横浜ゴム、インドの乗用車用タイヤの生産能力を拡張


横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:山石昌孝)はインドの乗用車用タイヤ生産販売会社であるYokohama India Pvt. Ltd.(ヨコハマ・インディア)の生産能力を拡張する。

具体的には年産83万本増強し、現在の70万本と合わせて年産153万本まで引き上げる。

インドの自動車市場の成長に伴いタイヤ販売が好調であり、中期的に不足すると見込まれるため生産能力の増強を決めた。投資額は38億ルピー(約66億円)で、2018年3月から拡張工事を開始し2019年第4四半期から稼働する予定。

ヨコハマ・インディアはインドにおけるタイヤ販売を目的に2007年4月に設立、2014年7月からはハリアナ州バハドゥールガール工業団地に建設したタイヤ工場で乗用車用ラジアルタイヤの生産を開始した。

今回拡張する工場では乗用車用タイヤやSUV用タイヤなどの補修用タイヤに加え、現地の自動車メーカー向けの新車装着(OE)用タイヤの生産を計画している。

ヨコハマ・インディアの概要

代表者:森 睦成
本社所在地:ハリアナ州グルグラム
設立:2007年4月
工場所在地:ハリアナ州バハドゥールガール工業団地
工場敷地面積:約10万㎡(約25エーカー)
操業開始:2014年7月
生産品目:補修用の乗用車用タイヤ
生産能力:現在70万本/年、拡張後153万本/年(2019年第4四半期以降を計画)
従業員数:474名(2017年12月現在)