三菱自動車、震災遺児奨学基金「みちのく未来基金」へデリカD:5を寄贈


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三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は3月10日、「公益財団法人 みちのく未来基金※」(以下、みちのく未来基金)の震災遺児進学支援活動に賛同し、東日本大震災から5年の節目にあたる3月11日、クリーンディーゼルエンジン搭載の『デリカD:5(ディーファイブ)』(4WD)を1台、同基金に寄贈した。

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寄贈した車両は、みちのく未来基金が岩手、宮城、福島の3県の高校を中心に訪問する際や、支援を受ける学生の送迎などに活用される。

三菱自動車は、みちのく未来基金の活動が、当社社会貢献活動方針の一つである「次世代育成」に合致していること、又、いまなお復興途上にある被災地のニーズがある限り支援を行うとの考えのもと、車両の寄贈を行う事とした。

今回寄贈した『デリカD:5』は、寒冷地の峠道や雪道・凍結路でも高い走破性を発揮する事で、冬場の安心で快適な移動という面からも、みちのく未来基金の活動をサポートできると考えた。mitsubishi-motors-delica-to-earthquake-orphans-scholarship-fund-michinoku-future-fund-d-donated-5-20160311-3
この他にも、みちのく未来基金へは、三菱自動車グループ社員の定額募金制度「三菱自動車STEP募金」、社内の自動販売機で飲料を購入するたびに定額を寄付する「飲む支援」、社員が持ち寄った本、CD類を販売する「古本バザー」の売上寄付など、社員拠出による支援にも取り組んできた。

三菱自動車は、東日本大震災からの復興支援のために、義捐金や電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』の被災地への貸与、被災地高校生の積極的な採用、官民連携の被災地支援コンソーシアム「プロジェクト結(ゆい)」における子どもたちの支援などを実施。今後も様々な活動を通して、被災地の支援を継続していく。

※公益財団法人 みちのく未来基金
東日本大震災において、両親もしくはいずれかの親を亡くした子どもたちが、その夢や希望を諦めずに成長し、故郷の復興のために役立ってほしいとの願いを込めた進学支援のための奨学基金として設立。

高校卒業後の進学に伴う入学金、卒業までの授業料を全額返済不要で給付する(年間上限300万円)。奨学生同士の交流や心のケアにも注力。

東日本大震災当時にお腹にいた子どもが卒業するまで25年間にわたる長期的な活動を行うとしている。2011年10月21日一般財団法人として設立、2011年12月1月公益財団法人に認定。

【公益財団法人 みちのく未来基金】
〒981-3135 宮城県仙台市泉区八乙女中央5丁目10番8号 八乙女ユナイトビル2F
ウェブサイトURL:http://michinoku-mirai.org/index.html