パリモーターショー2回目の出展となったDSオートモビル(本社:フランス・パリ、CEO:イヴ・ボネフォン、以下、DSブランド)のブースは、DSブランドの独自の世界観を存分に表現したものとなりそうだ。
そんなDSブースの設置場所は、パリ・ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場のホール1。1120㎡の空間に、寛いだしつらえや、心地よい雰囲気にぴったりマッチしたBGMを用意。各スペースの随所に、DS独自のイノベーションの断片をちりばめている。
その表現方法は、流行の没入型体験などを通してDSブランドの伝統・スキル・テクノロジーに加え、未来へと向かう道筋を指し示すというもの。
具体的には、常に革新的なデザインと設計指針を取り入れ、人々から驚嘆を得てきた歴史上のトピックを辿りながら、現在のDSオートモビルが踏襲してきた“アヴァンギャルド”の起源を遡っていく内容になっている。
実際にその歴史を遡る旅は、まず最初にシトロエン「DS」と「SM」のレジェンド・カーに出逢う。
さらに歴代の180種類のスケッチを眺め、60年の歴史の足跡を振り返っていく。そして続く「DS Virtual Vision」では臨場感溢れるイマーシブな3D体験の世界が待っていると云う趣向だ。
ブース内に於ける車両展示の布陣は「DS E-TENSE」ことワールドプレミアを記念するイマーシブな360度展示に続き、「DS 5 Commande Spéciale」、「DSV-02(FIAフォーミュラE選手権サード・シーズン向けの全電動シングル・シーター)」、「DS Performance Line」を筆頭、に同ブランドの今を代表するクルマたちを相次いで披露していく。
今回ブース出展内容の初公開にあたって、DSオートモビルCEO・イヴ・ボネフォン氏は、「今年のパリモーターショーでは、今後DSが世界展開するDSのお客様限定のサービスを結集した〝オンリー・ユー〟のワールドプレミアの一環として、ご来場者の皆様をまたとない旅にご案内することを楽しみにしています。
また、そんなDSブランドが織り成してきた変遷は、DSのデザイン・ディレクターであるティエリー・メトノス、DSのクラフトマン、それにDSをご愛用いただいている皆様との共同プロジェクトの成果であり、その未来を飾るものとして、今後展開を予定している『Commande Spéciale』シリーズの最初を飾る『DS 5 Commande Spéciale』の展示へと続きます。
加えて会場では、その他にも数多くのサプライズをご用意して、皆様のご来場をお待ちしています」とコメントしている。
なお10月1日~16日までの当地に於ける会期中、DSオーナーは、MyDSモバイルアプリからDSパーキング・ヴァレーを事前に予約することで、そうしたブランド体験をいち早く愉しむことができると云う。