ダイハツ、インドネシアで「セニア(XENIA)」を発売


daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-5

新型エンジン、新開発プラットフォームを搭載、燃費性能と基本性能を大幅向上

ダイハツ工業株式会社(本社:大阪府池田市、社長:三井正則、以下、ダイハツ)のインドネシアの子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(以下 ADM)は、インドネシア専用の多目的乗用車「セニア(XENIA)」をマイナーチェンジし、8月20日、インドネシアで販売を開始する。

daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-6

「セニア」は、トヨタ自動車株式会社との初の共同開発車であり、2004年の発売以来、コンパクトなボディサイズながら大人7人が快適に乗車できるパッケージングや、求め安い価格設定などから現地で好評を得ているダイハツの基幹車種の一つである。

daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-7

今回のマイナーチェンジでは、新型エンジンを搭載。また、ダイハツがこれまで軽自動車で培ってきた低コスト化や、軽量化の技術を展開し、独自でプラットフォームの刷新を実施した。

新型エンジン、新開発プラットフォームにより、FR※車ならではの力強い走行性能を一層高めながら、燃費性能を約16%向上させ、同時に静粛性や操縦安定性、乗り心地も進化した。

daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-3

さらに内外装を刷新するとともに、小回り性やシートアレンジなどの使い勝手も向上している。

新型「セニア」の目標販売台数は、5,000台/月。小売価格は約1億5,100万ルピア〜1億8,700万ルピア(約151万円〜約187万円、税込み、100ルピア=1円換算(8月4日時点))で、販売はアストラ・インターナショナル社を通じて行う。※Front Engine, Rear Driveの略

daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-1

<新型セニアの主な特長>
新型NRエンジン(1.3L)/新開発プラットフォーム
ダイハツが軽で培った低コスト、軽量化技術を展開し、独自でプラットフォームを大幅に刷新。
◇FR車ならではの高い走行性能による、悪路走破性や多人数乗車時の登坂性
◇従来比約16%向上した高い燃費性能
◇進化した高い基本性能 ・騒音、振動の低減等による静粛性の向上
・ボディ高剛性化、サスペンションの最適化等による操縦安定性、乗り心地の向上
・インドネシアでの好みを反映した、力強くスポーティなエクステリアと、質感の高いインテリア 使い勝手の良さ
◇最小回転半径4.7mの小回り性能(1.3L車)
◇コンパクトなボディサイズながら大人7人がしっかり乗れる室内空間
◇3列目シートの左右分割化による使い勝手の向上(1.3L車)
daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-9

セニア搭載エンジンはアセアン向け次世代エンジンとして投入・展開

なお、同社は「セニア(XENIA)」に搭載したエンジンをアセアン向け次世代エンジンとしてインドネシアだけでなく、マレーシアにも投入・展開していく。

新型エンジンは「セニア」および、ADMが生産するトヨタ自動車(株)(以下トヨタ)ブランドの「アバンザ(AVANZA)」に搭載する「1NR-VEエンジン(1.3L)」と、「アバンザ」に搭載する「2NR-VEエンジン(1.5L)」の2種類。

daihatsu-and-launched-the-xenia-xenia-in-indonesia20150821-4

現地調達部品の採用拡大などにより、大幅な低コスト化を実現したほか、デュアルVVT-i※などを採用した高性能低燃費エンジンとなっている。

新型エンジンの開発は、ベース部分をダイハツとトヨタが共同開発し、FR仕様への適合についてはダイハツが独自で実施。

新型エンジンは、ADMカラワンエンジン工場の新ラインで生産する。同ラインはダイハツが培ってきた生産コンセプト「シンプル・スリム・コンパクト(SSC)」を導入した最新鋭の生産ラインとなっている。

今後様々なバリエーションへの発展を図ると共に、マレーシアの現地合弁会社「プロドゥア」の車両にも搭載する。

マレーシアでは、2016年年央に稼動予定の新エンジン会社で生産し、この工場にもSSCのコンセプトを採用する。ダイハツではこの新型エンジンを、アセアン向け次世代エンジンとして位置づけ、同地域での競争力強化を推進する。※VVT-iはトヨタ自動車㈱の登録商標。

【カラワンエンジン工場概要】
所 在 地:西ジャワ州カラワン
操業開始:2006年11月
生産品目:エンジン、鋳造部品
用地面積:約17.7万㎡
建屋面積:約8.5万㎡(新生産ライン稼働後)
生産能力:53万基

 

その他の記事(新車関連)
08/09・フォード、年内に4車種の新型モデル導入
08/09・フォード・クーガ改良、新エコエンジン新搭載
08/08・スズキ、IAAでBaleno初公開を予告
08/07・マツダ、IAAで越KOERUを初公開
08/06・LEXUS、CT200hを一部改良して発売

08/05・スズキ、インドNEXAからSX4 S-CROSS発売
08/01・三菱自、タイで新パジェロスポーツ世界初披露
07/31・ホンダ、ステップ ワゴンと同スパーダに車いす仕様車
07/31・AUDI A6AVANT/ALLROAD QUATTRO、S6/RS6AVANT
07/30・ジャガーF-PACE、極限環境下で走行テスト敢行

07/29・スズキ、ミャンマーでエルティガ生産・販売開始
07/28・フェラーリ 488 スパイダー概要公開
07/28・VGJ、POLO, GOLF, GOLF VARIANT, TIGUAN刷新
07/25・モーガン、65周年記念AR PLUS450台限定
07/23・ボルボ、新ディーゼルを主力5車種に一挙投入

その他の記事(モータースポーツ関連)
08/10・ホンダ、Moto世界選手権で前人未踏の700勝
08/10・SUPER GT500第4戦・富士、佐々木/クルム優勝
08/10・SUPER GT300第4戦・富士、高木/小林が作戦勝利
08/09・日産、LM P1改良に専念。WEC復帰見送り
08/09・ヴェンチュリーFE、ビルヌーブ獲得を発表

08/03・VW、WRCで今季7勝目
07/31・ポルシェカップにSローブとPデンプシー参戦
07/28・スパ24時間、BMWに栄冠。GTアカデミー組入賞
07/27・全日本ラリー第5戦、新井3勝、プジョーはリタイア
07/26・鈴鹿8耐、ヤマハ1996年以来19年ぶりの制覇

その他の記事(イベント関連)
08/10・IAA、コンチネンタル出展ブースの概要
08/09・NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015開催11/29
08/08・VGJ新PASSAT展示キャラバンを全国8か所で開催
08/07・WTCC、GO! CITROËN MOTEGI…8/17応募締切
08/07・東京モーターショー、プレビューデー入場券販売開始

08/03・JAF長野、セーフティトレーニング長野10/04開催
08/02・メガウェブ夏休みスペシャル夜景ドライブ体験8/23
07/31・アイシン、未来型モビリティを名古屋初展示8/16迄
07/31・キャデラック、NY2016春秋コレクションをサポート
07/30・第3回くるまマイスター検定、7/30より申込受付

その他の記事(技術関連)
08/07・住友ゴム、新天然ゴム資源ロシアタンポポ研究開始
08/06・自動運転のマップ技術でボッシュとTomTomが提携
08/05・スズキ、スペーシアがASV+最高ランク獲得
08/05・エコタイヤのラベリング開始5年を巡る過去から未来08/04・ノキア、HERE社の独自動車連合への売却で合意

08/03・ボッシュ、自動運転で独の事故発生率は3分の1以下に
07/29・横浜ゴムと東京工大、生物資源からタイヤ原料合成
07/26・HERE社、米・仏・独・日で自動運転用地図提供へ
07/25・工学院大、ソーラーカーレースの新車両初披露
07/23・東京工大、低価格FCVの可能性を拓く技術開発

その他の記事(企業・経済)
08/10・シボレー、社会貢献活動でつぶれないボール200万個
08/10・トヨタメディアサービス他、充電マップでカーナビ連携
08/10・双日、米BMW認定ディーラーから営業権と資産を取得
08/07・ヤマハ発動機、米国シリコンバレーに新会社
08/07・AQUA SOCIAL FES!!累計参加者が4万人を突破

08/07・マツダの新パワートレイン工場、タイで開所式
08/04・日本エレクトライクの三輪EV、補助金対象車両に
08/04・トヨタ、中国で「競争力のある工場づくり」を推進
08/04・ヤマハの車いすアシストJWX-2、経済産業大臣賞
08/02・出光、ロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル獲得

その他の記事(話題)
08/10・インクリメントP、金沢大学と自動運転支援地図開発
08/10・ヤナセとニッポンレンタカー、輸入車レンタル開始
08/10・カストロール、世界初のCO2ニュートラルオイル
08/10・LEXUS DESIGN AWARD 2016コンペ作品募集開始
08/10・東洋ゴム、プロサッカーチームのFCゼニトをサポート

08/08・国土交通省、道路メンテナンス年報を公表
08/08・オリックス、乗換案内とカーシェアアプリを連携
08/08・工学院大学ソーラーカーがテストコースを試走
08/07・Audi A6 / Audi 100のヒストリー紹介動画を公開
08/07・日産のこども自動車、半世紀ぶりの復活を動画取材

08/07・ミッションインポッシブル世界初公開にBMW登場
08/05・週刊「ラ フェラーリをつくる」先行予約販売開始
08/05・LEXUS、空中に浮かぶホバーボードの全容を公開
08/02・ヤフー、高速渋滞・規制情報をリアルタイム提供
07/31・国土交通省、土地の浸水リスクが判るWebサービス

MOTOR CARSサイトTOPに戻る