DS、ジュネーブモーターショー2016で2つのワールドプレミアを発表


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DS(本社:フランス・パリ、CEO:イヴ・ボンヌフォン、以下、DSブランド)は、同ブランドが誕生して丸1年を迎えた(そももそもDSブランドは、昨年のジュネーブショーの会場で初公開された)。

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これを記念して、第86回目を数える今ジュネーブモーターショーでは、装いも改まったNEW DS3を素材に、2 つのワールドプレミアモデルが発表される予定だ。

そんなDS3は、2010年にDSブランドを育むシリーズモデルとしてパリで産声を上げて以来、パリからロンドン、ロンドンからアジアを経て東京、東京からさらに海を渡った先の北米、その先の南米ブエノスアイレスへと至る世界各地に於いて、1年間で約39万人ものDSユーザーを獲得してきた。

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そんなDSは、ハッチバック、コンバーチブルタイプのどちらも、クルマを手にしたユーザー自身の好みに合わせて、幅広くカスタマイズが行えるところが美点だった。

そして迎えた2016年。先の1月19日にフローティングルーフ、ツートンボディーカラー、シャークフィンデザインのBピラーなどを備えたNew DS3となって、その愉しみ方に於いて新たなページを開こうとしている。

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それは78種類ものボディーカラーと、ルーフカラーの組み合わせが可能であるだけに止まらず、その他の装備との組み合わせをカスタマイズパターンに組み入れていくと(サイドミラー、ホイール、ダッシュボード、シフトノブ、インテリアデザインなど)、なんと総計300万種類にも上るようになったのだ。

フローティングルーフ、ツートンボディーカラー、シャークフィンデザインのBピラーなど、スタイリング面でもDS3独自のユニークな個性で溢れているが、今回はこのDS3にハッチバックスタイルをベースとした「DS3 PERFORMANCE」、そしてコンバーチブルスタイルに「DS 3 CABRIO PERFORMANCE」のふたつのワールドプレミアモデルが披露される。

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このふたつのモデルは、 共に1.6 THP S&S エンジンを備え、特別仕様の 6 速マニュアル式ギアボックス(MCM)と、スリップ制御機能のある Torsen®ディファレンシャルを搭載。パワーユニットのパフォーマンスは、出力面では208 馬力、最大トルクでは300Nm、CO2の排出量キロ当たり125gの環境性能を実現している 。

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またハッチバックスタイルの「DS 3 PERFORMANCE」は、従来のモデルと比べ、車体が 15mm 低く、オーバーハングが通常よりも広く取られている(フロント 26mm、リア 14mm)。加えてブレーキディスクは、フロント 323mm(特別仕様のキャリパー使用)、リア 249mm という特別仕様となった。

これは上記の様な機能装備面だけではなく、エクステリアパーツも同じく特別仕立てが随所に施されている。

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それは例えばデュアル・テイルパイプ、幅広のウィング、ブラックダイヤモンド18合金使用のタイヤホイール、濡れたような光沢感のあるブラックのフロント・ブレーキキャリパーなど。

なおハッチバックスタイルとなっている「DS 3 PERFORMANCE」では 車体色そのものも特別仕様であり、自分の好みの1台に仕上げるプロセスで、6種類のボディーとルーフカラーの組み合わせが愉しめる。併せてコンバーチブルスタイルの「DS 3 PERFORMANCE Cabrio」でも4種類ものカラーの組み合わせが可能となっている。

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なかでもBlackSpecialのバージョンは、カーボン製となっている側面の独特のマテリアル感と、光沢のあるゴールドのルーフ(ハッチバックタイプ)を持っており、ボディー色の組み合わせが映える。

一方、インテリアもエクステリアのプレミアム感に劣らず、専用デザインとなっており、バケットシートや計器類、インストルメント・パネル上のダッシュボードにも「DS PERFORMANCE」のバッチが輝く。

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またジュネーブモーターショー2016のDSブースでは、この2つのNew DS 3 だけでなく、リアルな3D 体験ができる「DS バーチャル・ビジョン」も愉しめる。

この「DS バーチャル・ビジョン」とは、HTC Viveヘッドホンを装着し、自らがレバー操作をすることで、DS3の多彩なカスタマイズパターンが疑似体験できるバーチャル体験ゾーンとなった。

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それはボディーと天井の色の組み合わせに始まり、内装デザインやタイヤホイールの装飾を入れ替えながら、カスタマイズされた New DS 3 のイメージ画像をリアルタイムに制作し、まるで本物の車が目の前にあるかのようなリアルな体験ができる趣向。

この際、車の周りを歩き、理想のクルマのフロントのドアを開閉し、ドライビングシートに座ることも可能だ。

このユニークな3D体験には、Dassault Systèmes が開発した Virtual Garageテクノロジーが使用されており、このテクノロジーもDSブースで世界初公開された。

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なおDS スタンドは、パレクスポ・エキシビジョンセンター内の第 6 パビリオン、プレスカンファレンスは3月1日8時45分から実施される。

DS ブランドとは
DS ブランドは2014年6月1日、プレミアムカーマーケットにフランスの自動車メーカーを打ち立てるべく、パリの地で正式に発足した。

1955 年創業のDSのイノベーションと、アヴァンギャルドという独特のバリューを受け継ぎ、フランスのエスプリが効いた逸品としての自動車造りを目指している。

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そのスタイルは、クルマを通して個人のパーソナリティをより強く打ち出すもの。目下、NewDS 3、NewDS 3 Cabrio、NewDS 4、DS 4 Crossback、New DS 5、DS 5LS、DS 6 を展開中である。

感性豊かなデザイン、細部へのこだわり、そしてフラッグシップモデルのDS5に搭載したハイブリッド 4 ディーゼルエンジンに代表される先進テクノロジーがDSブランドをさらにユニークな存在にしている。

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販路は、ヨーロッパ各地のDS販売店に加え、DS サロン(シトロエン系列の専門ショールーム)を介した独自の販売ネットワークを中国にも展開。

カスタマーにとって、DS は単なる製品としての車でとどまることなく、DS PRIVILEGE クラブのサービスなどプレミアムなサービス体験を象徴する存在となった。車両販売数はブランド発足以来、既に60万台を超えている。

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