パイオニアは3月28日、自動車産業が急成長するインドでのプレゼンス強化を目的に、先の研究開発拠点設立(2023年)に続き、現地生産を2026年に開始することを明らかにした。
同社は、企業ビジョン“未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences-”のもと、ソリューション企業への変革に向けた取り組みを強化している。具体的には、積極的な外部エキスパート人財の招聘や、インドやドイツに研究開発拠点を設置するなど、グローバルでビジネスを推進するための体制を構築している最中にある。 続きを読む パイオニア、インド現地生産を介して地域戦略を加速へ →
NTNは3月25日、同日開催の取締役会に於いて、代表執行役および執行役の異動を決議すると共に、同日開催の指名委員会
で、今年6月開催予定の第126期定時株主総会に付議する取締役候補者を以下の通り決議したことを明らかにした。 続きを読む NTN、代表執行役の異動および役員人事 →
Unity ( ユニティ / Unity Technologies )は2月7日、トヨタ自動車の車載HMI( HMI: Human Machine Interface, 自動車の運転席周りの空間のインターフェース )のGUI( Graphical User Interface )開発にUnity が採用されたと発表した。
ユニティは、2004年にデンマークで設立された。現在、ユニティを使い開発・運営されているコンテンツの月間アクティブユーザー数は28億人を超えてているとされ、モバイルゲームを筆頭に近年では、多様な産業領域に於けるアプリケーション、テクノロジー分野でも幅広く利用されている。 続きを読む ユニティのGUI環境、トヨタ自動車が次世代HMIに採用へ →
日本郵便( 所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:千田哲也 ) は、自動運転車向け画像解析ソリューションを担う米Nexar Ltd.社 ( ネクサー / 所在地:米ニューヨーク州、CEO:ザック グリーンバーガー )傘下のNexar Japanと共同プロジェクトを開始する。
上記プロジェクトは、まずは日本郵政の事業車両(日本郵便輸送の所有車)に搭載したネクサー製ドライブレコーダーを活用。日本国内の道路損傷状況をつぶさに観察し路面損傷を検出。
こうして車載のドライブレコーダーから取得したデータを基に、取得した画像と位置データを組み合わせて、高速道路上の路面改善と維持を担う保守管理システムの開発を手掛けるというもの。
続きを読む 日本郵便と米ネクサー、道路の状況検証で共同プロジェクト →
ボルボカーズ傘下のポールスターは1月20日(スウェーデン、ヨーテボリ発)、今夏にフランスに正式に進出することを発表した。既に3大陸27か国に展開している同ブランドは、100%電気自動車への移行を目標に掲げ、市場拡大を続ける構え。
同ブランドは、ボルボ ネットワーク下の販売会社などのパートナーと協力し、代理店販売契約を結びフランスに進出する。車両は、ポールスターのWeb サイト経由のオンラインルートと、同ブランドがフランス国内のいくつかの都市に開設するショールームの両方で販売する計画だ。 続きを読む ポールスターは今夏、フランス市場へ新たに進出 →
ブリヂストン アメリカス インク(BSAM)は10月22日(米国テネシー州ナッシュビル発)、非化石燃料の合成ゴムに係る研究を支援する米国エネルギー省(DOE)産業効率・脱炭素局から、助成金を受領されたことを明らかにした。これは、温室効果ガスの排出を削減し国内環境を実質ゼロ経済に近づける取り組みに対して授与されたもの。( 坂上 賢治 )
これを受けてブリヂストンは、エタノールからブタジエンを生成する取り組みについて、持続可能かつ費用対効果の高いアプローチを推進するパイロットプラントの設計・構築・運営を担う。もとよりブタジエンは、今日のタイヤの主要成分で化石燃料から得られる合成ゴムの成分の中で、通常は第 1 位 (体積比) を占めている。 続きを読む 米DOS、ブリヂストンの非化石燃料系合成ゴム開発を支援 →
トヨタ・リサーチ・インスティテュート ( TRI / Toyota Research Institute, Inc. / カリフォルニア州パロ・アルト )は10月16日( 米国東部標準時 )、ボストン・ダイナミクス ( Boston Dynamics / 米マサチューセッツ州ミドルセックス郡 )と、人工知能とロボット工学の分野で協力することを明らかにした。( 坂上 賢治 ) 続きを読む TRI、ボストン・ダイナミクスとロボット研究で提携 →
今年のJMSは10月15日、「CEATEC 2024(シーテック2024)」との併催の「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(JMS2024/ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024)」として幕張メッセ(千葉市美浜区/入場無料の登録入場制/展示ホール1)で開幕した。( 坂上 賢治 )
併催のCEATEC 2024には、5つの展示エリア(General Exhibits、AI for All、パートナーズパーク、ネクストジェネレーションパーク、グローバルパーク)に808社/団体が出展。特にスタートアップ/大学研究機関は、同カテゴリーの記録が残る2014年以降で過去最多となる188社/団体が出展、次世代を担う多様な出展者が集結した。 続きを読む ジャパンモビリティショー2024、幕張メッセで開幕 →
米国・メキシコのマツダ販社を介してブランディング活動を担うマツダ・ノース・アメリカン・オペレーションズ(MNAO)は9月12日(カリフォルニア州アーバイン発)、マツダ車が、ユーザーにとってより意味のある存在となるようブランド戦略の刷新を推し進めている。 続きを読む 北米マツダ、新プロモーション戦略でブランドの浸透へ →
トヨタ自動車は定期株主総会目前の6月13日、「クルマの未来を変えていこう」をテーマにした技術説明会&体験会「Toyota Technical Workshop2023(東富士研究所・6月8日)」で説明したモビリティカンパニーへの変革を支える複数の新技術を公表した。( 坂上 賢治 )
副社長の中嶋裕樹CTO
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続きを読む トヨタ、2027年に全固体電池の実用化へ →
欧州連合(EU)は3月25日、予てよりドイツ政府が提案していた合成燃料( eFuel、詳細は後述 )を使うエンジン車の販売継続( 2035年以降 )を認める事を表明した。( 坂上 賢治 ) 続きを読む 欧州連合、合成燃料エンジン車の販売でドイツと合意 →
日産自動車とルノーは2月6日、両社の資本関係を対等な立場とするなどを筆頭に提携体系の見直しで合意した。( 坂上 賢治 )
同合意では、ルノーが保有する日産株式を現行の43パーセントから引き下げ、双方共に15パーセントに揃える形に見直す(ルノー保有の日産株28.4パーセントは信託に移管)。会見は、互いの中立関係を示すため、フランスでも日本でも無く英国ロンドンで会見を実施。 続きを読む アライアンス見直しで日産・ルノー・三菱自の独自性強調 →
日産自動車と仏ルノーのアライアンスは1月30日、両社が予てより進めていた資本関係の見直しで同交渉が最終合意の段階にあるとの声明を発表した。( 坂上 賢治 )
それによると両社は、ルノーの日産への出資比率を約43%から引き下げて、双方共に15%ずつに揃えるべく協議を重ねているという。 続きを読む 日産・ルノー、出資比率の見直しで近く最終合意へ →
トヨタ自動車とウーブンプラネットホールディングスは10月10日、静岡県裾野市の未来型実験都市「ウーブン・シティ」の11月からの第1期計画の建築本体工事開始に向けて、工期の安全を願う神事を行った。( 坂上 賢治 )
ウーブン・シティのオープンは2024年〜2025年が目処。この目標に向け、2021年2月から造成工事が進められてきた。
続きを読む トヨタ、ウーブン・シティの初期工事開始に向けて安全祈願祭 →
アプライドEVは2015年に立ち上げられたスタートアップ企業
スズキは9月12日、次世代モビリティ用ソフトウェアの開発強化に向けて、アプライド・エレクトロニックビークルズ・リミテッド( Applied Electric Vehicles Ltd /本社:オーストラリア ビクトリア州、CEO:ジュリアン・ブロードベント/Julian Broadbent、以下、アプライドEV/Applied EV )に出資した。( 坂上 賢治 )
続きを読む スズキ、「ブランクロボット」の豪アプライドEVへ出資 →
2030年迄にアフリカの人口は17億人に到達、巨大な自動車市場に成長する
ステランティス( Stellantis )と、アフリカーグループ( Africar Group )は9月12日(サブサハラ時間)、西アフリカ地域に位置するコートジボワールのアビジャンで「オート24( Auto 24 )」の創業を宣言した。このオート24は、取引の透明性が保証された新たな消費者向け中古車販売会社を指している。( 坂上 賢治 )
続きを読む ステランティス、アフリカで中古車スタートアップ企業を始動 →
記事トップの写真は、左からLGエナジーソリューション CEOのクウォン・ヨンス(Kwon Youngsoo)氏と、ホンダ 代表執行役社長の三部敏宏氏
LGエナジーソリューションとEV用バッテリー生産合弁会社設立で合意
LGエナジーソリューション(LGES)と本田技研工業(ホンダ)は8月29日、北米に於いて現地生産・現地販売されるホンダ・アキュラ両ブランド車のEV用リチウムイオンバッテリーを米国内で生産するべく、双方による合弁会社設立で合意した。(坂上 賢治)
この新たな合弁会社は、関連当局の承認を経て2022年中に設立される予定。更に同合意に基づき、LGESとホンダは、総額約44億米ドルを投資し、米国に生産工場を建設する流れだ。
より具体的には、建設地の確定を経て2023年初頭に拠点工場の建設に着工。2025年中の量産開始を視野に据えている。
なお同バッテリー工場で生産されるリチウムイオンバッテリーは、全量が北米のホンダ工場へ供給され、その生産能力は最大約40GWh(ギガワット時)となる見込み。 続きを読む ホンダ、米国でLGとEV蓄電池を合弁生産へ →
日本自動車工業会は5月19日、副会長人事、雇用安定に基づく成長と分配、税制、カーボンニュートラルやCASEへの取り組み、生まれ変わる東京モーターショーなど、盛り沢山のテーマを掲げたオンライン記者会見を実施した。(坂上 賢治)
当日の出席者は、トヨタ自動車社長の豊田章男会長を筆頭に、本田技研工業社長の三部敏宏副会長、ヤマハ発動機社長の日髙祥博副会長、いすゞ自動車社長の片山正則副会長。
自工会常勤専務理事の永塚誠一副会長に加えて、この日より正式に新副会長に就任した日産自動車社長の内田誠氏、スズキ社長の鈴木俊宏氏を含む7名がオンライン上に並んだ。
まず冒頭で豊田会長は、この日より新たな自工会の役員体制が正式スタートした事を宣言。これに続き、更なるスピード感と現場感を以て自工会を革新させていく動きを推し進めるため、正副会長各社を支える若手のサポートチームを始動させた。
より具体的に豊田会長は、現地・現物・現実をキーワードに個社の枠を超えた自工会としての取り組みを加速化させると語った。 続きを読む 自工会、モビリティの世界から新たな地平へ踏み出す →
トヨタの「MEGA WEB」22年の足跡を残して閉館
トヨタ自動車が東京・お台場に体験型テーマパーク「MEGA WEB」(メガウェブ)を開設して22年、その使命を終え、この12月末に幕を閉じる。併せて森ビルを中心に事業展開してきた複合施設パレットタウンの中核を担う施設だった商業施設(ヴィーナスフォート)や、ライブハウス(Zepp Tokyo)、大観覧車などの営業も順次終える。
施設の跡地には、トヨタグループ会社の東和不動産が手掛ける大型複合アリーナ(2025年6月竣工予定)が建設される。また御殿場には、来秋開業予定で富士モータースポーツミュージアム(富士スピードウェイホテル併設)が始動するなど、メガウェブが紡いできた夢は形を変え、これらの施設に引き継がれていく。(佃モビリティ総研・間宮 潔)
メガウェブの運営会社「アムラックストヨタ」の田中均社長 続きを読む メガウェブ、BEV戦略発表車群を12月20日まで展示中 →
ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで5月1日、2021FIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦・スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われ、トヨタ自動車傘下のTOYOTA GAZOO Racingから出走した「GR010 HYBRID」8号車が初勝利を挙げた。7号車も3位で6時間を走り抜き、2台揃って表彰台のポディウムに登った。
今季WECでハイパーカークラスへの参戦を決めたトヨタ。しかし開幕当初のフリープラクティスでは、技術的なトラブルに見舞われるなどで芳しいラップタイムを刻む事が出来ずに終えた。
続きを読む トヨタ、WEC2021の開幕初戦で総合優勝を獲得 →
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