AGC(旭硝子株式会社・本社:東京千代田区、社長:島村琢哉、以下、AGC)は11月20日、自動車のリアドアガラス・リアガラスにおいて紫外線(UV)を約99%カット(※1)しながら、赤外線(IR)もカットする「UVベール Premium Privashield(TM)(プライバシールド)」の販売を開始した。
同社によると、これにより世界で初めて(※2)、自動車の全方位からのUV約99%カットを達成したという。
AGCは、2010年に世界で初めてUVカット率約99%(※1)を実現したフロントドア用強化ガラス「UVベール Premium(R)」を、加えて2012年には暑さやジリジリ感の原因となるIRカット機能を加えた「UVベール Premium Cool on(R)」の販売を開始している。
消費者の健康や美容に対する意識の高まりを背景に、UV・IRカットというニーズに着目して開発したこれらの製品は、現在多くの自動車メーカーで採用されている。
今回は、これらの製品群で好評を得た機能を後部座席のガラスにも採用した「UVベール Premium Privashield(TM)」をリリース。
フロントドアガラスの「UVベール Premium Cool on(R)」、フロントガラスの「ラミセーフ(R)」や「Coolベール(TM)」を併せて使用することにより、全方位から降り注ぐUVをカットし、運転席・助手席だけでなく後部座席乗員を守る全方位対応を実現した。
※1 弊社測定値。ISO9050基準。
※2 2015年11月現在、弊社調べ。フロントガラス以外の部位で単板ガラスを使用して世界初。
製品特設Webサイト http://www.agc.com/uvcut360/