSKYACTIV(スカイアクティブ)技術が、「技術開発賞」を受賞するのは、「SKYACTIV-G(スカイアクティブ・ジー)」「SKYACTIV-D(スカイアクティブ・ディー)」に続いて3回目となる。

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また、今回の受賞により、SKYACTIV技術および、その技術を搭載したクルマに対する国内外の主要な賞は通算200件となった。(マツダ調べ)

マツダでは「今後も『走る歓び』と『優れた環境安全性能』の両立を目指した技術開発を進め、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」と結んでいる。

【以下、受賞概要】

■技術開発賞
受賞対象:走る歓びと環境性能を両立する新型オートマチックトランスミッション

https://www.youtube.com/watch?v=lbP2SwdRvjA

・受賞者:土井 淳一(どい じゅんいち)マツダ株式会社 パワートレイン開発本部
・丸末 敏久(まるすえ としひさ)同パワートレイン開発本部
・鎌田 真也(かまだ しんや)同パワートレイン開発本部
・三谷 明弘(みたに あきひろ)同統合制御システム開発本部
・坂 時存(さか ときもり)同パワートレイン開発本部

受賞理由:「高い伝達効率」「ダイレクト感」「スムーズで力強い発進」を満足するトランスミッションの開発は市場から継続的に求められている。

本自動変速機は、トルクコンバータの発進直後からのロックアップ実現を狙い、最大の課題であった振動問題を解決するため、ねじりダンパーの低剛性化とロックアップクラッチの制御精度と耐久性の向上を実施した。

また、機構構成要素の抵抗低減技術、高応答かつ高精度の変速制御を可能にするメカトロニクスモジュール、モデルベース制御の採用等を行った。こうした技術開発は動力伝達系技術の進歩発展に貢献するものと高く評価される。

■論文賞
受賞対象:予混合型ディーゼル燃焼による排気と燃費の低減(第3報)
−モデルベース着火時期制御と多段噴射によるロバスト性の改善−

https://www.youtube.com/watch?v=9_bp9QOVOhQ

・受賞者:志茂 大輔(しも だいすけ)マツダ株式会社 パワートレイン開発本部
・角田 良枝(かくだ よしえ)同パワートレイン開発本部
・金 尚奎(きむ さんぎゅ)同パワートレイン開発本部
・丸山 慶士(まるやま けいじ)同パワートレイン開発本部
・鐵野 雅之(てつの まさゆき)同パワートレイン開発本部

受賞理由:「予混合型ディーゼル燃焼は、NOxとすすを大幅に低減することが可能であるが、一方では燃焼音の増大や未燃損失による燃費の悪化、また、過渡運転時には着火時期の不安定性に起因する燃焼変動などが課題であった。

本研究では、これらに対応するため、低圧縮比と高性能ピエゾ駆動式インジェクターによる近接多段噴射を用いて、適度に不均一化された予混合気を形成することで、燃焼音と燃費の改善を実現した。さらに物理モデルに基づいた着火遅れの予測式に、噴霧混合気形成に関わる諸因子を入力項として追加し、着火遅れを精度良く予測するモデルを構築した。

この着火遅れモデルによる着火時期制御システムを用いることで、過渡運転時に安定した燃焼制御を実現した。これらの技術によって低エミッションと低燃費を実現したことは高く評価される。

■論文賞
受賞対象:人の視覚特性の分析によるワイパーの払拭欲求発生要因の解明と払拭特性の考察

mazda-the-society-of-automotive-engineers-award-65th20150521-4-min

・受賞者:岩瀬 耕二(いわせ こうじ)マツダ株式会社 技術研究所
・新部 忠幸(にいべ ただゆき)同技術研究所
・松岡 悟(まつおか さとる)同技術研究所

受賞理由:運転時の視界は雨滴の付着で大きく悪化し、安全・快適な走行を実現するにはオートワイパーのような補助装置が有効であり、これらの設計にはドライバーの感覚特性や心理特性に適合させる必要がある。

本論文では、ドライバーの払拭欲求発生の要因分析と実車検証から影響因子の寄与度を評価し、従来の雨滴の付着率、車速、周囲の明るさだけでなく、雨滴の単位時間当たりの付着個数、大きさ、付着位置の判定が重要であることを定量的に明らかにしている。

さらに、視覚特性との関係を調べ、払拭欲求の発生は視覚刺激への注意の引付によって発生し、雨滴に注意が引き付けられると周辺視野における認知反応が遅れることも明らかにしている。

これらの知見は、安全・快適なオートワイパーの設計に寄与するだけでなく、ドライバーの注意状態に合わせた新たな情報提供方法の開発などに貢献するもので高く評価される。

■浅原賞技術功労賞
受賞対象:軽量高性能な車体構造の研究開発に関する永年の功績

https://www.youtube.com/watch?v=MTT-ar5zLwE

受賞者:杉原 毅(すぎはら つよし) マツダ株式会社 総務・法務部

受賞理由:受賞者は、30年余にわたって自動車の車体構造の研究開発に従事してきた。

中でも、振動や騒音に関わる計算解析技術や、構造最適化技術、NVH(エヌ・ブイ・エイチ、Noise Vibration Harshness)性能に関連する振動現象、特に音響現象の解明に重点的に取り組み、軽量化と車体振動伝達の低減の両立構造の開発を実現した。

また、国内外の発表を通じて、世界の車体構造、NVH技術の進展に大きく寄与した。

以上

公益社団法人 自動車技術会のWebサイト
新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」Webサイト
マツダ技報Webサイト(マツダにおける研究開発の成果をPDFファイルでダウンロード・閲覧が出来る)

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第44回東京モーターショー2015、全ての展示部門で出展者が決まる

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第44回東京モーターショー2015、一般公開は2015年10月30日(金)から11月8日(日)

一般社団法人 日本自動車工業会(所在地:東京都港区、会長:池 史彦、以下、自工会)は、2015年10月29日(木)から11月8日(日)までの11日間(一般公開は10月30日(金)12:30から)、第44回東京モーターショー2015を「きっと、あなたのココロが走り出す。」“Your heart will race.”をテーマに、東京ビッグサイトの全ホールを使用し開催される。

昭和29年4月20日〜4月29日(日比谷公園)にて第1回 全日本自動車ショウ1954(※)が行われて以降、今回で44回目を迎える東京モーターショー2015は、出展者決定により、今回も、乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、車体、部品・機械器具、自動車関連サービスを含む総合ショーとなる。

すべての国内14社15ブランド、海外17社27ブランドが出展

具体的には、国内全ての乗用車・商用車・二輪車メーカー14社15ブランドが出展。

また、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)グループの4ブランド(アルファ ロメオ/フィアット/ジープ/アバルト(初出展))が8年振りに復帰するほか、フランスのDSが初出展するなどで、海外メーカーは17社27ブランドが東京ビッグサイトに集結する。
一部の海外ブランドの復活がまだ欠けているものの、第44回東京モーターショー2015全体では、前回を超える展示面積規模となる。

SMART MOBILITY CITY 2015では、近未来の「明日の街」を体験

東京モーターショーのシンボルイベントとして主催者が取り組むテーマ事業「SMART MOBILITY CITY 2015」(SMC2015)は、今回で3回目の開催となる。

エキシビションでは、これまでの展示会の概念を大きく進化・変貌させるべく、出展者と主催者が一体となって、近未来の「明日の街」を創出。

主催者が設置する仮想の駅や研究所、パーソナルモビリティや超小型モビリティの試走場などにより、先進技術を分かりやすく紹介。未来のモビリティが人々のくらしにもたらす新しい歓びやライフスタイルの変化、都市の構造や社会システムの新たな進化をリアルに体験出来る。

また、注目を集める自動運転技術についても、エキシビション、テストライド、カンファレンスを通じて、その可能性を展望していく。

来場者の混雑緩和や利便性向上を目指す諸施策を実施

これまでの開催期間(プレスデーを含む)を維持しながら、一般公開を10月30日(金)の12:30からと半日以上拡大した。

このほか、東西展示棟間のシャトルバス運行により、来場者の会場内の移動の選択肢を増やすほか、10月開催のメリットを活かし屋外エリアを開放し休憩所として活用するなど、来場者目線でのサービス向上を目指す。

また、今回初めてスマートフォン用に「東京モーターショーオリジナルアプリ(仮称)」を制作し、来場者への位置情報サービスを利用した会場案内などの導入を計画している。

(※)第1回 全日本自動車ショウ1954
昭和29年4月20日〜4月29日(日比谷公園にて開催)

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1954年当時の主役は商用車で、乗用車の出展は17台だった

第1回全日本自動車ショウは、総裁に高松宮殿下のご就任を得て昭和29年4月20日、東京・日比谷公園内広場で開催された。

当時、家庭の「3種の神器」は電気冷蔵庫、洗濯機、掃除機とされていた時代。クルマは庶民にとって「夢のまた夢」でしか無かった。

しかし自動車産業の伸展、国産車再興を願う関係者の意気は高かった。254社が参加し、展示車両も267台を揃えた。うち、乗用車は17台。このころの車種勢力はトラックが主体で展示車の多くはトラック・オートバイなどであった。

それでも10日間の会期中に54万7000人の来場者を集めた。これが潜在需要につながると、業界は、国産車の未来に明るい希望を持つことができたという。

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ファルケン、「ニュルブルクリンク24時間レース」で総合3位獲得

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ファルケンモータースポーツチームのポルシェ 911 GT3 R、悲願の表彰台

ファルケンタイヤヨーロッパが、タイヤを供給しているファルケンモータースポーツチームの「ポルシェ 911 GT3 R」が、5月14日(木)~17日(日)にドイツで開催された世界最大級のツーリングカーレース「第43回ADACチューリッヒ ニュルブルクリンク24時間耐久レース(通称:ニュルブルクリンク24時間レース)」において、総合3位に入賞した。

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完走する事さえ難しいと言われる本レースでファルケンモータースポーツチームの「ポルシェ 911 GT3 R」は、出走151台のうち19番手で決勝をスタート。

時折雨が降るなど刻々と路面コンディションが変化する中、ドライ・ウエット両路面でファルケンタイヤが安定したグリップ性能を発揮し、着実に順位を上げ、その結果、1999年の初参戦以来16回目の挑戦となる今回のレースで、昨年の4位を上回る総合3位入賞を果たし、悲願であった表彰台に初めて上がった。

falken-third-overall-win-in-24-hours-nurburgring20150520-1-min

チーム名:FALKEN Motorsports
チーム監督:Sven Schnabl
ドライバー:Wolf Henzler / Peter Dumbreck
Martin Ragginger / Alexandre Imperatori
参戦車両:Porsche 911 GT3 R

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ポルシェに、英国の自動車誌Autocarが2つの賞を授与

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ヴォルフガング・ハッツ氏が 「イシゴニス・トロフィー」を受賞

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー、以下、ポルシェ)の研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツ氏は、英国の自動車誌であるAutocarがロンドンで開催した授与式において、その年の功績者に対して贈られる賞の授与を受けた。

ハッツ氏には、長年のエンジニアとしてのキャリアだけでなく、傑出したポルシェのスポーツカーおよびレーシングカーの開発の成功を讃えて、世界で最初に発行された自動車誌から名誉ある「イシゴニス・トロフィー」が贈られた。

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さらに、プラグインハイブリッドのスーパースポーツカーである918スパイダーが、Autocar誌が過去1年間テストした中で、最高のパフォーマンスを誇るクルマの1台として認められ、「ファイブ・スター・アワード」に選出されている。

イシゴニス・トロフィーは自動車業界の功績へ授与される

「イシゴニス・トロフィー」は、英国の自動車エンジニアであるアレック・イシゴニス卿に因んで名付けられたもの。

Autocar誌が、欧州の自動車業界における卓越した功績に対して授与するこの賞は今年で2回目。世界初の自動車誌であるAutocar誌は、現在では、世界で最も名声のある自動車誌のひとつとなっている。

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Autocar誌のスティーブ・クロプリー編集長は、スピーチの中で「ヴォルフガング・ハッツ氏が、ポルシェのモデルレンジを独自のサクセスストーリーにまで押し広げることに貢献した」と語った。

さらに、「ツッフェンハウゼン生まれのスポーツカーを開発する上でハッツ氏が実践している創造的なアプローチは、自動車業界全体の人々にインスピレーションを与えている」と結んだ。

ポルシェAGで初の「F1テスト部門」を率いたハッツ氏

ヴォルフガング・ハッツ氏は授与式で「私にとってイシゴニス・トロフィーを受賞したことは、象徴的な911のDNAを他の車両セグメントに移植した結果が世に認められたことを意味しています。

ケイマンGT4でもマカンでも、すべてのモデルが並外れたドライビングダイナミクス、エモーションおよび高度なエンジニアリングを象徴しているのです」と述べた。

1989年、ハッツ氏はポルシェAGにおける初めての「F1テスト部門」を率いた。その後、自動車業界において、エンジン部門およびレース部門でさまざまなポジションを歴任。2001年から2007年にはアウディAGでパワートレーン開発ユニットの責任者を務めた。

2007年にはフォルクスワーゲンAGのパワートレーン開発部門の責任者および統括管理代表に就任し、2011年にはポルシェAGの研究開発担当役員に任命されている。

競技車両および市販車両のハイブリッド化を推進した立役者

この際、エンジンおよび、ドライブトレーンのエキスパートとしての実績を持つハッツ氏は、競技車両および市販車両のハイブリッド化を強く主張。その結果、2014年、ポルシェは3モデルのプラグインハイブリッドカーを提供する世界で唯一のメーカーとなった。

さらに、昨年、ポルシェはポルシェ919ハイブリッドでFIA世界耐久選手権のトップカテゴリーへの復帰を果たし、勝利と技術的フィードバックを得るためレースへの参戦を続けている。

ポルシェは常に、市販車の高効率ドライブテクノロジーの開発をサーキットによって加速させることを目標としている。近年では特に、モータースポーツで培った技術を最も色濃く注ぎ込んだモデルは918スパイダーだ。

このモデルは、過去1年間のAutocar誌の個別テストで、最高のテストスコアをマーク。このパワフルな2シーターは、技術的なコンセプトとパフォーマンスの両面で評価を受けたクルマとなった。

このモデルは、8気筒レーシングエンジンと2基のモーターをカーボンモノコック製のシャシーに搭載、このツッフェンハウゼン生まれのスーパースポーツカーは、最高出力887PSを発生し、ドライビングダイナミクスおよび燃料効率においてハイブリッドモデルの新記録を打ち立てている。

 

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プジョー主催のPEUGEOT LION MEETING 2015、5/30開催・日程詳細

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もっと自由に。もっと楽しく。プジョーの魅力が集結

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:クリストフ・プレヴォ、以下プジョー)は、プジョーのファンイベントである「PEUGEOT LION MEETING 2015」が、いよいよ来る5月30日 (土)に富士見高原リゾートで開催される。

当イベントはプジョーブランドとしては初開催のイベントだ。その内容は、プジョーオーナーだけのものではなく、広く自動車ファンに向けたウイークエンドイベントとなっている。

プジョーのオーナーでなくても楽しめるコンテンツが盛り沢山

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具体的には、プジョーのフルラインナップ展示や試乗会、グッズ販売、フォトコンテストなどに加えて、モータージャーナリストの竹岡圭さんと、雑誌「NAVI CARS」編集長の河西啓介さんによるトークショー。

peugeot-lion-meeting-20155-30-details20150520-2-min

ゲストミュージシャンを迎えて、TOKYO FMの公開収録を開催するなど、プジョーの魅力を体感できるコンテンツが多数用意されているという。

peugeot-lion-meeting-20155-30-details20150520-3-min

参加にあたって、プジョーオーナーであることはもちろん必要ではなく、自動車イベントに興味がある向き、ここのところプジョーを気になっている向き、さらには気の合う仲間や、家族で週末を過ごしたい向きにもお勧めのイベントだ。

季節は夏へと向かう春たけなわ、自然豊かな富士見高原リゾートでの5月の週末を是非愉しんで欲しい。なおプジョーでは、イベント開催にあたって「プジョー・シトロエン・ジャポンでは、初の顧客イベントを開催することにより、顧客満足度の向上と販売促進に努めて まいります」と結んでいる。

◆ PEUGEOT LION MEETING 2015 ◆
日時: 2015年5月30日 (土) 11:00 -17:00 (雨天決行)
会場: 八ヶ岳 富士見高原リゾートhttp://fujimikogen-resort.jp/
長野県諏訪郡富士見町境12067
参加費(1名あたり): 前売り \ 2,000 (税込)
当日 \ 3,000 (税込) 高校生以下無料
前売り 5月21日(木)まで
申込み(プジョーオンラインショップ)

イベント内容:
・LIFE STYLE STAGE トークショー、TOKYO FM公開収録、プジョーグッズ抽選会、フォトミッション。
・FUTURE DRIVE 最新モデルの試乗会、フルラインナップおよびラリーカーの展示。
・FUN MEETING 愛車やファッションを競うプジョースタイルコンテスト、フォトサービス。
・LION SQUARE ディーラーブース、マルシェ、キッズパーク、イラスト実演。
・PEUGEOT SALON グッズ販売、マッサージなどのリラクゼーションエリア。
※ 来場者には特製Tシャツをプレゼント

問い合わせ先:イベント専用サイト
またはプジョーコールまで 0120-840-240

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スバル、ネパールの地震被害に対して300万円の義援金で支援

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ネパール地震被害に対する支援について

富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は、5月19日、先のネパール中部で発生した大地震の被災地に義援金300万円を拠出すると発表した。

義援金は、支援活動を行う日本赤十字を通じて寄付される。スバルのWebサイトに掲載された、同社のコメントは以下の通り。

2015年4月にネパールで発生した地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

富士重工業は、日本赤十字社を通じて、被災地に対し総額300万円の義援金を寄付します。
被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

Honda Jet、欧州最大のビジネス航空ショーEBACE2015で実機公開

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EBACEの展示会場(ジュネーブ)に到着したHondaJet

HondaJet、欧州の販売ネットワークを強化

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:伊東孝紳、以下ホンダ)の航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)のHondaJetが、欧州時間2015年5月18日11時40分(日本時間 同日18時40分)に初めて欧州に降り立ち、スイスのジュネーブで開催されている欧州最大のビジネス航空ショー「ヨーロピアン ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション」(EBACE2015)にて実機公開を行った。

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EBACE開幕のテープカット風景
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開会式の様子

赤と白の基調色に、シルバーのストライプが施されたHondaJetは、全行程が4万8,000kmを超えるワールドツアーを先の4月に開始。

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アルプス山脈上空を飛行中のHondaJet

欧州初公開に先立って行われた日本ツアーでは、6ヵ所の空港でデモンストレーションフライトが実施され、のべ1万人以上の来場者がHondaJet見学に訪れた。

今回はそのワールドツアーの一環として、日本に続き、欧州へ初飛来。EBACE2015の後は、ポーランド、英国、ドイツおよびスイスの9都市でデモンストレーションフライトを行う予定。

米国本社工場では、デリバリー間近の機体を飛行検査中

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https://player.vimeo.com/video/96904024

HondaJetの開発責任者であり、HACI社長の藤野 道格は、「この度、HondaJetを欧州で初公開することができ、とてもうれしく思います。ワールドツアーにおいてHondaJetはさまざまな環境下で飛行し、運用や信頼性の面でもお客様へのデリバリーへの準備が整っていることを確認できました」と述べている。

また、欧州におけるHondaJetのディーラーネットワークに、マーシャルアビエーションサービス社を加え、販売およびサービスネットワークを強化した。

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ジュネーブ国際空港における18,000平方メートルにおよぶ屋外展示スペース

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マーシャルアビエーションサービス社は、英国バーミンガムに拠点を置き、80年以上航空機の販売、運航およびサービスの実績を有している。同社は、欧州北部においてHondaJetの販売およびサービスを提供していくことになった。

なお、米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるHACIの本社工場では、HondaJet購入ユーザーへのデリバリーに向けて、既に3機のHondaJetが飛行検査を実施中、加えて20機のHondaJetが製造ラインで組立中である。

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HondaJet搭載の量産型ターボファンエンジンは、2015年第4四半期に欧州地域でも型式認定取得の予定

なお量産型ターボファンエンジン「HF120」を製作するGE Hondaでは、欧州での事業開始に先立ち、欧州における型式認定取得に向け、欧州航空安全局(European Aviation Safety Agency、以下EASA)が定める必要書類をEASAに提出した。型式認定取得は2015年第4四半期を予定している。

また、GE Hondaの認定サービス拠点として、タグアビエーション社(英国)、ラインランドエアサービス社(ドイツ)のほか、先のマーシャルアビエーションサービス社を加え、欧州地域でも業界トップレベルのサービスを提供できる体制構築を進める。

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GE Hondaが製作する量産型ターボファンエンジン「HF120」、加速性能では競合に勝る性能を誇る他、エンジンのOn Wing Life(エンジンが取り卸されるまでの使用時間)間隔も5000時間程とライバルより長く優れているという。

GE Hondaは、既に発表している「エンジンメンテナンスケア」(EMC)プログラムを、欧州を含むGE Hondaの認定サービス拠点を通して販売・提供するほか、インターネット上にお客様サポート専用サイト「mygehonda.com」を新たに開設し、カスタマーサービス体制の強化を図る。

HF120の生産を担当するホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc. 以下、HAI)のバーリントン工場(米国ノースカロライナ州)は、今年3月に米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)から製造認定を取得。2015年における「HF120」ジェットエンジンの生産数は、100基を計画している。

【Honda Aircraft Company, LLC -ホンダエアクラフトカンパニー】

設立 : 2006年8月
出資形態 : American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者 : 社長 藤野 道格(ふじの みちまさ)
所在地 : 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市

 

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