トヨタ自動車は1月1日、ニューイヤー駅伝2016inぐんま(第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会・群馬県庁発着=7区間100キロ)にて優勝した。
ニューイヤー駅伝2016は、日本実業団陸上競技連合が主催する毎年、元日の上州路で開催される駅伝大会。平素よりニューイヤー駅伝という通称名で呼ばれており、箱根駅伝と共に正月の二大駅伝競走のひとつとして親しまれている。なお開催は、昭和63(1988)年の第32回から元日スタートとなった。
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レースは1日、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100.0キロのコースで行われ、前回覇者のトヨタ自動車5区の宮脇がトップを奪い、続く6区の田中秀幸が、区間賞の好走で2位に33秒差のトップに立つと、アンカーの山本修平がそのリードを守り切って、4時間52分15秒のトータルタイムで2年連続3回目の優勝を飾った。
この結果を受けて同社・豊田社長は、「今年も元日から温かいご声援をいただき、皆様に心から御礼申し上げます。
多くの素晴らしいチームと競い合う厳しいレースでしたが、皆様のご支援とご声援のお蔭で、選手皆が持てる力を発揮し、優勝をさせて頂くことができました。
昨年優勝をしたことで、佐藤敏信監督をはじめ、選手たちには大きなプレッシャーがあったと思います。何事においても、勝つことは大変難しいことですが、勝ち続けることはもっと難しいことです。
プレッシャーをはねのけ、力に変えた強い心。最後まで諦めることなく、自分を信じ、仲間を信じて、たすきをつないだネバーギブアップの精神。『王者』と言われてのぞんだ今大会で、彼らが見せてくれた姿は、自分の限界を超えていこうとする『挑戦者』そのものでした。
チャレンジする勇気を、そして感動をありがとう。次は私たちの番です。
この『勇気のたすき』をグローバルトヨタ34万人が受け継ぎ、お客様の笑顔のために、未来のクルマ社会をより良く、より楽しくするために、チャレンジを続けてまいりたいと思います」と喜びの声を語った。
なおセカンドポジションから懸命の追い上げを見せたコニカミノルタは遂に及ばず、21秒差の2位となり、トヨタ自動車九州が3位に入っている。