アウディ、渋谷パルコでA1スポーツバック導入イベント実施


アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ・ノアック)は、先の11月1日に南青山のSHARE GREEN MINAMI AOYAMAで記者発表を行ったプレミアムコンパクトハッチバック「新型Audi A1 Sportback(アウディA1スポーツバック)」の日本国内への初導入を記念して、今度は渋谷パルコを拠点に、渋谷駅周辺地域で車両発売記念イベント「Audi A1 Sportback EPIC MODE ON produced by HYPEBEAST」を12月1日まで開催した。

まずイベントでは、車両展示の特設ブースを1973年6月14日に開店以来、渋谷カルチャーの代名詞的存在であり続け、今年11月22日にリニューアルオープンを果たした渋谷パルコ1階の正面玄関横に設け、11月30日の土曜日から12月1日の日曜日に掛けて披露。新型Audi A1 Sportbackの認知拡大、イメージ強化を打ち出した。

また併せてパルコ前の車両展示だけではなく、ボディに「AI」のラッピングを施した車両群をパルコ前を含む渋谷エリアを中核した周辺で繰り広げるパレードランも行った。加えて、渋谷駅前交差点の6面ビジョンや、渋谷駅ビッグビルボード、渋谷駅スクランブルスクエアビジョンを使った交通広告も展開。

さらにパルコ前には、外国語放送の全国ネットワークである「メガロポリス・レディオ・ネットワーク/MegaNet(メガネット)」のキー局のひとつとして生まれた「InterFM 897」とのコラボで臨時放送局を設置。12月1日の15時から21時までの延べ6時間に亘って、「この世のすべてを楽しみつくせ」をテーマに様々なゲストを招いてラジオ番組の生放送配信も展開した。

そこで、こうした盛り沢山のプログラムを前提に12月1日には、Webメディア「HYPEBEAST(ハイプビースト)」がプロデュースする新型Audi A1 Sportback発売記念イベント「Audi A1 Sportback EPIC MODE ON produced by HYPEBEAST」が行った。

この記念イベントを仕切ったハイプビーストとは、世界中のコンテンポラリーファッションからストリートカルチャーを発信するオンラインメディア。記念イベントでは10度の世界チャンピオンに輝いたBMXライダー内野洋平さん、音楽シーンで活躍するYUKIBEBさんやTARO IMAIさんによるDJプレイ、グラフィックデザイナーやブロガーを経て2年前にアパレルブランド「PURPLE THINGS(パープルシングス)」を立ち上げた菊乃さんなど様々な分野の若きリーダーが登壇した。

ちなみに新型Audi A1 Sportbackは、全長4m弱の車体の多様な部分に高品質さを盛り込み、既存の「コンパクトカー」の概念を超えることを目指した「クラスレス」がテーマの車両。実サイズでも全長×全幅×全高=4029×1740×1433mmホイールベース2563mmと、先代車よりもワイド&ロー化させたボディコンストラクションとしており、使い勝手の良さとドライビング感覚の質感を高めることで、上位セグメントの利用ユーザーすら獲得しようとする同社の意気込みが感じられるクルマとなっている。

アウディの日本法人としては、今回の催事の狙いと同じく同車の投入でブランドの若返りを目指している。従って新たな世代の規顧顧客獲得と、将来的な代替需要の拡大が事業戦略上の目標としているのだろう。

なお同車は欧州時間の11月12日、ドイツ・欧州に於ける自動車雑誌「Auto Bild(アウトビルト)」、ドイツの日刊紙「Bild am Sonntag(ビルト アム ゾンターク)」の読者投票によって選ばれたゴールデンステアリングホイール賞を獲得した。

気になる価格は、35TFSIアドバンスドが365万円、充実装備の35TFSI Sラインが391万円。2020年第2四半期には1.0リットルエンジンを搭載する「A1スポーツバック 25 TFSI」の日本市場導入も予定されている。