小糸製作所(本社:東京都品川区、社長:加藤 充明)は5月30日、シグナルロードプロジェクション搭載ヘッドランプを開発、2025年5月23日発売のトヨタ自動車の「カローラ クロス」に日本初搭載された。
シグナルロードプロジェクションは、ターンシグナルランプの点灯に合わせて路面にシェブロン(Ⅴ字型のサイン)を投影・描画し、歩行者や周辺車両のドライバーなどに、いち早く自車の存在や動きを知らせるもの。
当社が開発したシグナルロードプロジェクションは、ひとつのLEDと2つのレンズで構成されるシンプルな構造で、ヘッドランプ内部へ柔軟に搭載可能なコンパクトなサイズでありながら、均一なサインを投影する。
同社では、「今後とも「KOITO VISION~人と地球の未来を照らす~」のもと、安全・安心に貢献する魅力ある製品のいち早い市場投入を目指し最先端の技術を追求、全ての交通参加者に安全・安心で 快適なモビリティ社会の実現に貢献してまいります」と話している。