日産自動車（本社：神奈川県横浜市西区、社長：イヴァン エスピノーサ）は9月24日、北米市場を対象に新型「セントラ」を発表した。同車は2025年に同市場に於いて販売が開始される。

新型「セントラ」は、ダイナミックなデザインとまとい、最新のコネクティビリティ機能を搭載した他、全グレードで全方位運転支援システム（現地名：セーフティシールド360）を標準搭載している。その仕様の詳細は以下の通り。

ダイナミックで洗練されたデザイン
エクステリアデザインは、フロント部分の進化したVモーショングリルに加え、薄型LEDプロジェクターヘッドライトを採用した。これにより、日没や夜間での安全性を大幅に高めつつ、フロントフェイスにシャープで洗練された印象を付加した。

またインテリアのインストルメントパネルには、クラストップの12.3インチのデュアルディスプレイに加えて、タッチセンサー式のエアコンスイッチパネルを搭載した。

これに加えて64色のアンビエントライトを採用し、上質かつモダンで洗練された空間を演出している。

動力性能
パワートレインは、最高出力149馬力（hp）、最大トルク146b-ftの2リッター直列4気筒エンジンを搭載してた上で、エクストロニックCVTのチューニングを改善。この結果、自然で滑らかな加速を実現している。

また、ボディ剛性を前型比で6%向上させた他、大型ダイナミックダンパーを採用し、路面からの振動を効果的に低減させることによって優れた静粛性と乗り心地を両立させた。

併せて空力性能にもこだわり、トランク、リアフェンダー、ミラーの形状に工夫を加えた他、フラットアンダーボディによる空気抵抗の低減により、走行安定性と燃費の向上を実現させている。

充実の快適装備
ドアをアンロックした際には、ターンシグナルランプ、ハイビーム、ロービーム、シグネチャーライティングが連動して点灯し、ドライバーがドアを開ける前から高級感と先進性を演出する。

インストルメントパネルには、ワイヤレスApple CarPlay®、およびAndroid Auto™に対応したクラストップの12.3インチのデュアルディスプレイに加えて、タッチ式のエアコンスイッチパネルにより、モダンで洗練された空間を演出した。

更に8スピーカーのBOSEプレミアムオーディオを搭載。シートには高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「TailorFit™」を採用するなど、クラスを超えた快適装備を備えた。

徹底追求された使い勝手の良さ
ラゲッジスペースは、低い開口高と広い開口部により、ゴルフバックやベビーカーなどの大きな荷物の出し入れがし易く、スーツケースも複数収納可能な荷室容量を確保した。

また、インテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を持たせたことにより、日常での使い勝手を向上させている。

安心の運転支援技術を拡充
「インテリジェントBSI（後側方衝突防止支援システム）」（現地名：ブラインドスポットインターベンション）を搭載して、車線変更時の斜め後ろの車両との衝突回避をアシストする。

これに加えてプロパイロット（現地名：ProPILOT Assist）を組み合わせることにより、高速道路などの長距離運転の負担を軽減。

「インテリジェントアラウンドビューモニター（移動物検知機能付）」で駐車時の環境下での運転支援を行う。

この他、歩行者検知機能付き「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「インテリジェントFCW（前方衝突予測警報）」、「インテリジェントLI（車線逸脱防止支援システム）」なども搭載し、多様なドライブシーンで役立つ運転支援システムを拡充させたとしている。