ポルシェAG(本社:ドイツ・シュトゥットガルト、社長:Dr.オリバー・ブルーメ)が、新型パナメーラのティザーキャンペーンを開始した。
まず第一弾は、同車の背景を語る予告映像となった。
その内容は、一連のポルシェの歴史を紹介しながらパナメーラ誕生の経緯を語る内容となっており、新型パナメーラがポルシェの伝統に則ったスポーツカーであることを示唆するもの。
新型パナメーラは、リアアクスルステアリングと、WECマシンの技術を踏襲した新たな排気システムを搭載し、高級セダンの快適さとスポーツカーのDNAを兼ね備えた次世代のハイブリッド車としてデビューするとしている。
quotation:MOTOR1
そのスタイリングは、新設計のMSBプラットフォームの導入でホイールベースが延長されていることから、現行モデルと異なり、ルーフ後端の傾斜がよりシェイプされ、既存モデルよりもスポーティなフォルムを形作っている。
ボディ構造では、昨今の高級車路線では定番のマグネシム・アルミニウム・スティールの複合構造となっており、ホワイトボディベースで約100kgの軽量化を達成したとされている。
インテリアも一新される。具体的にはセンター・コンソールに、すっかりトレンドとなったセントラル・タッチスクリーンが配される。
パワートレインはV型6気筒、V型8気筒、プラグインハイブリッドの3種。今年9月のパリ・モーターショーでの公式デビューが想定されている。
なお同社によるとスタイリング等の全容デビューは、既に開発が勧められているシューティングブレーク(2017年リリース予定)に先駆け、来る6月28日(火曜日)とされている。
パナメーラ・ティザーサイト http://www.porsche.com/specials/en-us/usa/new-panamera/