ヤマハ発動機の&Y01、国際コンペ「レッド・ドット・アワード」コンセプト部門初受賞


ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下)と、楽器・音響機器のヤマハ株式会社(本社:東京都港区高輪、代表取締役社長:中田卓也)による共同デザインの「&Y(アンディ)01」が「Red Dot Award :コンセプト部門 winner」を初受賞した。

この「&Y(アンディ)01」は、音を奏でる電動アシスト車いす。獲得した賞は、ドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞である。

また「&Y01」は今受賞で「グッドデザイン賞 2016」「iF Design Award 2017」に続き、3つ目のデザイン賞受賞となった。

「&Y01」は、波間を思いのままに駆け抜ける白ヨットをイメージして、ヤマハ発動機とヤマハとが共同で開発したデザインコンセプトモデルで、様々なイベントやパフォーマンスで使用されてきた。

軽く滑らかに移動するヤマハ発動機の電動アシスト車いす「JWスウィング」に、ヨットの帆や音符のはたをイメージした薄く、軽く、柔軟なヤマハのスピーカー「TLFスピーカー」や車体両側の薄型パーカッションが一つになり、楽器に乗るという新体験を生み出す。

両社によると、搭乗者は自然とパフォーマーとなり、音や音楽を鳴らしながら移動することで周囲との一体感が生まれるのだと云う。

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