三菱自動車工業(本社:東京都港区、社長兼CEO:加藤 隆雄)は4月14日、プラグインハイブリッドEV(PHEV)の「アウトランダーPHEV」が2024年度の国内販売台数で首位を獲得したと発表した。
より具体的には、国内のPHEVカテゴリーで8,885台の第1位(自販連調べ)となり、2013年の発売開始以来、累計販売で10万台(自社調べ)を達成したと謳っている。
三菱自動車は1964年から電動車の研究開発を開始。2009年に世界初の量産電気自動車「アイ・ミーブ」を世に送り出し、2013年に世界初のSUVタイプのPHEVとして「アウトランダーPHEV」を発売。以降「アウトランダーPHEV」は、世界60カ国以上で累計40万台以上を販売してきた。
同社は、行動範囲が比較的限定される軽自動車からコンパクトカーにはBEVを推奨。対してSUVやミドルクラス以上には行動範囲を制限しないPHEVが最適といった考え方に沿って、電動車を展開してきた。
アウトランダーPHEVの概要は以下の通り
世界初のSUVタイプで4WDのPHEVとして2013年より販売。〝日常ではEV、遠出はハイブリッド〟を掲げて同社のPHEVカテゴリーをリードしてきた旗艦モデルとなる。
また、三菱自動車工業の電動化技術と四輪制御技術を背景に「威風堂堂」をコンセプトに2021年に2代目をリリース。2024年10月には駆動用バッテリーの刷新によるEV航続距離伸長や加速性能の向上に加え、内外装デザインの変更により質感を向上させた。
また12.3インチのナビゲーション、シートベンチレーションの採用や、音響機器メーカーのヤマハと共同開発したオーディオシステムを全車標準装備させている。
アウトランダーPHEV』の車種サイト
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/index.html