“顧客ブランドによる配送インフラ”の提供を介して、新ビジネス機会の創出へ
CBcloud(シービークラウド/本社:東京都千代田区 、代表取締役CEO:松本隆一)は6月23日、既存の「ピックゴー( PickGo )」を進化させ、個々企業ブランドの配送サービス事業を包括的に支援するべく、新サービスに仕立てた「ピックゴーダイレクト( PickGo Direct )」の稼働を本格化させる。
このサービスは、自社が持つ配送プラットフォーム「ピックゴー」の機能、全国のドライバーネットワーク、専門のサポート体制の全てを、導入企業が打ち出す個別サービスブランドとして提供するというもの。
これにより、物流機能を求め一般企業は物流アセットを自社で構築することなく、迅速かつ低コストで高品質な配送網を構築し、事業の成長を加速させることが可能になるという。
例えばアプリから注文すれば、最短20分で近隣店舗から商品を運んでくれるセブン‐イレブン・ジャパンの「7NOW( セブンナウ )」は、数年前より今サービスの源流となったピックゴー時代から担ってきた。
その他の著名通販サービスの代行や、航空会社が提供する手荷物配送サービスなども請け負いつつ、一方でドライバーの獲得では「好きな時に自由に稼ぐ」というコピーを介して、自らの稼働力の拡大にも力を入れてきた経緯がある。
これにより同社が「全国10万人」と謳うドライバーの稼働力を介して、顧客企業の配送サービス部門に代わって配車・集荷・配達全域を担うのだという。
開発の背景:複雑化する物流課題と事業機会
さて同社によると昨今の物流業界は、チャーター便の運営に伴う複雑な業務や専門的な体制構築が求められるなど、新規参入の障壁が高い状況にあるという。従って多くの企業にとって、独自の配送網を構築することは、多大なコストと時間を要する大きな経営課題だとした。
そこでCBcloudは、全くの新サービスとして仕立てた「ピックゴーダイレクト」を介して、これらの課題をCBcloudが包括的に引き受けることで、あらゆる企業が容易に物流網を構築できる回答策として提供を決めた。
そんな「ピックゴーダイレクト」の主な提供価値は以下の通り
(1).事業の迅速化 | ゼロから構築する手間を省き、迅速に事業を開始
導入企業は、物流システムや専門のサポート部門をゼロから立ち上げる手間やコストを大幅に削減し、独自の配送サービスを迅速に開始できる。これにより、企業は本来のコア業務にリソースを集中させ、事業領域の拡大に注力することが可能になる。
(2).ブランド価値の向上 | シームレスな顧客体験を提供
当社のドライバーおよび、サポートチームが導入企業の「一員」として顧客対応にあたる。これにより、商品の購入から配送完了まで、エンドユーザーはブランドが切り替わることなく一貫したサービス体験を得ることができ、顧客満足度およびブランド価値の向上に貢献する。
(3).業界最大級のネットワークと品質 | 多様な配送ニーズに対応
二輪・四輪・一般貨物を含めた全国約10万人の大規模な配送ネットワークを、導入企業は自社ブランドで活用できる。質の高いドライバーが配送を担当するため、安心の品質を提供。二輪では運びきれない物量や重量、天候に左右されにくい安定した配送も対応可能とした。
ビジネスの加速化と社会への貢献
「ピックゴーダイレクト」は、物流というノンコア業務をCBcloudに任せることで、パートナー企業がビジネスの核となる業務に集中し、持続的な成長を遂げることを支援する。物流事業への参入障壁を下げることで、新たなビジネスの創出を促し、社会全体の利便性向上に貢献していくという。
▽新サービスの詳細は以下URLの通り:https://pickgo.town/service/solution/direct