全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス公式予選、石浦宏明が今季3回目のPP


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9月12日、全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦の公式予選がオートポリスで行われ、No.38 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が第4戦のもてぎに続き、今季3回目のポールポジションを獲得した。

2番手には自己最高位のNo.8 小林可夢偉(Team KYGNUS SUNOCO SF14)。3番手はNo.1 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)となった。決勝レースは13日の15時に開始される。

全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦の公式予選の天候は晴れ、予選セッションを通して外気温は21〜22度、路面温度29〜32度のコンディション下で、午後2時40分からノックアウト方式の予選が始まった。

まずは全車ユーズドタイヤで、クルマのセットアップを確認した後、一旦ピットインし、タイムアタックに入るスタイルだ。

そうしたなか、Q1で最後にコースインしたNo.2 アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TOM’S SF14)が、1分27秒691をマークして1番時計を記録。

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これを皮切りに現時点でのランキングトップNo.38 石浦宏明選手(P.MU/CERUMO・INGING SF14)。さらにこれに続きNo.7 平川亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)が同タイムを更新。

結果Q1は3番手ロッテラー選手、4番手がNo.39 国本雄資選手(P.MU/CERUMO・INGING)となり、これに続いてNo.40 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)、No.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)と続いた。

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なお以下No.65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING SF14)、No.34 小暮卓史選手(DRAGO CORSE SF14)、No.41 ナレイン・カーティケヤン選手(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、No.4 ウィリアム・ブラー選手(FUJI×D’station KONDO SF14)、No.18 中山雄一選手(KCMG Elyse SF14)はQ1敗退となった。

Q2はQ1終了後の10分間に開始。Q1と同じく、まずはロッテラー選手が、Q1に於ける自己ベストをコンマ4秒ほど上回る1分27秒231を記録。

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ライバル達は同タイムをターゲットにタイムアタックに入ったものの、結果、石浦選手だけがロッテラー選手のタイムを上回り、ロッテラー選手、中嶋一貴選手、野尻選手、国本選手、小林可夢偉選手、平川選手、No.10 塚越広大選手(REAL SF14)までがQ3進出権を獲得した。

Q2をフィニッシュした10分間後にQ3開始。既に時間は午後3時27分。この回もロッテラー選手がいち早くタイムアタックに入って1分27秒215を記録。

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これを上回ってきたのは中嶋一貴選手。しかしさらにそれを小林可夢偉選手が上回る。その後、石浦選手が1分26秒633でトップタイムを記録。最終的にこれを破るドライバーは続かず、石浦選手が今季3度目、前戦に続く2戦連続PPを獲得した。