ＪＡＦ（一般社団法人日本自動車連盟・本部所在地：東京都港区、会長：矢代隆義、以下、ＪＡＦ）は、７月１３日～８月２０日の間、自動車税制に対するユーザーの意識を把握するため、ホームページで｢２０１６年度自動車税制に関するアンケート｣を実施し、広く意見を募集している。
アンケート回答者には、抽選で１００名にクオ・カード（１，０００円分）を進呈する。
自動車には下表の通り、取得（購入）、保有、使用（走行）の段階で様々な税が課せられており、その負担は欧米諸国に比べ極めて過重なものとなっている。
また、本年度からは、新規登録から１３年を経過した自動車にかかる自動車重量税には、さらに重い税負担（５，４００円→５，７００円０．５ｔ／年）が課せられている。
（１）最初の3年間で50万円以上も支払っている。
例えば、車体価格/180万 排気量/1,800cc 車両重量/1,100kg の車を購入し、年間ガソリン使用量/1,000リットルで3年間使用した場合 ・・・
（※ガソリン小売り価格は消費税込124円/リットルで換算
（※エコカー減税等の適用外車両）
（※自動車重量税額は4,100円/0.5トン/年で計算）
（２）およそ40年も本来の約2倍の税率がかけられている。
自動車ユーザーは早急に道路を整備するための暫定税率として、約40年にわたって本来の税率の約2倍の税金を負担してきた。
2010年度より暫定税率という名目は廃止されたが、税水準は自動車重量税以外は、そのまま維持されている。
ＪＡＦによる同アンケートは、このような自動車に関する税についてドライバーがどう感じているのかを調査し、その率直な意見を広く世間に知ってもらうことを目的としている。
ＪＡＦではアンケート結果を、２０１７年度の自動車税制改正に関する要望書に反映させるとともに、全国で展開する税制要望活動に繋げていくとしている。
■アンケートＵＲＬ：https://present.jaf.or.jp/jaf/00zeisei1607/ 
実施期間：２０１６年７月１３日～８月２０日
（参考）ＪＡＦの自動車税制改正に関する要望活動についてhttp://www.jaf.or.jp/profile/report/youbou/