日本国内の自動車関連企業のIngress連携は同社が初
株式会社オートバックスセブン(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長執行役員:湧田節夫、以下、オートバックス)は、Niantic, Inc.(Google社から独立)の位置情報を活用したスマートフォン用ゲームアプリ「Ingress」とコラボレーションする。
具体的には、2016年4月27日(水)より、海外を含む全てのオートバックスグループ店舗(632店舗:2016年4月27日現在)が、Ingressの「ポータル」という拠点としてゲーム内に登場するようになる。
このIngressとは、多人数が同時に参加でき、現実世界と仮想世界を融合させたスマートフォン向けのオンラインゲームである。
ゲームのプレイヤーは、「レジスタンス(青)」と「エンライテンド(緑)」の2つのグループに分かれ、「ポータル」という拠点をつないで陣地を拡大していく。
ポータルは現実世界のランドマークや公園、店舗などに隠されている。ポータルを獲得するためには、実際にその場所を訪れ、特定のアクションを起こすことで自陣に取り込むことができる。
Ingress上での店舗出現で、これまで接点のなかった顧客との結びつきに期待
全世界のIngressプレイヤーは200ヵ国にわたり、ダウンロード数は全世界合計で1,400万回以上を記録しており、日本は米国に次いで2番目にプレイヤーが多い国となっている。
オートバックスでは、Ingressのプレイヤーが実際にその場所へ訪れるという特性に着目し、情報通信技術を活用したマーケティング施策として、店舗をポータル化することに合意した。
ポータル間が密集しているエリアでは徒歩で移動するプレイヤーが多く、自動車を使用しない若年層も来店する契機となり、また、訪日外国人のプレイヤーが来日した際に来店の切っ掛けにもなるものと考えている。
なお、日本国内の自動車関連企業がIngressと連携をするのは、オートバックスが初となる。
今後、実店舗ではIngressのコラボレーション商品の販売や、仮想世界であるゲームの中では、オートバックスブランドの独自アイテムや、オリジナルミッションを展開するなど、現実と仮想の両方の世界で、オートバックスへの接触機会を増やしていく考えであると云う。
【AUTOBACS × Ingress】特設サイト:http://www.autobacs.com/ingress/
なおNiantic, Inc.の会社概要は次の通り。
Niantic, Inc.は、モバイル端末を通じて、今までに体験したことのないような冒険や発見、社会的コミュニティを築く、新しい現実世界の体験を作り出す企業。
CEOであるジョン・ハンケは、同氏が設立したベンチャー企業KeyholeがGoogleに買収された後、Google Geoチーム(Google MapsとGoogle アースを含む)を統率しており、2011年にGoogleの社内スタートアップとして、Niantic Labs(ナイアンティック・ラボ)を設立した。
2015年8月にGoogleから独立してNiantic Inc.となり、Google Inc、ポケモングループ、任天堂株式会社から投資を受けている。
現在は、現実世界を舞台にしたゲーム、Pokemon GOをiOSおよびAndroidのモバイル端末向けに開発中。株式会社ナイアンティックは、Niantic,Inc.の日本法人となる。
Niantic, Inc. http://www.nianticlabs.com
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