昭和シェル石油株式会社(本社:東京都港区台場2-3-2、代表取締役社長・グループCEO:亀岡剛、以下、昭和シェル石油)は、中央研究所創立50周年を記念し、4月26日(火)に国内外から総勢160名が参加し「50周年記念式典」を中央研究所(神奈川県愛甲郡)で開催した。
中央研究所は1966年にシェル石油によって竣工され、昭和石油が所有していた研究所を移転集約し、翌年開所した。
その後、両社で共同利用しながら研究開発に取り組み、1985年に昭和シェル石油が誕生してからも、全世界のシェルグループ研究所と連携した研究開発活動を行い、日本での製品・技術・品質の面において重要な役割を担ってきた。
式典では、亀岡剛グループCEOが壇上に立ち、「この中央研究所から私たちの差別化商品であるハイオクガソリン”フォーミュラ シェル スーパーX”、”シェル ピューラ”、”シェル V-Power”、省エネルギーにフォーカスした数多くの潤滑油製品などを生み出してきました。
またアスファルトは競合他社が撤退する中で、研究開発、製造から販売までを担う唯一の会社となりました。
これは研究員が日頃から一生懸命、付加価値研究に取り組んでくれたお蔭です。
さらにCIS薄膜太陽電池もこの地で生み出されました。昨年制定したグループ経営理念”私たちのエネルギーで未来を元気にします”にもあるように、これからも研究所が持つパワーで、昭和シェル石油グループそして世の中の未来を元気にしてくれると確信しています」と挨拶した。
また併せて長富悦史理事中央研究所所長は、「これまで多くの研究員が切磋琢磨しながら様々な分野の研究開発に取り組み、優れた製品や技術を世の中に送りだすことができました。
これも本日ご列席頂いた皆様のご協力のお蔭です」と述べた。その後、来賓の方々から祝辞を経て、最後に4つのテーマ(シェル V-PowerやCIS薄膜太陽電池など過去に開発した製品や現在取り組んでいる研究内容)についての “開発関連講演”が中央研究所OB・現役の各担当者より行われた。
なお同式典実施について中央研究所では、「”新たな発想とプロフェッショナルな技術を結集し、お客様の期待を超える価値を提供します”というビジョンのもと、今後も社会に貢献できる競争力の高い製品と先進的な技術の開発を通じて、日本のエネルギーを牽引してまいります」と結んでいる。